主導権を取るのは、大変です。って話。
迂を以て直と為し、患を以て利と為すなり。
これって、治療・養病の極意の一つですよね。
回り道・・でも、それが一番、治療回復の道だった。
災い・病気が、実は大きな気づきや幸いの道にもなる。
また、遠回り・失敗・不運も、それを用いれば、より大きな幸い・成功の「種」になるのである。
その主導権争いも、それに熱中しすぎると、それ自体が敗亡に繋がるのです。
治療に奔走して、それが悪化につながる。復帰しようと無理をして、それがさらに引きこもってしまう。
その主導権・主体性を得るにも、それの物質的・精神的な備蓄や元手が大事になるのです。
患者や、医療者が、治療・回復をするのなら、当然に、周囲の状況やほかの人々の思惑や、社会状況を知らないと、それを旨く利用できるはずも無いのです。
故に兵は詐を以て立ち、利を以て動き、分合を以て変と為す者なり。
固定された考え方ではなく、利害損得を多方面から考えて、様々なアプローチで考慮し、治療していくことが肝心。
先ず迂直の計を知る者は勝つ。
固定され、テンプレート化された思考から離脱できたものは、勝つし、治療を全うし、回復できるのです。
そのために、いろんなテクノロージを使うのも良いのですよ。
ネットを使う・SNSでつながる也情報収集する・とかね。
病を治す・復帰するのには、まずその「気力」の状態を把握して、コントロールできることが大事。
気力が振るわず仕事や学習しても、気乗りできない状態なら、さらなる症状の悪化につながるし。好調なら、さらに治療が進み回復してける。
精神状態も当然大事で、頭が混乱している・精神が安定してない状態では、治療も厄介だし、復帰も、当然に容易ではなくなる。
いくら気力があり精神が安定してても、体調不良やほかの身体の病・長時間の通勤通学で、身体が疲弊するとかすると、精神の治療以前に、身体の治療・養生が第一になります。
そうなると、精神の治療に全力尽くすよりも心身医学の考えで身体の回復を優先するのが当然になります。
それが「変化する状態をコントロールする」というのです。
無理しすぎない。
調子に乗らない。
敵や症状を甘く見ない。
余裕を持つのも必要。
それが大事ですよ。