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『スプリントコーチ』になった
今年の4月、僕は『スプリントコーチ』になりました。
この仕事に魅力を感じてなりたいと思ったのは6年前、あるきっかけでスプリントコーチの第一人者である秋本真吾さんに出会ったことでした。
それから将来はこうなりたいと思ってきました。
陸上競技一筋でやってきたか、そうではありません。
小学2年生から高校2年生までの9年間、野球をやってきました。
圧倒的に野球歴の方が長いです。
僕は野球を始める前、ものすごく野球が嫌いでした。
他にスポーツを始めるきっかけもなく、叔父が少年野球チームを持っていたこともあり、無理矢理ながらも野球を始めました。
それから自分には野球しかないと思い、流れに身を任せる部分もありました。
この頃からプライドが邪魔をすることもありました。
やるならいい環境でやりたい。
中学は硬式野球の強豪チーム、高校はスポーツの名門である滝川第二高校に入学をしました。
ここまでは順調に進んでいったと思いました。
高校入学後、思いもよらなかったことが起きました。
今まで順調でずっとレギュラーだった自分が一番下手だった。
打つのも、投げるのも、守るのも、全てで一番下だった。
今正直に思うと舐めていました。
もう一つ起こったことがあります。
僕は自己主張が苦手だった。自分の意見を言う、表現することができなかった。
周りからすれば言いたい放題。
いじめにあった。
人に言うのが恥ずかしいくらいみじめだった。
3年は耐えよう、そう思ってやってきました。
高校2年生の冬、大きな怪我をした。その瞬間心が折れました。
周りからの目、対応を過剰に感じた。
もうダメだと思った。
そこで野球人生を断念しました。
同じことが続く。何に挑戦してもすぐ諦める。何やっても成功しない。
そう言われ続けてきました。
変わらないといけない。
昔から走ることが好きだった。
陸上競技は憧れのスポーツだった。
陸上競技で自分を変えよう。
ここからは自分の選択で何事にも挑戦しようと思いました。
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自己ベストで表彰台に上がった
高校の陸上部の顧問の勧めもあり、大阪学院大学に入学し陸上競技を始めました。
コーチのアドバイスもあったが、自分で考えて取り組むことにとても魅力を感じた。
伸び悩むことがあっても走りを追求することにワクワクした。
初めてスポーツが楽しいと思いました。
これを仕事にできないか。
![](https://assets.st-note.com/img/1672489853903-UbRZbxieZg.jpg?width=1200)
そんな時にSNSでスプリントコーチの秋本真吾さんの活動を見つけました。
『スプリントコーチ』、人の足を速くするという仕事。
とても魅力的に感じました。
こうなりたいと思った。
その瞬間からできることを全てしようと思った。
できないと言われることもありました。
それでもいい、失敗してもいい。
やらなかったことに後悔はしたくなかった。
少しでもそこに近づくためにどうするか。
人の体を知りたい、手に職をつけたいと思い大学卒業後、柔道整復師の専門学校に入学し、並行してスプリントコーチとして地元姫路で活動を始めました。
甘い世界じゃないのはわかっていました。
まず、何をしている人かもわからない。
走り方教室を開催しても人が集まらない。
スポーツにお金を払う文化がない。
様々な問題に直面しました。
そんな時にスプリントコーチの秋本真吾さんがされているオンラインサロン『CHEETAH』で、秋本真吾さんとマンツーで話せるというセッションがありました。
そこで姫路で活動している中での問題を相談させていただきました。
その中で秋本真吾さんから
「姫路で必ず活動しないといけない理由はあるの?」と問われました。
僕は「ないです。」と答えました。
そこで秋本真吾さんは
「じゃあ関東へ来れば?関東ならスポーツに対する熱意は高いから機会はたくさんあるよ。」
と言われました。
僕は即答で「行きます。」と言いました。
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今年は秋本真吾さんの元でたくさんの経験をさせていただきました。
プロアスリートの指導現場はもちろん、全国各地の走り方教室にも帯同させていただきました。
スクール事業も拡大し、様々なカテゴリーの指導経験もさせていただきました。
何事も挑戦しないと成功には繋がりません。
大事なのはその挑戦の中でどのような過程を踏むか。
来年はさらに大きな挑戦をします。
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