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4630万円誤送金事件

連日話題になっている山口県阿武町の給付金誤送金事件。

使い込んでしまった男性と誤送金してしまった役場職員に非があることは大前提の上でこの報道を時事ネタ、エンターテイメントとしてではなく
鏡として何かを学ぶ機会とした方がいいのではないかとしみじみと思ってしまいます

居酒屋で頼んでもいないフライドポテトが運ばれてきたら

①頼んでない旨を従業員に伝える
②気づかないふりをして食べてしまう

若手時代飲食の現場にいた経験からすると後者は一定の割合でいて間違って出してしまった店側の責任として代金の請求は断念するケースも

会計額が実際よりも明らかに安い時
学生だとテストの解答が間違っているのに教師が採点を間違えて点数が高い時
同じようなシチュエーションはたくさんあり、誰かのミスで自分が得をしてしまった時に誠実な対応ができるかどうかはおそらく人間の欲深さや本質が出てしまうところなのだと思います

使い込みをした24歳の男性の擁護をするつもりは一切ないものの
たまたま報道されて金額が大きく国のお金だったと言うだけで
同じような場面で誤魔化して得をしようと考える人がいる社会自体見直される機会になれば豊かな国に近づくのではないかと強く思う一件でした

罪を憎んで人を憎まず
人の振り見て我が振り直せ

自分ごとにすると見え方が変わると実感する事件でした

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