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アフリカ旅行に必要な黄熱病ワクチン"イエローカード"について

ーはじめに

2ヶ月後に控えるアフリカ放浪の旅に向け、絶賛準備中!!
そこで今回から、アフリカ旅に向けての計画や準備をブログに残していくことにした。

いつかアフリカに行く誰かの参考になれば嬉しい。

ということで今回は、アフリカ旅には必須と言ってもいい黄熱病予防接種証明書【イエローカード】について書いていく。


ー黄熱病ってなに?

黄熱はサル及びヒトを宿主とし、ヒトにはマラリアやデング熱と同様、蚊を介して感染します。発症すると、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状が現れ、死に至ることもある病気ですが、黄熱には有効な予防接種があり、発症を防ぐことができます。黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。
もっと詳しく知りたい方はこちら

アフリカなどで、主に蚊から感染する可能性がある病気ということ。
アフリカの多くの国では入国の際、この黄熱病の予防接種証明書イエローカードが必要となる。

ーイエローカードってなに?

黄熱病のワクチン(予防接種)を受けた際、その証明として発行される証明書のこと。

イエローカードを要求する国
アンゴラ、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニアビサウ、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、中央アフリカ、トーゴ、、ジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、リベリア、ルワンダ
黄熱病常在国(病気が流行ってる国)
ウガンダ、エチオピア、ガンビア、ギニア、ケニア、スーダン、赤道ギニア、セネガル、チャド、ナイジェリア、南スーダン、モーリタニア

イエローカード

とにかくたくさんの国で流行ってて感染の恐れがある。
俺は病気なんかかからない!!ワクチン打つお金がもったいない!!

って人も、証明書がないと入国できない国が多いので、短期でこの国にしか行かない!そこはイエローカード必要ない!

という人以外は、必要になるだろう。

厚生労働省検疫所HPより

ー黄熱ワクチン受けられて、イエローカードもらえる病院はどこ?

まず、ワクチン接種ができてイエローカードも発行できる病院はめちゃくちゃ少ない。
全国にわずか30件ほど。
黄熱ワクチン接種機関一覧

また、黄熱病は生ワクチンのため、事前予約制で指定機関のみでしか接種できない。
多くの接種機関が黄熱のワクチン接種は週に一度のみのよう。早めに計画をたて予約しておくことをおすすめする。

僕は、済生会鹿児島病院 でワクチンを打った。

初めは接種機関一覧に載っている機関に電話したが、現在はこの病院が担当しているようで、こちらの病院に繋いでいただいた。
電話で事前に予約をし、当日受付から証明書発行までかかった時間は1.5時間ほどだった。

ーイエローカードの有効期間は?

イエローカードが有効になるのは、接種10日後から。
その後は国際証明書として世界中どこでも通用する証明書となる。
(なんかカッコいい)

そして、一度獲得したイエローカードは生涯有効になる。
(めっちゃカッコいい)
いつかアフリカや南米に行きたいと思っている方は、早めに取得しておくのもいいと思う。

ーイエローカード取得にかかる費用は?

黄熱ワクチンは保険診療適用外の上に、イエローカード発行費用も別途必要になる。
接種機関によって値段に差があるようだが、
黄熱ワクチン+イエローカードで1人15,000円〜30,000円ほどになっている。

済生会鹿児島病院 の場合は、
予防接種代19,800円 + 1,100円 = 合計20,900円

とても丁寧な対応で、質問にも細かく答えていただいた。


ー黄熱ワクチン接種後の副反応はある?

僕自身、副反応はなかった!
強いて言えば、接種箇所(腕)がその日だけは少し痛かったかなぁ?くらい。

僕は以前、東南アジアに行くためにコロナワクチンを3回接種したのだが、2.3回目は熱や倦怠感から仕事を休んだ。そんな僕も黄熱ワクチンでは副反応はなかった。

しかし、黄熱ワクチンは生ワクチンという種類のワクチンで、接種後にアレルギー反応や熱が出る可能性もあるという。
以下、病院で配布された注意事項書である。一部抜粋。

副反応について
接種後から約10日間は、発熱・頭痛・倦怠感・筋肉痛・接種部位の腫れや痛み等が起こることがあります。
接種直後にアナフィラキシー(血圧低下・呼吸困難・蕁麻疹など)が起こり得る可能性があります。またまれに、脳脊髄炎、熱性多臓器不全などの重篤な副反応の報告もあります。

また接種当日の注意事項もいくつかあった⬇︎

ーまとめ

というような感じで、無事イエローカードを取得することができた。
予約から取得までは特別難しい手続きなどはなかった。

僕の場合はこれから、アフリカの様々な国を周遊する予定なのでイエローカードは必須であるが、
イエローカードが必要な国には行かない!という方も、アフリカでは本来不要なはずなのに、入国の際要求される場合も多々あると聞いたことがある。

一生涯使えることと、単純に感染病の予防にもなるため、アフリカに行く際には接種をおすすめする。
また、黄熱病以外の予防接種を打つか打たないかも非常にみなさん迷う部分だと思う。
その辺りの僕の判断はまた別の記事で書くことにする。

それではまた次回!!!!

2023/11/30


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