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【エクアドル】キト - 赤道で遊ぶ

ガラパゴスを後にして、エクアドルの首都キトへ。
そこまで見どころは無いという話ではあるが、とりあえず通り道にもなるので観光してみる。


サンクリストバル島からキトへ

飛行機はサンクリストバル島からキトへ向かう便だ。サンクリストバルの空港は市内から歩いて行けるので、朝に宿をチェックアウトして散歩しながら空港へと向かう。

最後にアシカともお別れを言っといた。寝てたけどね。

ばいばい

狭い空港だけど、一応ラウンジがあるのでコーヒーをいただく。無料でバナナチップスとブラウニーが付いて来た。逆に言えばこれしかもらえない。

飛行機はグアヤキルで乗客の入れ替えをしてキトへ。この時なんだが時間がかかり、予定よりも1時間遅延してしまった。

キト空港に着いたら、4kmのホテルに預けていた荷物を受取り、その日は空港に戻り空港泊。
キト空港の正面に仮眠が取れるラウンジがあるのだが、プライオリティパスがあれば特に飛行機のチケットなしでも4時間使用できるようだった。とりあえずリクライニングチェアでゆったりと横になれた。ありがたやありがたや。

翌日空港から出るパブリックバスでキト市内へ。旧市街ではなく主要バスターミナルまで行くようなので、1番メトロに乗り換えがしやすそうなQuitumbeバスターミナルまで行き、そこからメトロに乗り換えて旧市街に向かうことにした。全部で3ドルくらいだったかな。

キト旧市街散策

宿泊したホステルから無料の旧市街ウォーキングツアが催行されていたので参加してみることに。

まずはバシリカ教会。ここを境に南側が旧市街、北側が新市街らしい。
外観もけっこう豪華。教会という神聖な場所の割に、アニマル達が豪勢に装飾されている。ガラパゴス推しがすごい…

教会
カメやらおる

この教会は未完成のままになってるらしい。言い伝えだからなんだかで、「教会完成したらキト崩壊」とか言われているらしい。銅像を置かれるべき場所が空洞のまま残っているのだとか。神だったりと接触する点である教会が完成したら街が崩壊するとはこれ如何に。神酷くないか…

下には銅像あり、上にはなし

その後は代表する画家の絵画が見れる博物館だったり、旧市街をブラブラしたり。

途中でウォーキングツアーとは別行動することにして、街をブラブラしていた。

一旦宿に戻ろうとして歩いていた時に、南米2回目の鳥のフン強盗だかケチャップ強盗だかでカバン丸洗いする羽目になったのだけどまぁこれはいいや。

もともと行こうと思っていたブルワリーでビールを飲んで心を落ち着かせるのであった。(味は期待に届かなかったな)

ポップコーン無料でたくさんくれた

赤道記念碑・博物館

翌日は、キトの有名観光地である赤道に行くことにした。

バスは旧市街の外れから直通のものが出ているらしかったので、それに乗り込む。料金は45セント。

まずは赤道記念碑。ある種のテーマパークみたいになっていて、入場料は5ドルだった。

赤道だけではなく、先住民の家の復元だったりカカオやビールの博物館なんかもある。赤道関係ないけどなぁ…

赤道記念碑はタワーになっていて登ることができる。中もエクアドルについての博物館になっており、登りながら展示を楽しむことができる。

上からの景色

上から見る景色は、「おー、赤道(黄色線)があるー」て感じ。
というのも、ここは本当の赤道ではない。GPSがなかった時代に太陽の動きを観測したりして定めたらしく、実際の赤道からは少しずれてしまっているらしいのだ。

ということで、本当の赤道が通っている場所にある赤道博物館に向かう。赤道記念碑テーマパークからは徒歩で行くことができる(GPSがなくてもそれくらい精度高かったということ)。

こちらも入場料5ドル。ガイドに説明してもらいながら施設を散策する感じになる。
こちらも赤道だけを推しているというよりも、エクアドルについて説明してくれる感じ。

アマゾンに住む部族の昔の習慣を説明してくれる。人の首を色々な処理をしてめちゃくちゃ縮めてアクセサリーにしてたとか。今は禁止されているらしい。

これは本物なり

実際の部族の方が建てた小屋で狩猟の説明を受ける。

エクアドル名産カカオの説明を受ける。

本当の赤道で各種実験。

本当の赤道

赤道の上は遠心力が大きくて釘の上に卵を立てやすいらしい。1分くらいでクリア。これをクリアしたらたまごマスターの称号がもらえる。

称号

排水溝から流れ落ちる水の渦の巻き方が赤道・北半球・南半球で異なることの実演。それぞれ真っ直ぐ・反時計回り・時計回りに渦を巻きながら流れ落ちる様子を実際に見ることができた。これは自転によるコリオリの力と呼ばれるもの。

全体的に赤道記念碑よりも説明も面白いし赤道体験できるし楽しいのでおすすめ。

帰りは同じバスで旧市街に戻りたかったのだが、バス番号とかなくてよくわからなかったから適当にバス乗って旧市街まで行きたいと言って教えてもらうことにした。乗り換えが発生したけど、追加料金とかなかったらか良かったわ。

あとがき

①ビールについて

ブルワリーという場所2ヶ所でビール飲んだけど、高い割に外れだなという感じ。いろんな国行ってると、スーパーで売ってるビールだけでも結構なバラエティを飲むことができてハズレも少ないしそちらの楽しみ方の方が良さそうやな。

②ATMに注意する話

今後の中南米のために米ドルを余分に持っておこうとATMで多めにキャッシングしようとしたのだが、なんだかカードが使えないという表示が出てくる。
諦めて他のATM探してみようとその場を去ると、後ろからトントンとされた。振り向くと女の子が札束を差し出している。
どうやら画面ではカード使えませんとか出た割に、お金は出て来ていたらしい。近くにいたおばさま方も「なんでお金取らずに行こうとしたんだ」と驚きいていた感じ。私がありがとうありがとうと言うと笑っていた。後ろにいた人が良い人で良かった。
4回チャレンジして(金額変えたり場所変えたり)同じ表示が出ながらもその最後だけ決済が下りていた。画面の表示を信じすぎず、少しその場で待たんとあかんなぁ。


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