#1 輸出ってまず何するの?どこに相談するのがいいのか?
中小企業が自社の商品を輸出したいな〜
となんとなく思ったらいろいろと相談する先はあると思います。
例えば、取引のある金融機関。
銀行や信金とか。
銀行は海外に駐在員事務所をもっていたり、海外の銀行と業務提携してたりします。
あとはジェトロとか。
銀行とかジェトロ経由で海外バイヤーと繋がることができます。商談会とかよく開催されてます。
実際に海外バイヤーと商談して、例えば「あなたの会社のお煎餅🍘を台湾に輸出したいんで、FOB東京で見積ください!」とか言われますよね。
でも、ここでたいてい商談終了します。
FOB東京は貿易条件なんですが、要は「東京港から輸出するために、税関の審査を受けて、バイヤーの指定する船に商品を乗っけるまで」の価格になります。
このFOB東京の見積価格が算出できずに商談がフェードアウトすることが多いと思うんです。
まずどこに相談すればいいか?
それはフォワーダーさんです。
フォワーダーって?
お客さんから貨物をあずかって、物流を手配して、指定の国まで輸出してくれる。そんな業者さんです。
海外に支店があるフォワーダーは、現地国で輸入手続きもして、海外の指定場所まで届けてくれます。ドアツードアですね。
極論言えば、フォワーダーの言うとおりに作業すればすぐ輸出できちゃいます。
ただし、フォワーダーさんに相談する前にいろいろと整えることがあるので、次号でお伝えしたいと思います。