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【キャリア】キャリアの大航海時代
仕事とは自分にとってどのようなものでしょうか。
食べていくための手段
生きがい
自己実現の場
人それぞれの理由があるかと思います。
私にとって仕事とは自分という存在を使い切って社会に価値を提供する行為そして、その結果自分も自己肯定感であったり幸せを感じることができるもの。
今はそのように考えています。
仕事をしていく上での、キャリアのゴール地点を見定めつつ、そこに向かって進んでいくことで人生が充実していくのではと思います。
なんとなく、日々の仕事をこなしてお給料を頂いて、プライベートを充実させる。そんな生き方もあると思います。
しかし、それだけは人生の長い時間を仕事に費やすのであればもったいないと感じてしまいます。
人生一度きり、それなら自分を使い果たして仕事もプライベートも全力でやりきりたい。
そんなことを日々悶々と考えています。
ここで、冒頭で書かせていただいた「キャリアの大航海時代」の話に移っていくのですが、現在は終身雇用制度も崩壊しつつあり、かつ人生100年時代と呼ばれている時代です。
これは、「キャリアにおいて自分自身で生き抜く力を身に付けて自分にとってのゴールを目指せ!」と時代からメッセージ送られているようにすら思います。
海賊たちがそれぞれの思いを抱き大海原に飛び出し、サバイブしていくようなイメージ
まさに「キャリアの大航海時代」を迎えています。
ひと昔前までは、大企業という大型船に乗り込むことさえできれば、約束された安住の地へ向かい勝手に進んでくれた。その間は、大型船の中での自分の存在価値を高めることに皆一生懸命になった。
しかし、大型船の中で与えられた仕事をこなして、魚(お金)をもらっているだけだったので、自分自身で魚(お金)を得る方法は分からなかった。
それでもよかった。約束されたロールモデル通りにすれば何とかなった。
でも、時代は変わってしまった。
大型船に乗れば安住の地に行ける保証はなくなった。
自分自身で魚(お金)を得る力を付けなければならない。
まさにこんなイメージを抱きながら、自分のキャリアはこのままで大丈夫なのかと日々考えています。
今私は公務員として働いていますが、公務員はまさにこの旧時代型の大型船です。たいして魚(お金)をもらえるわけではありませんが、一応の安住の地を目指して進んではいる。
でも、これから先の航海でもらえる魚(お金)は減るかもしれない。
しかも、別のやり方で魚(お金)を得ることもできない。→副業禁止
一度この船に乗り込んでしまえば最後、船を降りるまで、魚(お金)の取り方も知らないままキャリアを終える人がほとんどです。
このままでいいんでしょうか。
私は嫌です。
では、どうするか。
魚を得ることはできなくても、魚を得る方法を学ぶことはできます。
自分の行う行為が社会にとってどのぐらいの価値を生み出すのかを知っておくこと。これがこのキャリアの大航海時代を生き抜いていく上では必要な感覚だと思います。
私自身、今の時点で社会にとって価値のあるサービスを作り出せていません。しかし、現在の仕事を踏まえて自分が行っていることの中には社会にとって価値があるものが埋もれているのではと考えています。
これらを、評価してもらえる環境を自分で作り出し、評価というフィードバックを得る。
これを無形報酬として受け取ることで、制約の多い大型船に乗りながらでもキャリアの大航海時代をサバイブする力を身に付けていけるのだと思います。
自分が思い描くキャリアの最終地点を目指して日々を積み重ねていきたいです。