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モンテネグロの首都ポドゴリツァ - 確かに特に何もない
城壁都市コトルから、モンテネグロの首都ポドゴリツァに移動する。
ここは特に何もない都市として有名で、多くの旅人がこの都市をスルーするという。
私は、コトル以外のリゾート的土地にあまり興味がなかったが、モンテネグロの総滞在日数が1日なのも何だなと思い、次の国アルバニアにも近くなるからという理由でポドゴリツァに一泊することにした。
バスで移動
コトルからポドゴリツァへはバスで移動する。
かなり頻繁にバスが出ているようだったので準備ができた段階でバスターミナルにチケットを買いに行った。
予定時刻まで20分くらいあったが、バス停にポドゴリツァにも停まるバスがすでにいたので、このバスで合っているか運転手に聞くと「乗りな」と言われたのでバスに乗り込んだ。
早めに着いていたのか、外で待たずに済んだと思っていたら、私が乗り込んだ瞬間に出発した。
多分一本前のバスが少し遅れて休憩していたのだろう。運行会社違うようにも思うけど、そこはゆるいのかな。
ポドゴリツァではマラソン大会が行われていたらしく、少し交通渋滞にはまり運転手がかなりイライラしていたが無事にポドゴリツァにたどり着いた。
ホステルへの道中 - 偶然の再開 part2
まずはホステルに荷物を置こうとバス停からホステルに徒歩で向う。
信号待ちをしていると、道路の向こう側に見たことのある金髪長髪の男性がいる。
以前クロアチアとセルビアで会ったチェコ人のストリートシンガーである。
彼は、セルビアからアルバニアに行き、モンテネグロやボスニアを通りチェコに帰るというルートを辿っているようで、本日ポドゴリツァからサラエボに移動するという。
バスの時間もあるためお茶とかはできなかったが、別のルートで進んでいてもこんな道端で出会うことがあるなんて、意外と世界は狭いものだと感じた。
ホステルチェックイン - 日本語での会話
ホステルに到着し、パスポートの確認をしてもらっていると、「日本人の方ですか??」とスタッフの方から声をかけられた。
なんとその方はトルコ人だが、7年間も日本の埼玉に住んでいて、建築系の仕事をしていた(る)とか。
トルコ地震の影響を受けた街出身で、一度日本を離れており、今は弟がやっているこのホステルの手伝いをしているという。
日本はやはり好きなようで、半年くらいしたらまた戻るつもりと言っていた。
やはり、日本語を覚えた方法はアニメ。でも、アニメは口の悪いセリフが結構多くて「好きにしな」とかそこまで親しくない人にも使ってたら、日本人に注意されたと言っていた。
海外の人が食いつく日本の話題1位はやはりアニメである。
市内散策 - 前評判通り際立ったものはない
市内散策に出かける。
首都とは思えないくらいのどかな国で、山々に囲まれた市街地ではただただ人々の生活が営まれている感じだった。
それでも、フルマラソンの大会があったので人通りは結構あったように思う。
教会で挙げられている結婚式を後ろから眺めたり、街行く人達の様子を眺めたりすることに時間を使っていた。
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ハリストス復活大聖堂。ポドゴリツァ最大にして唯一の観光地と言われている。
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中はセルビア正教会らしく豪華。
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結婚式にも出席してみる。
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首都とは思えないのどかな雰囲気が広がっている。
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東南アジア感あふれるマーケットが開催。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297371-xlbc1bUJUZ.jpeg?width=1200)
バスターミナル前でもそんなに栄えていない。
食事 - popeci
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モンテネグロぽいものを何も食べていないと思ったので、バスで次の街に移る前にランチを食べた。
ポドゴリツァ発祥というpopeci。
叩いて薄くした鶏肉に、バターとベーコンをいれ小麦粉をまぶして揚げる料理だそうな。
鶏肉が淡白でそこまで脂っこくはなかったが、いかんせん量が多かった。
正直1pc食べたら満足した。それが残り2pc残っているとは…
その日は全くお腹が空かなく、塩分が多かったので喉がカラカラでした。
味はまぁ美味しいんだけどね。
あとがき
何もないは何もないのだが、モンテネグロの国民の生活が見て取れる場所なのではないかと思う。
コトルとかだと観光地になってしまうので、現地民のリアルな暮らしを見るということに関しては少し弱いような気がする。
この日は少し疲れていたのか、散策も早々に少し昼寝をした。
体も疲れてくるところではあるので、休み休みのんびりと旅していきたい。