#9 台湾人と商談後の心構え
4月に秋田県へ台湾人70名をアテンドした際の消費行動について下記の通りXにまとめました!ぜひご覧ください。リプ欄にぶら下げています!
改めまして、私は秋田県人です。よろしくお願いします。
観光地の売店での販売手法についても非常に考えさせられました。
地方の売店の伸び代はすごいあると思いました。
さて前回は台湾人との商談の際の心構えについて書きましたが、今回は商談後の心構えを考えました。結論から言うとフォローしっかりしましょうということです。
具体的には以下の通り。
レスポンスを速くする(即レス)
商談後は、迅速なレスポンスが鍵です。商談が終わった後すぐに、感謝の意を伝えるメールやメッセージを送ることで、相手に対する敬意を示し、次のステップに進むための道を開くことができます。例えば、
「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。今回の商談でお話しした内容について、以下に確認させていただきます。」
このような迅速な対応は、相手に対する誠意を示し、信頼関係を築く一助となります。
できればラインを交換する(翻訳botを入れれば問題なし)
台湾ではLINEが広く利用されており、ビジネスコミュニケーションでも頻繁に使用されます。商談後、可能であればLINEの連絡先を交換することをお勧めします。これにより、より迅速かつカジュアルなコミュニケーションが可能となり、相手との距離感を縮めることができます。また、翻訳ボットを導入することで、言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションが可能になります。
LINE公式の「中日翻訳アカウント」は以下の通り。トークグループを作成して翻訳アカウントもグループに追加するだけで翻訳してくれます。
LINEの翻訳精度は悪くないです。長文なんかはChatGPTで翻訳できちゃいますね。
中日翻訳アカウント(繁体字)↓
使い方の詳細↓
よほど忙しくない限り返事は5分以内にする
台湾人はLINEでの迅速なコミュニケーションを好みますが、一方でフェードアウトも早いです。したがって、返事はできるだけ5分以内にするよう心がけましょう。これにより、相手の興味を引き続けることができます。
1週間後に返事してもスルーで終わると思います。
適切なタイミングで通訳会社にお金を払ってフォローしてもらう
言語や文化の違いを超えて、ビジネスを円滑に進めるためには、通訳会社のサポートを受けることも有効です。特に重要なポイントや複雑な内容については、プロの通訳を利用することで、誤解やミスを防ぐことができます。
適切なタイミングで再度訪台する
台湾での商談は、一度で決まることはほとんどありません。したがって、適切なタイミングで再度訪台し、対面でのコミュニケーションを図ることが重要です。これにより、相手との信頼関係をさらに強化し、ビジネスの進展を促すことができます。
見積価格を出す際は、日本国内渡しの価格を提示して反応を伺う
貿易条件FOBとか言われた場合、どうすればいいかは下記を見ていただきたいのですが、
それでも難しい場合は日本国内渡しの価格(例えば東京までの送料込みの価格)を提示して、相手の反応を伺うことも一つの方法です。これにより、相手が価格に対してどのように感じているかを把握しやすくなります。
無茶振りに頑張って対応する
台湾のビジネスパートナーは、迅速な対応を求めることが多いです。例えば、「明日までに見積が欲しい」とか「サンプルを明日EMSで発送して欲しい」といった要望に対して、できる限り迅速に対応することで、相手の信頼を得ることができます。日本のビジネススピード感では対応しきれない場合もありますが、柔軟に対応する姿勢が求められます。
まとめ
台湾人との商談後のフォローアップは、成功の鍵です。適切な対応で、信頼関係を築き、ビジネスを発展させましょう。レスポンスを速くし、LINEの交換や翻訳ボットの導入を活用することで、より良いビジネス関係を築いてください。また、適切なタイミングでの再訪問や通訳会社の活用、迅速な対応も忘れずに行いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!