なぜタイミーは今、新卒採用事業を始めるのか
こんばんは
友人の洪くんのnoteがエモかったのでnoteを久しぶりに書きたくなりました。(笑)
見てない方はこちら(https://note.mu/hidetakadesu/n/ncc19983afab5)
今日大きくリリースを出した日本初の就活イベントを立ち上げるに至った背景などについて書ければと思います。新規事業を考えている方の少しでもお力になれたら嬉しいです。
そもそもなぜ新規事業を立ち上げた?
タイミーはまだリリースして7ヶ月のサービスです。普通に考えたら全会社のリソースをタイミーだけに割くべきかも知れません。いや、ほとんどのベンチャーや会社がそうすると思います。自分はそういう時にチャンスがあるのではと思っています。
単発バイト市場は成熟し始め、タイミーの競合は14サービスほどあります。にしても多いですよね..(嬉しいのか悲しいのか..)
その中でよく投資家やクライアントに言われるのは「差別化はなんなの?」というものでした。「ユーザー数とクライアント数が一番います!」「ビジネスモデル特許をとりました!」「デザインが綺麗です!」ということを話すことはできるのですが、自分の中でいつ抜かれるかわからないという危機感を常に持っています。なぜなら手数料をタイミーより安くしたりすることでシェアを取られ兼ねないからです。実際に手数料をタイミーの1/3にして提供しているところも出てきています。
ということで単発バイトサービスはたくさんあるけどやっぱりタイミーがいい!と言い続けてくれる施策を立てなくてはと感じ新規事業立案に至りました。準備に想像以上に時間がかかるので早すぎるくらいがちょうどいいと思っています。(笑)
新規事業第一号に新卒採用市場を選んだワケ
大きく分けて3つの理由があります。
1. 自分がやる意味
2. タイミーがやる意味
3. タイミング
1. 自分がやる意味
やはり、新規事業とはいえ想いのある人が責任者をやらないと立ち上がりません。大手企業で新規事業が失敗するほとんどの理由がこれと言われています。今回の責任者は社長自らでした。理由は自分が通常だったら2020卒ということもあり、友達から就活の愚痴などを聞く機会が多かったからです。私自身も実は大学1.2年生の時に世間より少し早く就活を経験したことがあり、ESやテストセンターに足を運びいくつもの面接を受けた経験がありました。友達からの愚痴と自身の経験からこのサービスを思いつきすぐに自分がやろうと考え立ち上げました。
2. タイミーがやる意味
いや、でもタイミーがやる必要ってあるの?という意見もあると思います。ここで少しだけタイミーの勝算と立ち上げる意味について書きたいと思います。タイミーは現在都内を中心に4万人の学生が登録しています。ノープロモーションでここまで来たこともあり、とても情報感度が高い学生、チャレンジ精神旺盛な学生が集まっています。この二つの属性を持つ学生は人事からすると喉から手が出るほどアプローチしたい層なんです。
ということでタイミーは新卒採用事業をやるための武器をすでに持った状態からスタートできるので成功角度が高いと考えています。また、タイミーでバイトをすれば就職に有利になるということが伝われば大学一年生からタイミーでずっとバイトをして評価を蓄積しようと思うようになると考え、今回の事業立案に至りました。
3. タイミング
最後にもっとも大事と考えているのがタイミングです。「シナジーがある」「儲かる」という基準だけでは失敗する事業が多いのが現状です。就活ルール解禁というフレーズは最近耳にした方も多いのではないでしょうか?
今の就活市場は大きく変わろうとしています。今までの就活市場は学歴が高い人と大手企業が圧倒的な人気を保っていました。しかし、人手不足や働き方改革、大手企業の破産などが生じ、市場環境が一気に変わり始めています。そのような市場を見つけることで風が吹き後押しになり成功角度が高まると考えています。
最後に
正直この新規事業が成功するかは誰にもわかりません笑
シェアの協力よろしくお願いします!
https://twitter.com/Ryo_Ogawa70/status/1111076512768225280
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