やっぱ、裕仁斬らんかったから、破滅します。

上記文抜粋
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人類滅亡の核戦争直前 加藤陽子の近代史の扉

人類滅亡の核戦争直前までいった1962年のキューバ危機を皮肉ったセミドキュメント映画(ブラック・コメディ映画)だと言われるイギリスのスタンリー・キューブリック監督『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)の公開は米英では1964年1月29日、日本公開は10月6日。


・・・・・・・中略・・・・・・・
安吾の言葉で振り返る今年 東京五輪の下で何が生まれたか

朝刊政治面

毎日新聞 2021/12/18 東京朝刊
今年1月に長逝した作家の半藤一利氏が名乗っていた「歴史探偵」という呼称。満面の笑みで半藤氏が使えば軽妙に聞こえたが、この呼称が作家・坂口安吾に由来すると知れば、少し印象も変わるだろう。安吾は1946年の「堕落論」の冒頭で「半年のうちに世相は変った」と書き、戦後社会の急変ぶりを、特攻隊の勇士は闇屋になり、戦争未亡人は使徒から人間になった、と描いた怖い人だ。

 誤読されがちだが、「堕落論」は敗戦を機に一夜で変貌した日本人の姿を冷笑したものではなく、人間には時に「正しく墜(お)ちる道を堕ちきること」が必要で、そうして初めて、旧来の道徳や規範、果ては天皇と国民の関係さえも相対化しうるのだと述べていた。年の瀬ともなったので今回は、私流の「半年のうちに世相は変った」を書いてみたい。

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2020年極右国粋主義安部晋三元首相の番頭菅義偉が理由を示さず日本学術会議任命を拒否された人文科学6人衆の一人の加藤陽子(史学会、軍事史学会、日本史学会の会員)61歳、本名野島陽子。「右寄り」の伊藤隆に師事。文部省在外研究員として米スタンフォード大学やハーバード大ライシャワー日本研究所。自民党小泉政権以降は各種政府委員を歴任し明仁天皇(現上皇)に保坂正康や半藤一利などと共に招かれている穏健保守の代表的知識人。(★注、ネットで検索すると最初に「加藤陽子 左翼」と出てくるが、もし加藤陽子が左翼なら明仁上皇など天皇家全員も間違いなく左翼に分類される。もちろん日本学術会議など本物の知識層は極左の集まりとの笑えないブラックジョーク)

大事な部分だけを文字起こしすると、

半年前に何があったのか

6月、主要7カ国首脳会談(G7サミット)開催された英国コーンウォールはただの保養地ではない。米国家安全保障局(NSN)とともに世界の通信情報を傍受していた、政府通信本部(GCHQ)がある。6月の東京は新コロ騒動真っ最中の五輪開催の是非が論じられ、政府分科会の尾身茂会長はパンデミック下のオリンピック開催を「普通ではない」。宮内庁長官は感染拡大の懸念との今上天皇の「拝察」。市民も中止を望むが、それでも説明抜きで無観客五輪を強行。
酷暑と感染拡大のオリンピックの大宣伝(テレビ)はパラレルワールドか幻影ではあるまいかと思われた。

コーンウォール、感染拡大、パラレル・ワールド(+東京オリンピック開催)とくれば小松左京「復活の日」(1964年8月刊行)

東京オリンピック開催2カ月前に出版されたSF小説「復活の日」の内容は、英国軍施設から生物化学兵器が流出、この場所がコーンウォール。最凶のウイルスは事故により全世界に拡散され、「ただの風邪」と誤認した人類は絶滅の危機に晒される。絶滅を免れたのは南極にいた約1万人のみ。そこに起きた海底地震を核攻撃第一波と誤認した核ミサイル自動報復装置が作動して、核の冬が南極も襲う。
「復活の日」は、核兵器の誤作動への着眼、人類滅亡に際しても米ソ両国が核の自動報復装置を停止しないことへの洞察という点で、掛け値なしに恐るべき作品だった。

米国の戦略研究者、ダニエル・エルズバーグの告発の書「世界滅亡マシン」

エルズバーグ(1931年4月生まれなので現在は90歳)は、1961年春、ケネディ政権下のマクナマラ国防長官が統合参謀本部に提出した全面核戦争作戦計画「機密」指針の起草に当たった、政権中枢部の若手エリートだった。ベトナム戦争関連の機密文章のリークで知られたこの人物は、より重要な米国の核戦略に関する第2のリークをこの本でした。

告発を決意した理由は、米国という国がその特殊な核戦略を手放さない限り、人類の未来は危ういという危機意識

エルズバーグいわく、「ソ連からの奇習核攻撃の抑止ないし、それへの報復が、米国の核戦略の目的だったことは一度たりとも無かった。換言すれば、米国の戦略は常に、自らが第一波攻撃を行い、ソ連からの報復攻撃を受けた後の第2波をいかに遂行するかという発想で作成されていた。」(★注、日本の自民党政権などの主張している、いわゆる「核の傘」とはこのソ連からの報復攻撃を防ぐための第2波核攻撃の意味だったのですから、その馬鹿馬鹿しさと悪質さは言語に絶するレベル。まさに狂気そのもの)

この事実は、核による抑止論が、結局は相手次第で不確かに安全保障思想だとの批判への、斜め上からの完全な反論なろう。(★注、アメリカの核抑止論とは1965年マクナマラ国防長官が発表したMDA「相互確証破壊」のことで、その後マクナマラ自身によって間違いが指摘されているし2008年米大統領選で勝利したバラク・オバマも2009年4月「核なき世界」の「プラハ演説」で半年後にノーベル平和賞を受賞 2009年07月12日 | 軍事、外交 相互確証破壊と日本の核の傘 もちろん日本の鳩山由紀夫首相もMDAの間違いを主張したがマスコミのバッシングで失脚した 2011年02月14日 | 政治 鳩山由紀夫前首相『抑止力』は方便(嘘or八百長)と告白)

米国が第一波攻撃(核兵器による奇襲攻撃)を決意し、それを可能にする能力を磨き続ければ、相手は抑止されうる。このような考察自体、衝撃的だが、エルズバーグの著書の更なる衝撃は、米国の対ソ攻撃は常に対中攻撃と一体のものとして計画されてきたという指摘にある。

今から振り返れば、一点の曇りもない明るさで回顧されがちが64年の東京五輪。その東京の空の下では、世界の滅亡と人類の未来を展望した大きなフィクションが書かれていた。今回の東京五輪の時空の下では、何が生まれ出たのだろうか。この半年では、「正しく墜ちる道を落ちきること」は足りなかったようだ。次の半年後には参院選が待つが、さて。

、と東大教授の加藤陽子は「近代史の扉」東京五輪の下で何が生まれたか[安吾の言葉で振り返る今年]で結論?しているのが何とも不気味である 

オワタ\(^o^)/ 

坂口安吾の堕落論をもじって『人間には時に「正しく墜(お)ちる道を堕ちきること」が必要』だというが今の日本は30年間も穏やかに死につつある。10年以上前にGNP総額で中国に負け最近ではとうとう個人所得で韓国にまで追い越される。

野党第一党の立憲民主党党首はヤクザとカルトの不可解な「青バッジ」を堂々とを付けるは、政界最左翼の共産党委員長志位和夫はアメリカの居眠りバイデンと同じ五輪のボイコットを言い出すは、自民党良識派宏池会の岸田文雄が首相になったら「敵基地攻撃能力」云々と頭が空っぽで眼が節穴のネトウヨと同じ言葉を喋り出す始末。これ以上落ちる心配が無いほど落ち切っているのですから残るのは人類滅亡のハルマゲドン。聖書のヨハネ黙示禄の現実化ぐらいである。

日本人が誰も知らない、政教一致の神聖国家としてのアメリカの恐ろしい選民思想

世界最強のアメリカ軍の核戦略が常に先制奇襲攻撃なのは聖書の善と悪との最終戦争(ヨハネ黙示禄のハルマゲドン)で悪が全て滅んで終う。世界が一新されたあと、再臨した「神」に選ばれた14万4000人だけが生き残て至福の世界、千年王国が訪れると書いてあることに由来する。

もしも、自分が14万4千人の一人に選ばれていると思えば人類滅亡の核戦争は悲劇ではなくて180度逆に、アメリカのファンダメンタルズ「福音派」にとって「望ましい未来」なのである。

ヨハネ黙示録では世界に離散したユダヤ人によってナイル川からチグリスユーフラテス川までの大イスラエルが建国されユダヤ第三神殿建設(必然的にイスラム教三大聖地エルサレムのアル・アクサ・モスクの破壊)された時にキリスト者と反キリスト勢力との最終戦争がメギドの丘(ハルマゲドン)で起こり世界が破壊される。(★注、イスラエル当局によるエルサレムの神殿の丘「岩のドーム」モスク破壊なら100%間違いなくシーア派のイランを筆頭に世界二十数億人のイスラム教徒が激怒してイスラエルや欧米キリスト教国に対する破滅的な大戦争が確実に起き、その後の成り行きでは日本や中国ロシアなど第三国も巻き込むWW3に発展)

その人類が滅亡する最後の時に颯爽とアメリカンヒーローそっくりのメシアが(救世主)再臨するである。イエス・キリストによってハルマゲドンでぶっ壊れた地球に替わる新しい世界が建設されて、選ばれた正しいキリスト教徒だけて至福の千年大国が建設されて、めでたしめでたしになるらしい。
世界で唯一の超大国アメリカでは、このヨハネ黙示録を含むすべての聖書の記述が丸々そのまま真実であると信じて疑わないキリスト教根本主義(fundamentalism 福音派)プロテスタントが宗派としては最大だった。

「ディスタンクシオン」

直訳すれば「差別」は、生きられた階級の生々しい体験を分析して世界的に注目された。たとえばアメリカで進められていた大統領選挙の投票集計の状況は不正選挙を疑わせる。ところが、アメリカの主要日刊紙は認めない。選挙は民主主義の根幹。かりに大勢に影響がないにしても徹底的に調査するのがジャーナリズムの責務。それをしないのはおそらく外国からの圧力などではない。トランプ大統領に対する「ディスタンクシオン」が働いているのだ。

高学歴、高収入、高趣味の知識人たち、いわゆるアメリカ東部エスタブリッシュメント(官僚や新聞記者)にとって、不動産で財を成したトランプは政治家としてかなり異質であり、はじめから毛嫌いの対象だった。トランプはポピュリストでありファシストだと貶めることが、この階級にとっての身分証明になった。かくして現実を直視せず、不都合な事実に目をつむるようになったのではないか。

私はアメリカや日本の多くの知識人が「トランプだけは勘弁してほしいね」と吐き捨てるように言うのを見てきた。「私はそれほど悪趣味ではない」と言っているのだ。「美学上の不寛容は恐るべき暴力性をもっている」(ブルデュー)のである。一昔前に「違いが分かる男」との宣伝コピーが流行ったが「ディスタンクシオン」はこの「違い」のことだ。人間は差をつけるか同化するかで、住居、衣服、話し方、それらすべてが階級の「ディスタンクシオン」として機能する。

だが、アメリカ大統領選の混迷と情報の錯綜は、その機能不全をも示す。
アメリカ大統領選が恐ろしいのはその全体がもはや漫画にしか見えないことだ。「クラーケン」とか「マトリクス」とか、飛び交う語がその良い例。

格差社会は1%が99%の富を支配するという現実がある。だが「ディスタンクシオン」理論では、今やこの1%を可視化することが出来ない。「趣味と階級」が変容してしまったからだ。アメリカのみならず中国においても全く同じことが起きているのである。今や反腐敗闘争も漫画なのだ。

ブルデューはこの事態を予見して階級闘争から分類闘争への道を提示したが、時代は加速度がついている。大統領のツイッターは悪趣味に思われたが、今や最重要事項で、趣味の争いは暴力的であるが常に個人的問題に矮小化される。著者は最後の総括で「もっと怒りを!」とするが「怒り」の矛先を何に向けるべきか。2021年02月10日 | 政治 郵送投票は「詐欺 」 \(^o^)/オワタ

『エマニュエル・トッドが示唆した左右が入れ替わる激動の21世紀世界』

仏を代表する知性というより、今や21世紀を代表する社会学者エマニュエル・トッドは、どの先進国でも高等教育の進展に伴う階層化によって社会が分断され、そこで『高学歴の左派』が『アンチ大衆』の態度を取っている。左翼やリベラルが右傾化した分、逆に今までは右翼だと見られていたトランプやルペンなどは左傾化する逆転現象が起きていると説いている。(フランス大統領選一次投票で極右のルペン候補と急進左翼候補の政策は反緊縮財政と反EUでほぼ同じだった)
ただし、全員が空気を読む特殊なムラ社会(絆社会としての疑似共同体)の日本国では十数年も延々と続く北朝鮮バッシングで社会全体が病的な右傾化が進行して左翼が右傾化した分、右翼はもっと右傾化して極右になって仕舞い、無条件降伏した72年前と同じで、挙国一致で『滅び』に向かって全員がまっしぐらに暴走しているのである。

2016年11月8日のアメリカ大統領選で勝利した不動産王のドナルド・トランプを大統領就任前の11月中にニューヨークの金ぴかのトランプタワーに「日本国首相」として訪れる大失敗を犯した安部晋三首相(★注、議院内閣制の日本とは大違いで翌年1月20日までアメリカ大統領は勝った共和党のトランプではなくて、負けた民主党のバラク・オバマのままだった)

現職大統領として史上最大の得票(7000万票超え)を得たドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領

仮にも民主主義を標榜する先進国では有り得ないインチキ郵便投票と、もっとインチキ臭い正体不明の新コロ騒動で選挙結果を引っくり返した極悪民主党やリベラルメディアの悪事ですが、これはエマニュエル・トッドの「社会の近代化による左右が逆転する不思議な現象。知的エリート層が特権階級化する先進国」とか、それを補強するエール・ブルデューの「ディスタンクシ」で全部説明できると思っていたが、それ以上に今回の加藤陽子が紹介しているダニエル・エルズバーグの「アメリカの先制使用の核戦略」の方が重要であろう。

我々人類全員が、細い髪の毛一本で吊るされた恐怖の「ダモクレスの剣」の下で暮らしているのである。

もし切れれば、一人残らず全員があの世行き

マスコミやリベラル知識人などの常識外れのトランプバッシングの原因とは彼がアメリカ軍の核兵器による先制奇襲攻撃の「危なすぎる核戦略の変更」や北朝鮮の核兵器の必要性を無くする70年続く朝鮮戦争の終結を真剣に考えていたとすると、今までの理解不能の「全ての不思議」が全部まとめて簡単に解決するのですから恐ろしい。

第44代アメリカ大統領バラク・オバマ大統領主任直後の2009年4月のチョコの首都プラハの「核なき世界」(アメリカ軍の核兵器先制使用の中止)はその直後のスウェーデン「ストックホルム宣言」で打ち消したから辛うじて助かった。ところが、日本の鳩山由紀夫首相はマスコミ総がかりの理不尽なバッシングで失脚しているのである。(★注、オバマのノーベル平和賞受賞も不思議だが、それ以上にマスコミ有識者の「東アジア共同体構想」鳩山由紀夫首相叩きは見苦しいばかりか意味不明である)

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抜粋終わり

>誤読されがちだが、「堕落論」は敗戦を機に一夜で変貌した日本人の姿を冷笑したものではなく、人間には時に「正しく墜(お)ちる道を堕ちきること」が必要で、そうして初めて、旧来の道徳や規範、果ては天皇と国民の関係さえも相対化しうるのだと述べていた。

そもそもあの敗戦で、裕仁を斬らない・天皇制を辞めない。

のだ。

地獄の底に落ちている。

このまま地獄の住人であるだけが「日本人」


もっと穏当に言うと「天皇を斬る」「天皇制を殺しつくす」という、必要な作法なしに「無かったこと」にしたので、そのようにそのまま順当に「堕落」しきっている・・てだけ。

天皇を殺しつくして 日本人を救う


天皇の無い 蒼い空を取り戻す。



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