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網戸をキレイにすれば部屋もイキイキ♪ 網戸のメンテナンス方法とは ?
品川区二葉で創業して70年の建具屋さん太明です。
夏場に窓を開けるときや掃除で空気を入れ替えるとき、虫の侵入から部屋を守る網戸が大活躍です。
しかし、せっかくのさわやかな風も、網戸が汚れていたらほこりっぽい空気を部屋の中に招き入れる事になります。
そんな事にならない為にも網戸の掃除とお手入れが必要です!
部屋がイキイキする網戸の掃除方法とメンテナンス方法についてご紹介します♪
網戸はどうして汚れるの? 汚れの原因と種類をチェック!
網戸は内面と外面、両方の面で常に汚れるリスクに晒されています。
内面の汚れはキッチンから漂ってくる油を含んだ煙の付着と綿ホコリ、ペットの毛やたばこの煙などが原因です。
外面の汚れは排気ガスや土ホコリ、工場廃棄、雨水の汚れ、PM2.5などが主な原因とされています。
網戸を手入れしないまま放置しておくと、油汚れにホコリが付着して落ちにくくなったり、排ガスの影響を受けやすい場所だと網戸が真っ黒になってしまいます。これらの汚れは取れにくくなる上に、網戸の劣化につながるためこまめなお手入れが必要となります。
これでピカピカ!網戸掃除のおすすめ3選!
網戸掃除にはいくつか方法がありますが、身近な道具でお手軽にできるお掃除方法をご紹介します!
・簡単に掃除する時はいらなくなったストッキングと新聞紙で!
この方法で用意するものはいらなくなった靴下やストッキングと新聞紙、そして掃除機です。まずは部屋の中に余計なゴミが侵入しないように部屋の内部に新聞紙を貼りテープで目張りをします。ストッキングを丸めたものをまずは網戸の外側を上から下、右から左へ軽くこすり、網戸に付着しているホコリやゴミを落とします。
ストッキングからは自然にホコリを吸着する「静電気効果」が期待できるのでその性質を大いに活用しましょう。
新聞紙を外したら内側も同様に上から下、右から左へ軽くこすってホコリを落とします。仕上げに周辺に落ちたホコリやゴミなどを掃除機で吸い取って終わりとなります。
・万能な「重曹水」と「メラミンスポンジ」は網戸にも有効!
掃除に万能は「重曹水」と「メラミンスポンジ」は網戸掃除にも有効です。まずはスプレーボトルを用意して、200ccの水に重曹を小さじ1入れて重曹水を作ります。下に新聞紙を敷いて重曹水をまんべんなく吹き付けます。少し時間を置いたら水を含ませたメラミンスポンジであまり力を入れず磨き上げるようにこすります。内側も外側も同じように洗います。
ひと通り作業が終わったらよく乾かします。メラミンスポンジで落ちにくい汚れは使い古しの歯ブラシを使うとよく落ちます。
・サッシ部分のお手入れも忘れずに!
網戸掃除では網戸本体だけなくサッシのお手入れも大切です。サッシをきれいにしておかないと雨水や結露などで洗い流された汚れが水分を含んでカビの発生の原因となります。サッシのお手入れ方法は割りばしにキッチンペーパーを巻き、重曹水などを含ませた棒状のアイテムでふき取るとキレイになります。汚れが落ちるまでペーパーを取り換えて
拭き続けましょう。あまり汚れない場合でも部屋に掃除機をかけるついでなどでササっと吸い取ってしまうのがコツです。
網戸の掃除は外す?外さない?
網戸掃除で気になるのは「網戸を外すか外さないか」問題です。
網戸を外して寝かせて手入れをする十分なスペースがある場所ならば網戸を外して丁寧に手入れをする事をお勧めしますが、アパートやマンションではドライバーなどを使わなければ外せない仕様であったり、台所の小窓など外しにくい場所のものなどがあります。
その場合は無理して外さず、新聞紙を敷いたり目張りしたりなど周囲に汚れが飛び散らないように対策をしてからお手入れをしましょう。
【まとめ】網戸を長持ちさせるコツはこまめなお手入れを!
網戸の寿命は5年~10年と言われています。できれば長持ちさせて使いたいという人はこまめなお手入れを掃除が必要です。
週に一回ぐらいは掃除機で吸い取ってホコリや汚れを落とすようにするだけで、落ちにくい汚れが付く、という状況にはなりません。
大掃除をするなら年に一度ではなく、シーズンごとに丁寧な掃除を心がければキレイな状態で使い続ける事ができます。
例えば夏用カーテンから秋用、冬用カーテンに変えるタイミング、夏のすだれをしまうタイミングなどで掃除をすることをお勧めします。
また破れたり、穴が開いたりした場合は放置せずに修繕や張り替えなどの選択をしてください。
重曹水でも落ちないガンコな汚れや油とホコリがべったりとついたような落ちない汚れの場合は、ホームクリーナーなどの網戸を掃除してくれる太明にご相談ください。
網戸の汚れがひどい時は強力な洗剤を使いがちですが、かえって網戸を傷める事になるのでおすすめしません。