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プロダクトマネージャーが評価されるコツパート2

> 2021年10月23日 テック企業に転職しよう vol.5
> 前回の捕捉説明
> Growth PMは既存事業の”事業部長”
> Innovation PMは”起業家”と”ゼロイチ人材”
> Souzoh(メルカリ子会社)での僕の役割

ども。たいろーです。

いやー嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。
何が嬉しいかって?コレですよコレ。

買っちゃいました!『Nintendo Switch 有機ELモデル』

こちらのVoicyでもひたすら「有機ELモデルが欲しい!」て話をしていたのですが、BicCameraの抽選に応募し、無事に当選したのでした。

現在、Amazonや楽天、メルカリなど主要なEコマースで高額転売を狙う人たちが大勢います。かなり割高なので、欲しい方は製品供給量と価格が安定するまで待った方が良さそうです。

さて、今日は先日書いた『プロダクトマネージャーが評価されるコツ』の続編です。

■ 前回の捕捉説明

前回、僕が自分なりに活躍のための要諦を示したのはスペシャリスト型PMである『Core PM』と『Platform PM = Tech PM』でした。

Core PMで優秀な人は、開発すべき機能の要求仕様をササッと書くことができます。また、どの画面が何種類あって、どこを押すと何が起きるのかといった詳細まで細かく説明することができます。Figmaなどのデザインツールを使って、簡単なデモなら自分でもこなせるほどです。

一方、Platform PM = Tech PMは、PMの中でも特にエンジニアに近く、高度な技術や専門領域を扱えるのが特徴です。サービスが大きくなって複数の大きなコンポーネントが相互通信しながら成立する「マイクロサービスアーキテクチャ」にシステムが進化すると、チーム開発の生産性を最大化させるためにもPlatform PM = Tech PMの採用ニーズが高まる傾向にあります。

そして今回は、前回で触れなかった残りの「Growth PM」と「Innovation PM」について解説します。

ジェネラリスト型
Growth PM : 既存プロダクトのグロース開発
Innovation PM : 新プロダクト創出/PMF開発

僕がこの2つをジェネラリスト型に分類したのは、事業の数字に直接責任を追う事が多い役割だからです。

■ Growth PMは既存事業の”事業部長”

まず、Growth PMの役割はシンプルで「事業数字を伸ばすこと」です。
下記の表を見て下さい。

ずらり並んだGrowth PMの仕事について「日々何を問われるか」「何を気にしているか」を捕捉すると、こんな感じになります。

・Aquisition(新規獲得できているか?)
・Activation(獲得後に定着しているか?)
・Engagement(頻繁に利用しているか?)
・Retention(解約率は増えてないか?)
・Monetization(収益機会を最大化できているか?)
・Pricing(価格設定で収益を最大化できているか?)
・Subscriptions(継続利用しているか?)
・Conversion(購買数や申込数を最大化できているか?)

ご覧の通り、事業収益を構成要素に分解した中間指標の達成に対して責任を追っているのがわかりますよね。

例えば、新規ユーザー獲得が課題であれば、マーケティングチームと連携してキャンペーン企画を立てたり、その企画のための機能開発も必要です。また、広告の費用対効果を測るCPI (Cost per Install)、CPA(Cost per Aquisition)といった指標にも目を光らせる必要があります。

しかも、やみくもに新規獲得数だけ追ってもダメです。例えば、あるソーシャルゲームのGrowth PMとして新規ユーザー獲得を任されたとしましょう。そのゲームを少しだけ体験できる広告をfacebookやyoutube、SmartNewsに広告を出稿。インストールあたりのコストが非常に安く抑えられたので成功した!と喜んでいると。。。なんと、そのキャンペーン経由で獲得したユーザーはゲームには課金しない無課金ユーザーだった。。。なんていう話は枚挙に暇がありません。

さらに、ユーザーの定着率を改善しながら売上を最大化する一方、利用頻度をモニタリングしながら、離脱させないための施策を打つなど、必要な数字を伸ばし、減らすべき数字を減らす事に一番のこだわりを見せてチームをリードしていくのがGrowth PMです。

どうでしょう?皆さんなんとなくお気づきかもしれませんが、これって「事業部長」に近い役割ですよね。なので、プロダクトマネージャーの中でも数字にこだわれる人や、予算必達マインドを持った人でないと務まらないのがGrowth PMなのです。

ちなみに自分の場合、新卒リクルートでの営業経験で予算必達マインドが強くなりました。なので、一般的なSalesメンバーよりは達成意欲が高く、であるが故にGrowth PM的に立ち回る場合もあります。

ちなみに、Growth PMは、エンジニアとしての経験やPMとしての実績よりも数字達成に対する意欲の方が大事なので、営業系人材が最初にプロダクトマネージャー職種への転身を目指すのが良いのではないかと思います。

■ Innovation PMは”起業家”と”ゼロイチ人材”

さて、次はInnovation PMです。

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