石の町ジロカストラ - ベラトから移動
元々は、ベラトから北マケドニアのオフリドに移動する予定だった。
ホステルのスタッフいわく、一度ティラナに戻る必要があるという。他の行き方もあると思うがトリッキーと。
来た道戻るのはなぁ、と思いつつ考えていると、以前からギリシャのメテオラに興味があることを思い出した。
ギリシャは行ったことあるし、けっこうお金かかるからやめようかと思っていたところなのだが、この際だから行ってみようかと急遽予定を変えてメテオラに向うことにした。
中間地点のジロカストラへ
ネットで調べていると、アルバニア南部のジロカストラにある旅行代理店でバス予約をしてから向かっている記事を多く見かけた。
ジロカストラ自体も観光地のため、まずはそこを目指すことにした。
バスの時間まで時間が会ったのでベラトの町を散策していると、ジロカストラで行く予定だったものと同じ旅行代理店をベラトでも見つけた。
話を聞いてみると、深夜の3時にベラトを出て25ユーロかかるらしい。ジロカストラからだと早朝6時に出発し25ユーロ。
そこらへんで時間を潰して深夜に乗れば宿泊費も浮くしかなり迷ったが、大人しくまずはジロカストラに向うことにした。
あまり体にムチを打たない旅を目指しているのだ。
ベラトのバスターミナルから14時出発のミニバスに乗り込み、ジロカストラに到着した。
ちなみに、2023年11月時点で、ベラト発のバス時刻表は以下とのこと。ゲストハウスでもらいました。
ジロカストラ観光
ジロカストラはベラトと連名で世界遺産に登録されており、石の町と呼ばれている。
ハイライトは、ゲストハウスのテラスから見たライトアップされたジロカストラ城であった。
フレンズホステル
宿泊したのはフレンズホステル。
ジロカストラの市街中心にほど近く、坂を少し登ったところにある。
バックパックを背負いながらたどり着くのは少し大変であった。
屋上が開放されており、そこからはジロカストラ城を一望することができる。
この景色を到着日の夜に見てしまい、正直満足してしまった。
ジロカストラ城
外からの景色は眺めたが、実際に近くに行ってみてみようと急な坂を登りに登り、ジロカストラ城まで訪れた。
200レクという情報もあったが、2023年11月時点では400レクに値上がりしていた。
中は一部写真撮影禁止になっているが、戦車や戦闘機の展示、時計台など、結構広く30分~1時間程度はゆったり回っていたと思う。
今ではここでフォーク・ソング大会みたいなことが行われたりするらしい。それは楽しそう。
オールドバザール
旧市街にはその雰囲気を生かしたバザールがあり、そこでお茶をしたり食事をしたりできる。
私が行ったときはオフシーズンであることもあって、あまり人は多くなかった。
スナップ写真
細かいものを言えば色々見どころはあるかもしれないが、この街全体として石造りの景観が美しいので、適当に散歩するのが一番楽しい。
ただ、かなりの坂道が多いので散歩にはそれなりの体力を要する…
メインストリートは多くの地元民が歩いている。
定番のネコショット。
山々に囲まれていることがわかる。
泊まったホテルとは違うけど、こんな路地がいっぱい。
あとがき
ジロカストラ自体は特に用事がなければ日帰りでも十分楽しめる場所だと感じた。
実際ネットでもサランダからブルーアイを移動しながらジロカストラ観光をするというコースも紹介されていた。
町としては良い雰囲気のため、ルートが合えば訪れてみるのは楽しいと思う。