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ご報告

2025年シーズンも水戸ホーリーホックのスプリントコーチとして契約を更新させていただきました。

2023年12月末日、水戸ホーリーホックからスプリントコーチのオファーがありました。
昨シーズンはクラブ創設30周年。
この30年間で多くの歴史が作られた中、スプリントコーチ就任という新たな歴史を刻ませていただきました。

僕の師であるスプリントコーチの秋本真吾さんがいわきFCのスプリントコーチに就任したのは2022年の1月、Jリーグ史上初のスプリントコーチが誕生しサッカー界に大きなインパクトを残しました。
それから2年、Jリーグクラブ史上2人目のスプリントコーチが誕生。
スプリントコーチがどのJリーグクラブにもいる世界を創りたいという思いに近づいたシーズンでもありました。


2024年シーズン

シーズンが始まり苦しい時期が続きました。
初戦以降9戦勝ちなし、監督交代、降格争い、最終結果は15位。

誰も予想も望んでもいない結果だったと思います。

厳しい結果が続く中、スプリントトレーニングも思うようにいかない日々が続きました。
結果として満足できるものは一つもありませんでした。
どうすることもできない自分に悔やむこともありました。
ですが1%でも勝利に近づけられるようにスプリントコーチとしてできることをやり続けました。
そのような状況の中でも僕としてもクラブとしても取り組んだというチャレンジ、これが必ず大きな結果になると信じてやり続けたシーズンになりました。

2025年シーズンへ

2025年を迎えたシーズン始動のミーティングで森監督が今シーズンの取り組みとして選手、我々スタッフにこう言いました。

ゼロからの再挑戦 ~もう一度高みを目指し価値を高める~

今シーズンはクラブ創設31年目。
30年間積み上げてきたものがある中、もう一度ゼロに戻って高みを目指し個人の価値はもちろん、クラブの価値を高めていく。

何のために闘うか?

全てはこのエンブレムの中にあるもののため。

『パートナー企業』
『ファン・サポーター』
『地域・ホームタウン』
『仲間・ファミリー』
『クラブOB・歴史』
『スタッフ・ボランティア』

この中にある水戸ホーリーホックの思いを背負って闘う。

闘う集団になる

『勝利への飢え ~執念・執着~』
『競争への飢え ~アラートな空気~』
『試合への飢え ~最高の準備~』

三つの飢えを常に持ち、闘争本能・戦闘能力を上げる。

それらを実現するために求められることの一つ
『相手より走る量と質』
選手たちのこれを高めることが僕に与えられたミッションです。

昨シーズンは『質』にこだわった一年。
今シーズンは『質』はもちろんのこと、その『質』を加えた『量』にこだわります。

最高速度の更新、走行距離の向上、試合終了のホイッスルが鳴るまで走り続けられる怪我をしない体を作る、他にもできることはたくさんあります。

スプリントコーチとしてできること、これらを全うするのみです。

クラブ創設31年目、スプリントで新たな歴史を刻みます。

『水戸ホーリーホックの思いを背負って闘う』

全てはこれを実現するために。

写真・北原基行

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