なんとなく似た動画・・・


アメリカ文明のモラル崩壊と日本への警告



これと、似ているのが、このアニメの解説動画

銀河英雄伝説解説動画最終回この世界の成り立ちについて【霊夢&魔理沙&妖夢】


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【銀河英雄伝説解説最終回】ポストアポカリプスとしての銀河英雄伝説

・・・・・・中略・・・・

 特筆すべきは、これを契機に人類は宗教を放棄し、以後二度と復興が計られなかった事です。

 なぜなら、核戦争後のおよそ一世紀間、宗教勢力は生き残った人類を救済する所か、互いに殺し合い、残された文明の痕跡も徹底的に破壊して回ったからです。

 のみならず、彼等の唱える神の降臨も救世主の復活も起りませんでした。

 これに失望した人々は、自らの力だけで文明再建事業に乗り出すとともに、金輪際あらゆる宗教と縁を切る事に決めたのです。

・・・・・・・・・中略・・・・・

 その銀河連邦で興味深いのが、まず科学技術面における発明や発見が途絶え、それから全面的な衰退が始まった事です。

 現代では、科学の進歩が止まるなんて考えられない事です。

・・・・・中略・・・・・・

 似たようなプロセスが、十世紀中国に成立した宋王朝でも起きていました。

 こちらは儒教のテキストの再解釈が試みられ、この革新運動から宋学が誕生しています。

 それが刺激となり、様々な分野に大きな波及効果を及ぼし、火薬・印刷術・羅針盤と言った人類文明を大きく飛躍させる発明がなされ、あるいは普及する様になりました。

 この様に、宗教や哲学は人文科学に大きな刺激を与え、更には、数学や化学、そして技術面に新たな成長の糧を与える。

・・・・・・・中略・・・・

 その大本を人類は、13日戦争を境に断ち切ってしまいました。

 事実、銀河英雄伝説の世界では、宗教は愚か、社会思想や哲学、それどころか目ぼしい文学すら登場していません。

 これらの分野は既に絶滅していたのでしょうか?

 少なくとも大いに下火になり、ほとんど目が向けられていなかったのは、間違いないでしょう。

 これらを踏まえると、地球統一政府樹立後の人類は、極端な物質文明へと移行していた事になります。

 それ以降、精神文化の影響は徐々に弱まっていた事でしょう。

 まず宗教が断絶し、それに続いて哲学や人文科学、次いで社会科学等が勢いを失う。

 そして、銀河連邦時代になると、最初に基礎科学が衰え、途中から応用科学が下火になって行った。

 と、言う事は、銀河連邦の衰退は、長年続いた物資偏重の文明と、それによる精神文化の枯渇が大きな原因だったと言えます。

 このプロセスは少しずつ、権力や政体の交替を経て、誰しもが気づかないうちに進行していた。

 自覚症状が出た時には、既に重態か、さもなくば甚大な苦痛を伴う外科手術が必要になっていた事でしょう。

 そしてより悪い事に、既に精神文化の価値すら忘れてしまった銀河連邦市民は、この事態に見向きもせず、ひたすら物質的享楽を貪り続けました。

 一部の人々は堕落と頽廃に警鐘を鳴らしましたが、彼らですら、時間をかけて根治するより、安易に独裁制を求め、短期かつ物理的な解決を望んだのです。

・・・・・中略・・・・・

社会ダーヴィニズムの大実験

 そして、劣悪遺伝子排除法です。

 これにより、大勢の社会的弱者が存在を否定され、強制断種、福祉政策の全面廃止、そして安楽死等が銀河中で実行され、以後帝国の国是となりました。

 確かに社会秩序維持局の活動でも、多くの人々が死にました。

 ですが、劣悪遺伝子排除法と比べると、その影響は限定的なものだったでしょう。

 明らかにルドルフは社会ダーヴィニズムの申し子で、原理主義者ですらありました。

 ですが、彼の念願した人類の永遠の繁栄や健全な文明の興隆は、決して起りませんでした。

 それどころか、引き換えに訪れたのは、500年に及ぶ中世的停滞と、止まらぬ人口減少だったのです。

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抜粋終わり


上記文抜粋
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 文明の健全化と人類の繁栄を望んだ彼が採用したのは、劣悪遺伝子排除法に代表される社会ダーヴィニズム原理主義であり、それにより実現したのは、復興どころか更なる荒廃と停滞だったのです。

・・・・・中略・・・・・・

繰り返されるナチズム

 ではなぜ、よりにもよってルドルフは、人類社会を立て直す処方箋として社会ダーヴィニズムに頼ったのでしょうか?

 史実に置いて、同じ社会ダーヴィニズムを大々的に適用した先例を、私達は良く知っています。

 ヒトラー率いるナチスドイツです。

 彼等はアーリア人こそ至高の種族であり、その直径とも言うべきゲルマン人こそ、世界で最優秀であると本気で信じ込み、その種族の純潔と拡大を絶対的使命とし、それに反する要素を物理的に除去しようとしました。

 そして、それがもたらした結果も、私たちは良く知っています。

 彼らの試みは、国内や占領地に置ける大量虐殺、ユダヤ人達の強制収容所送り、障害者への迫害、そして、全世界を敵に回しての戦争へとつながり、周辺諸国に惨禍をもたらしただけでなく、ドイツ本国も焦土と化しました。

 社会ダーヴィニズム原理主義は、取り返しのつかない荒廃を招いたのです。

 この歴史はルドルフの時代にも伝わっていたでしょう。

 にもかかわらず、ルドルフはナチスとほぼ同じ手法を採用し、それに一片の疑いもさしはさみませんでした。

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抜粋終わり


上記文抜粋
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 その影響は多岐に渡り、壊滅的な人口減少と度重なる戦乱、テクノロジーの衰退や枯渇を招き、ラインハルトやヤンが登場した頃には、銀河は正にポストアポカリプスの世界と化していました。

 遺伝子こそが全てを決する。

 彼の抱いた偏執的な信念は、13日戦争以後の文明を支配した唯物論の行きつく果てでした。

 人類が宗教を放棄して以後、唯物論の暴走により、次第に精神文化はないがしろにされ、銀河連邦の衰退期には、ついに自然科学ですら進歩が止まってしまいました。

 多くの文化遺産がロストしてしまった以上、人類救済と文明復興を望むルドルフには、もうお手本と呼ぶべきものが残っていなかったのです。

 間違った診断の下外科手術が断行され、人類と言う瀕死の患者は、止まらぬ出血と癒えぬ苦痛に、何世代も苛まされる事になりました。

 そして、どん底を極めた人類は、政治面ではラインハルトによる銀河統一、文化面ではヤンとユリアンによる歴史哲学や民主共和制思想の興隆により、ようやく復活の兆しが見えてきました。

 しかし原作はラインハルトの死をもって終了しており、豊かな可能性が、実るか枯れるかは、まだ未知数だったのです。

・・・・・・・・中略・・・・・

 本記事中篇において、長らく精神文化と無縁であった人類は、ヤンが積み上げユリアンが継承した思想体系の発生により、ようやくボタンの掛け違いから脱却するチャンスを得られるだろうと述べました。

 もし順調に行けば、ローエングラム王朝は民主化し、ヤン思想の学習と研究が進み、人々は唯物論や思考の貧困から解放され、新たなルネサンスが興隆するかも知れません。

 仮にそうなれば、例えいつの日にかローエングラム王朝が滅んでも、再び文化を手にした人類は、より豊かで多様な選択肢を持つ事が出来、少なくとも、ルドルフイズムの呪縛からは自由になれるでしょう。

・・・・・・・中略・・・

 そしてここから、ローエングラム王朝では社会ダーヴィニズムが一掃され、弱者や難病者に対する救済や医療政策が、大幅に充実される事が見えてきます。

 事実ラインハルトは、即位後民政省(厚生労働省)を設置し、旧王朝では一顧だにされなかった福祉や社会保障政策の復興を図っています。

・・・・・・・・中略・・・・

 ですが、いみじくもヤンが言ったように、その都度人々は立ち止まり、互いに議論し、戦いながらも少しずつ前進し、誤りを修正し、成果と改善を蓄積し、絶え間ない批判と検証を続け、やがて銀河連邦の黄金時代を凌駕する文明を築きあげる。

 100%ではないにしろ、この作品で活躍した数多の英雄達の遺産ある限り、その希望は十分にあると言えるでしょう。

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抜粋終わり

このアニメ解説の動画を見ていると・・・「宗教・哲学の貧困」=通俗道徳&自己責任論は、「優生思想&ナチズム」の近道っていうかそのものになるんだよね。

シャンティーフーラのさんの

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 長い動画なので、印象に残った部分を抜き出し、その事について私の感想や見解を述べていこうと思います。
 28分7秒のところで、“アメリカの心理学者と教育学者が言い出した「教育というのはハイ・セルフ・エスティーム(高い自尊心)とハイ・セルフ・リアライゼーション(高い自己実現)を目指せばいい」というのは、一見もっともらしく聴こえる。しかしこれは、競争することよって社会全体の生産性が上ってみんなうまくいくはずだという、最終的には「自分だけ良ければいい」という行動に繋がり、この思想は誤りである”というような事を話しています。
 心理学者や教育学者のいうセルフ・リアライゼーション(自己実現)とは、単に社会的成功を意味しており、非常にレベルの低い価値観です。宗教における自己実現は、真我(ジーヴァ)を実現する事を意味します。百歩譲って「悟り」を得ることだと言っても良いです。
 こうした低い価値観に踊らされて努力し成功を収めたとしても、“能力主義的な競争に勝った人たちは、負けた6割~8割の人を馬鹿にする(30分)”ようになると伊藤貫氏は話しています。
 私は本当の意味で「高い自尊心」を持つ人というのは学歴や年収、社会的地位とは無関係に、人そのものを見ていると思います。そういう人は賢者であり、社会のあらゆるレベルに存在します。
 分かりやすい例えでは、どんなに高い社会的成功を収めても自分を偉いとは思わず、また学歴や年収や社会的地位が低くても自分を愚かだと思わない人は賢者だと言えます。「賢者は自己に安らい、愚者は理想を追い求める」のです。
 31分34秒では、“トランプを支持している人たちは圧倒的にボトム7割、上手く立ちまわるのが下手な人達”だと話しています。自分が不幸なのは社会が不公正だからであり、トランプが正してくれると信じているのでしょう。
 「社会が不公正」なのは事実ですが、「自分が不幸」なのは自分の中に問題があるからです。自分自身の心の中にある問題を見つめて解決しようとせず、社会の不公正を問題にすれば、その人が幸福になる事はないでしょう。
 1時間10分38秒で伊藤貫氏が影響を受けた人たちは、みんな古典主義者で正統主義者だったと話しています。“人間には大切にすべき古典的な良い考え方がある。最近の200~300年の言論人の薄っぺらな思想ではなく、過去2500年の思想の中で今でも光を放ち続けるのが、「尊敬すべき人達」なのであって、そういう人たちの思想を尊重するのが古典主義であり正統主義である”と言っています。

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抜粋終わり

てのも、結構、そんな感じに思えます。

まあ、どっちの動画も見てもらえたら、幸いです。

天皇を根絶して 日本人と日本文明を救う

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みの富む社会になりますように。


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