箱根湯本の地元民による超オススメ飲食店
2回目の緊急事態宣言が明けましたが、皆さん、いかがお過ごしですか?
僕は現在、都内と箱根を行ったり来たりの毎日で、コロナ禍で人が閑散としている箱根に一抹の寂しさを感じていたのですが、この週末から観光客が戻ってきました。箱根はやはり観光地。お客さんで賑わっている様子を見ると、この土地で育った者としては嬉しい気持ちになります。
そこで今日は、箱根湯本で個人的に超おすすめの飲食店を紹介します。このnoteを読んで下さった皆さんが、もし箱根湯本にお越しになる際には、候補の一つに加えて貰えたら嬉しいです。
※一応、まだ時短営業は継続していると思うので、行く際には事前に営業時間や休日の確認を電話でされることをオススメします。
蕎麦ならこのお店
■ 箱根暁庵(個人的に★★★☆☆)
蕎麦の香りが良く、以前は少し弱めだったつゆも今ではしっかりした味わいでお蕎麦の風味を引き立てています。蕎麦味噌や豆腐のセットがお得です。
ちなみに、歩いてくるまでの間に『彦(げん)』というお蕎麦屋もあり、蕎麦の風味はそちらが上です。ただ、彦の蕎麦は口の中で噛んだ時に「ひゅるひゅる」していてコシが足りないので、個人的には暁庵の方が好きです。
それと、このお店にはちょっとした裏技があってですね。
暁庵の隣の『暁亭』というお店(というか、別のお店ではなく同じ店舗が運営する離れ)の方でも同じメニューを注文できるんです。暁亭は、以前は豆腐料理を出していた別の店舗だったのですが、今は暁庵の別室として使われているようですが、何せ、山県有朋の別邸を移築した建物ですから、雰囲気はこちらが圧倒的に素敵です。お店に入ってから、聞いてみて下さい。僕は勝手にズカズカと暁亭の建物の方に移動しちゃいますが。
また、箱根に行く予定はないけど蕎麦好きな方は『箱根暁庵 銀座三越店』も営業しているので、そちらもオススメです。
鰻料理ならこの店
■ 芦柳庵(個人的に★★★★☆)
箱根湯本駅から徒歩10分ほど。京都の町家を改装したような素敵な建物で、丁寧に仕事をされた絶品の鰻が頂けます。ここのご主人はうちの母とも知り合いで、都内の某有名鰻店のご出身。腕前は勿論ですがお人柄も良く、いつもニコニコと仕事されている様子が印象的でした。
今は改装して席数が少し増えていますが、以前は建物内になんと2席だけ。1日2組しか予約を取らないのにお値段はリーズナブルなので、ご主人の趣味で切り盛りしているのではと密かに噂してた程です。
本当は教えたくない「知る人ぞ知る」そんなお店。今もおそらく完全予約制なのでご注意下さい。
お鮨ならこの2店
下記の2つのお店は価格帯が違います。1つ目は夜でも7千円〜1.5万円のレンジで、2つ目は1万円〜2万円です。
■ 勝鮨し(個人的に★★★★☆)
箱根湯本というより小田原寄りなのですが、もし箱根に立ち寄ることがあれば、事前に予約してぜひ帰り道で立ち寄ってみてください。高校生の頃からちょっとしたお祝いの時に通い詰めているお店で、人にオススメしてはいつも、実際に行った人たちから感謝されてきました。
ここの名物はなんといっても『地あじの握り』。僕はここで食べるまでアジの刺身も握りもさほど好きではなかったのですが、地あじの握りがあまりに旨過ぎて、味覚が変わってしまいました。もちろん、他のネタも最高です。
■ 寿し 笙(すししょう)(個人的に★★★★☆)
そして、箱根湯本でお鮨を食べるなら、ここ一択です。醤油皿はなく、食べる直前に、にきり醤油をさっと塗って出してくれます。
夜は11,000円から。ランチは5500円(税込)からとリーズナブルですが、鮨のレベルは都内の有名店に引けを取りません。
ロマンスカーで箱根湯本駅に到着したら、真っ直ぐお店に向かって、まずはここでランチが最高ですね。そこから、周辺の日帰り温泉を楽しんだり、もう一度登山電車に乗り換えて、温泉旅館にチェックインするのも良い過ごし方だと思います。
ビールは生ビールの『白穂乃香』のみ。めずらしい日本酒を出してくれるので、おすすめを下さいと言ってみるのも一興です。
ということで、今日は実家のある箱根湯本の個人的なおすすめ店について書いてみました。
ではまた。
ここから先は
『Work in Tech!』 Deep Dive
テック企業で働く日常や世界のテック事情をPick Upするニュースレター。書籍やTwitterでは書けないディープなネタも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?