【コロンビア】サレント(イピアレスからバス移動) - コーヒーチル
イピアレスから少しゆったりと、サレントという都市に移動する。よく知らないが旅人の定番なんだとか。
ここはコーヒー見学が有名。タンザニアでよくない思いをしてしまったコーヒー見学を払拭することができるだろうか。
イピアレスからカリ、アルメニア経由でバス移動
イピアレスから直通のバスはどうやら出ていないらしいので、バスを乗り継いでいく。
まずはカリという都市まで行く。
イピアレスのバスターミナルでいくつかのバス会社がカリ行きを運行している。複数のブログでBolivariano社のバスがおすすめされていたけど、窓口で聞いたらカリ行きは無いと言われた。
と言うことで、Cootranarというバス会社で購入。18時発で60000ペソ。この会社、ホームページがあるのだが、時間も値段も全然違ったので直接買いに行った方が良いだろう。
バスは順調に進んでいる、と思っていた。が、Popayaという街で早朝に長時間停まる。どうやら、カリに向けての幹線道路がなんらかの理由で封鎖されてしまっているのだとか。コロンビアではよくあることだとか…
5時くらいに停止し始めて、バス会社の判断が出たのが9時頃。
このバス会社はここで引き返すらしい。つまり、カリ行きのバスをまた別で買わなければいけない。その分のリファンドは20000ペソ。
バスに乗っていた英語が話せるペルー人ジョナサンに良くしてもらい、新たなバスを見つける。このバスは迂回路を使ってカリまで行くらしく、通常よりも高いが50,000ペソでカリまで行くとか。
このバスの乗り心地自体はまぁ安バスといったところなのだが、迂回路を使っていることとドライバーの運転が下手くそすぎた。幹線道路を使えば4時間もあれば到着するところ、このバスは8時間以上かかってカリに到着した。辛いぜ…
このまま行くとサレントへのバスに乗り換えられなくなるので、24時間開いているこのカリバスターミナルで一泊することにした。かたい椅子で寝るのも慣れたもんやで。
翌日、適当に5時発のアルメニア行きバスに乗り込む。料金は35,000ペソ。
その後6,600ペソでサレント行きのバスに乗り換え、やっとの思いでサレントまでたどり着いた。もともとの想定よりも18時間くらい遅くなってしまった。
ココラ渓谷へ
到着した日はある程度晴天。よし、天候が良い日の方が良いだろう、ココラ渓谷へ行ってみよう。2日ベッドで寝ていないが、何故か元気。最近体力がついた気がするで。
サレントの広場からジープが出ているので、それに乗る。片道5,000ペソ。
トレッキングコースが有名かつ無料らしいけど、人の流れに沿って歩いていたら正規の入口に着いてしまった。ここの入場料は20,000ペソ。
入ってみると、いや、入ってみる前から細長いヤシの木が並んでいる。背が高い。ヒョロヒョロさん。
傾斜のある丘を登りながら色々な角度から渓谷を見ていく。
マダガスカルのバオバブに似たような、なんだかここだけといった感じに包まれる。まぁ何故だかバオバブの方が印象には深いんだけれどもね。
同じくジープに乗りサレントの街に戻り、移動で疲れた体をビールで労ってやるのだった。
コーヒーツアー再来
サレントはコーヒーの生産で世界遺産にもなっている場所。これは行ってみようということで、宿の人のおすすめであるDon Eliasというコーヒーファームのツアーに参加することに。
コーヒーファームが集まっている一帯までは4km程度。行きは基本下り坂なのでハイキングついでに歩いて行ける。ジープだと4,000ペソらしい。
11:40くらいに到着したら、12時くらいから次のツアーを開始するという。料金は40,000ペソ。やっぱりどこも値上がりしてるんだなぁ。
ツアーは2時間くらいしっかり丁寧にやってくれた。五大コーヒー生産国の中でも、コロンビアはアラビカ種を生産しており、このコーヒーファームではオーガニックで5種類の豆を栽培している。
コーヒーの成育について
コーヒー豆の生産について
コーヒーの淹れ方について
たっぷりと堪能。ネルフィルターで入れていたけど、ヘリにくっつきすぎないように最初にスプーンで少し中央に寄せたり、最初に出てくる結構な量のコーヒーを捨てたりと、こだわりを感じられるツアーだった。
コーヒーはワインと違って嫌な思い出もないし、これからも飲み続けるだろな。
帰りの道は登りだからジープに乗ろうと思っていたけど、なんかノリで歩いて街まで戻って来てしまった。4,000ペソ浮いた分を広場でビールを飲んで回収する。なんて有意義な使い方なんだろう。
あとがき
サレントは物価高いと聞いていたけど、安いスーパーとかもあって自炊してたら費用抑えられる。危険も全く感じないし良い観光地ですな。