見出し画像

#4 輸出前に成分検査は必要?②【加工食品編】費用をかけずに栄養成分標示を作る方法

明けましておめでとうございます。
わたしは元旦から台湾の友達と台北市内にある、陽明山の牧場に行ってきました。
友達は台湾では珍しい秋田犬を飼っていて、一緒に散歩させてもらい、元気をもらいました!

凛々しい秋田犬

さて、前回は台湾の栄養成分標準は5大栄養素ではなく8大栄養素であることや、検査機関で8大栄養素を算出する際の費用感をお伝えしました。

本日はお金をかけずに8大栄養素を算出する方法をお伝えします。


フォワーダーに算出してもらう

これは1番楽な方法です。
5大栄養素と原材料一覧をフォワーダーに提供すれば、8大栄養素に変換してくれます。
ただし、これはどこでもやっているサービスではないようですので、都度確認してみてください。

適当に計算する

これはあまりオススメしませんが、費用を最小限に抑える方法です。

「グリコの栄養成分ナビ」を使用しますhttps://www.glico.com/jp/navi/

こちらのサイトは、原材料名と重量を打ち込めば、どんな栄養素がどれくらい入っているか一般値を出してくれます。

そのため、使用している原材料ごとに一般値を検索して、すべて合計すれば理論上、8大栄養素が算出できちゃいます。
下記(例)は甘鯛100gの栄養素です。糖質や脂肪酸など、台湾で必要な情報も網羅されています。

甘鯛100gの栄養素

この情報を利用して、8大栄養素を算出するのは、私もやったことがありません。
ただし、台湾の同業者でやっているところはあります。
もしこちらを利用する場合は自己責任でお願いします。

実際のところ、通関時に費用ををかけて実施した検査レポートの提出を求められることはほぼありません。

どうやって8大栄養素を算出したか、その過程を聞かれることもありません。

そのため、いろいろなアプローチがあると思いますが、人の口に入るモノを扱う業者として、どの選択肢を選ぶかは慎重に決めたいものです。

それでは!



いいなと思ったら応援しよう!