ブレッド湖 - ザルツブルグから移動
ザルツブルグからさらに南下を進めよう。目指すはスロベニアのブレッド湖。
この湖は世界的にも有数の景観地とも言われており、大きな自然の中で散策を楽しめる場所らしい。
スロベニアと言ったらここという人も多い場所であり、旧ユーゴスラビアの方に抜けていきたい私としてはちょうど良い目的地である。
ヨーロッパの景色にも少し疲れてきたことだし。
本日は、滞在先のザルツブルグから、電車とばすを乗り継いでブレッド湖まで行き、散策するまでです。
ザルツブルグからスロベニアのレシチェ駅まで
ザルツブルグからブレッド湖に行くには、まずブレッド湖の最寄駅であるレシチェ駅まで行くことになる。
チケットは事前にオーストリア国鉄の公式ページから予約しておいた。
このチケットも時間によって値段が大幅に違ったので、変動価格性なのかもしれない。とりあえず安いチケットをポチッとな。
電車はVillachという土地で一度乗り換える必要があった。オーストリア国鉄から親切にプラットフォーム情報が送られてきたので、あまり迷うことなく乗換ができ、レシチェ駅まで辿り着いた。
ザルツブルグからVillachに行く時に、おそらくアルプス山脈を抜けて行ったのだと思うが、車窓からの景観がとても綺麗だった。
楽に自然と山のコントラストを楽しむことができるので、この電車自体が少し観光になった。おすすめである。
レシチェからブレッド湖へ
レシチェからブレッド湖まではバスに乗って行くことになる。(5kmくらいなので歩けるかもだが、歩道っぽいのがあまり見当たらなかったから大人しくバスが良いと思う)
駅から出て向かって左側にバス停があるので、ブレッド行きのバスを確認して乗り込んだ。
チケットは運転手から購入できて、1.3ユーロだった。
そういえば、レシチェ駅から出てバス停を探してウロウロしてた時に、「ブレッドまでのタクシー必要かい?」とタクシー運転手に声をかけられた。
客引きかと思って警戒しながら「バス乗るから大丈夫」と言ったら、「そうか、バスか。左行ったところにバス停あるからそこから乗れるよ。」と親切に教えてくれた。
そのタクシーは客が見つからなかったのか誰も乗せることなくその場を去ってしまった。
その運転手の力ない声が未だに印象に残っている。警戒してごめんよ…
ブレッドホステルへ
予約していた宿はブレッドホステル。
併設のバーがレセプションを兼ねているため、チェックインをする際には一旦バーの方に入る必要がある。
スタッフの方はとても親切で、ブレッド湖をどのようにまわれば良いか教えてくれた。
キッチンは一つしか無いが、まぁ使える。
ブレッド湖散策
周辺を散歩
ブレッド湖を一周するように遊歩道が整備されており、一周は6kmあるらしい。
時間に余裕を持ってゆったりと散歩しながら、気になったところで写真を撮っていくスタイルがおすすめ。
前日に雨が降っていた影響もあるのか、ところどころ歩道が冠水していた。
ブレッド湖のハイライトは、湖の中心に浮かぶ聖マリア教会だろう。
散策をしながら表情を変えて行く湖を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができた。
景観地を登山
いろいろな記事を見ていると、ブレッド湖を上から撮影しているような写真がたくさんあった。
これは登山するしか無いのか…
入り口はここ
この登山がなかなかにきつい。勾配が半端ない。
ここを登ると少し開けた場所が出てきて、みんなが写真を撮っていた。
ここが噂の写真スポットか、なんも柵とか説明書き無いんだなと思いながら写真をパシャパシャ。
疲れたな、戻るかと思っていたら、多くの人がさらに上まで登って行く。
えっ???まだ上あんの???
下山しようとする自分の足にムチを打ち、私もさらに上へと登ることとした。
途中、こんな急な階段登ったことないってくらいの階段を登る。
辿り着いた先はしっかりと柵と説明書きがある写真スポットだった。
ちなみに、googleマップではそのまま道なりにさらに進んで下山して行くような道があるが、そんな道見つからずさらに山の奥へと突き進んで行くことになりそうになったので、ここまで来たら大人しく来た道を引き返して下山した方が良いかもしれない。
冒険者の人はさらに突き進んでみて、下山することができたか教えて欲しい。
ブレッドクリームケーキ
登山に疲れたので、甘いものを食べたい。
ここの名物であるブレッドクリームケーキを食べておかなければ。
どうせならオリジナルのところにしようと思い、湖沿いにテラス席のあるPark restaurant and cafe へと向かった。
クリームをバイ生地で挟んだようなこのケーキ、かなり大きいが甘さも控えめで大変美味である。
6.3ユーロというかなりの高級ケーキだなとは思ったけど、せっかくの機会だし食べておいてよかった。
オーストラリアで食べたルーベンサンドイッチやこのブレッドクリームケーキは日本で出せば流行るのでは無いかと思ってる。
あとがき
噂に違わぬ素晴らしい景観地であったブレッド湖。
美しいヨーロッパに疲れた時、ただただ綺麗な自然の中で癒される良い機会になった。
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