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イズナを貼る、シルビアを買う。

皆さんこんにちは、痛車楽しんでいますか。

ここでは今回の痛車が完成するまでをつづっていこうと思います。
あくまで、私が痛車を作った過程を書き連ねるだけなので、「こうじゃなきゃ痛車じゃない」とか「痛車はこうあるべき」とか、そういうつまらないことが言いたいわけではないです。参考になったらマネしてもらえたら嬉しいですし、ならなかったらコイツはこんなこと考えてんだな~キモいな〜くらいに思ってください。シール一枚貼れば痛車ですからね。

きっかけ

ブルアカに心底ハマった私は痛車人生の集大成という意気込みでシロコRを製作しました。これが人生最後の痛車になっても絶対後悔しないように持てるすべての引き出しを使って表現しました。
シロコRはたくさん愛してもらえて、ゲームで再現されたり、ミニカー作ってもらえたり、絵をかいてもらったり、
シロコRつくってよかったな~という気持ちしかありません。渾身の力作なので自分も大好きな痛車です。

シロコチャンR
(写真:Risky様)

ていうかブルアカ聖地だったり京都スタンプリレーだったり生放送もアトレコラボもリアルイベも全通しちゃうくらいブルアカ好きになっちゃって、この溢れる好きの気持ちを形にしたくてたまらない・・・・俺はどうしたらいい???

2年連続アトレ自走
(写真:アオニン様)

そうだ、痛車を作ろう(???????)

????????????

仕方ないやろ、それしか知らんのやから。

てことで、次痛車をするならイズナで作りたいと決めていて
(ほんとにGTRが最後だと思っていたのか(?))
純粋で、先生が大好きで、でも恋という気持ちには鈍感で、その素直さ故にあたふたしちゃう姿、そして部員のみんなも大好きで、忍術にストイックな姿、大好き(早口)(キショ)

京都の可愛いイズナチャンとキショの俺

コンセプト

てことで、もうここから製作の話ですよ。
どのようなコンセプトで痛車を作るか考え始めたとき、
真っ先に浮かんだのは百鬼夜行連合学院という学園そのものです。
和風な街並み、古風な建造物、そして巨大な桜の木があったりして、コンセプトはいわずもがな日本そのもの。

百鬼夜行の桜デカすぎんだろ・・・

この世界観は海外企業であるYostarが描いた日本らしい世界観なのでシルビアも「外国から見た日本らしい痛車(改造車)」を目指すことにしました。

ベース車両

痛車を作りたいけど車がないんだ・・・ということで、貼る車を調達するところからスタートです。
イズナ貼るなら直感的にドリ車がいいなと思っていたのと、人生一度は後輪駆動車に乗ってみたいという気持ちもあり、シルビアか100系に絞りました。
どっちの方がイズナっぽいかって言われたらシルビアでしょう、100系はカズサとか絶対似合うと思います。
1番好きな14、次に好きな13で縁があった方を買おうと決めました。
2023年8月から車両探しを開始、4台くらいお話を頂いたあと10月に14の話をもらい即決しました。車両整備後の納車ということで2024年1月後半の偶然にもブルアカふぇす!の日に納車、これは運命だと思いました。

納車即サカタさんで施工して、ブルアカフェスへ


その日はYostarの李社長にシロコチャンRをお褒め頂いたり、シルビアもイズナの痛車にしますと伝えたところ「本当に楽しみにしてます」とおっしゃってくださり有頂天でした。
シルビア貼る前から社長公認は草。
福岡に持ち帰りすぐに足回りと内装・エアロをバラし製作に取り掛かりました。

ほんとに楽しかったな…4周年ブルアカふぇすも絶対自走しよう…

・車体色とキャラ色


ベースのデザインは世界のめんちゃか先生がすでに作ってくれていたので、
それを基準に色味を決めていきました。
イズナのキャラ色であるピンクベースのバイナルには青はあわないので、車体色を変更することに。自分で「カワイイ」を自称する系のキャラではないので(カワイイんですけどねW)痛車の路線としてはかっこよく忍術を披露するようなイメージで全体の配色を考えていくことに。
ピンクと喧嘩しないように無彩色で、白だとちょっとカワイイよりになると思い黒系に決めソリッドかメタリックかを悩みながら暗めのガンメタをチョイスしました。
オラカル980-937チャコールメタリックというラッピングシートで、R35のダークメタルグレーに近い色です。

メタリックの立ち方とクリアの奥行きがそもそも違うので
完全に同じ見た目にはできません。
大体同じになるように合わせました。


ラッピングシートのガンメタに塗料を調色してエアロを塗るという特殊なことをしています。全部ラッピングでいいじゃんと思われるかもしれないんですが、バンパーは一枚張りできないので、どうしてもラッピング費用が高くなります。F・Rバンパーを自家塗装するだけでかなりの節約です。
また、一番目につきやすいバンパーにシートの繋ぎ目がないことでラッピングで車体色を変えてることがバレにくいという大きな利点があります。

素人の青空塗装、仕上がりはご愛嬌です
色変えの中の図
バンパーは塗装、ボンネット・フェンダーはラッピングです。

エアロはBNスポーツです。張り出しエアロの中でも上品というか。風格がありますよね。買ってから知りましたがチリはいいし分厚いし流石です。

デザインについて

・全体のコンセプト
百鬼夜行の世界観はそもそもYostar(外国の方)が作った世界観なので、「外国の方が思い描く日本」だと解釈してます。それを車で表現するなら、日本のストリートドリフトシーンが、なによりも海外の方が思い浮かべやすい「日本っぽい車」なんじゃないかなと思います。
デザインも車のカスタムもそれに準拠しています。

・ボンネット
GTRはキャラを入れなかったので、それに習いシルビアもキャラいれないことにしました。かっこよさを取るならボンネットキャラ無しも一つの選択だと思います。キャラアリの方がより痛車らしくなるんですけどね。
デザインは非対称のバイナルで運転席側に学校名を入れています。
GTRと似たバランスのデザインにすることで、2台並んだ時の統一感を出すことが狙いです。文字やフォント、サイズ、カラーなど自分の注文をめんちゃかさんにいろいろ試行錯誤してもらいベストなバランスになりました。
ボンネットに貼るってより、車体サイドに繋がるデザインの始発点というイメージですね。フェンダーまではみ出させてますし。

ボンネットデザイン

また、ボンネットとハチマキをフロントガラスを跨いで桜で繋いでいます。これはシルビア買う前からやりたいと思っていたネタで、ずっと温めてました。

原案

フロントガラスのイズナと主◯の相合傘に気づいたオタク、鋭い。
水着イズナのスチルを桜で表現してます。これも温めてたネタで、かなりキモくてお気に入りです。神出鬼没のボックスステッカーはいうまでもなくイズナのEXスキル、フォントまで合わせてます。

今回水着イズナは貼らなかったのでね…
(俺以外に水着見せないでっ!)

ということで車体前面はこんな感じです。
ボディ色をこの色にしたのは本当に正解だったと思います。GTRはボディとバイナルを馴染ませるカラー。寒色の同系色(ベイサイドブルー+キャラ色青系に差し色緑)で揃えるるカラーリングでしたが。シルビアはバイナルを引き立てるカラー(チャコールメタリック+キャラ色ピンク)でちょいワルでかっこいい雰囲気を出しながらピンクが鮮烈に走ることでキャラ感も痛車感もしっかり出せていると思います。



両サイドはバイナルをピンクと和柄でまとめて百鬼夜行の世界観を表現しています。GTRと同じく片面はゲームイラスト、片面はイラストレーター様のイラストで、海外のSubber様のイズナです。
シルビアはサイドが薄くてイラストの配置とサイズが非常に難しいと思いました。その中でSubber様のイラストはサイドのキャラ占有率をコレだけ確保しながら不自然さのない仕上がりで素晴らしいイラストですね。
各種ロゴはドリ車っぽくメッキシートで黒縁取り印刷してます。

ダッシュマットは面積の広いものを買い直して刺繍を入れました。
イズナが登場するイベント「不忍ノ心」のストーリーは必読ですよ!

刺繍ってかっこいいですよね〜

ぐぇずなステアリング
久田イズナとは一切関係のない架空の生命体
先生を舌で貫通させたりします。
これは韓国のミームでネタ要素ですね。許可くださった끾뀪이様(@kikkuk222)に感謝!こういう遊び要素、GTRには絶対ナシですがシルビアは大アリなのも面白いポイントです。
ストグラさんが施工してる横で、ステアリングのスパルコの切削文字をパテで埋めて面だししてちまちま貼ってました。ちなみにリバーシブルで貼ってます。地味なこだわり

異様

リアガラスのカッティングも古き良きドリフトチームっぽい感じで貼りました。これもまた日本っぽさの演出です。これがあることで主題が直感的に伝わるとおもってます。

マフラーはワンオフ、デュアルに合わせてバンパー開口部も制作

あとはブレーキです。V36の355mmローターにレクサスのLS600の4potブレーキに変更しました。

ブレーキには忍術研究部の3人のロゴを入れました
刺繍とブレーキの元ネタ。

という感じで1月の納車から7月の施工まで突っ走ってきました。こういう痛車が作りたいな〜という構想通りのものが完成して本当に嬉しい限りです。4周年ブルアカふぇすはGTRを出す予定ですがシルビアでも行きたくなっちゃいます笑

総括

色々と書き連ねましたが、私が一番痛車を作る上で重要視していることは「一目で釘付けになるような痛車」にすることです。それが叶えばSNSで拡散されたり、イベントやストリートでも見てもらえますから、自分の愛するキャラクターを見てもらえて、布教活動=私の推し活になります。
あとは楽しむことです。製作中は完成に向けてワクワクしますし、完成してからはいろんな場所に走らせて非日常を味わう楽しみもあります。
痛車って本当に楽しい趣味だと思います。
かつて私がとある痛車をみて自分も痛車をやってみたいと思えたように、自分の痛車が誰かのきっかけになれたら、嬉しいですね。

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