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告別式が終わり、納骨が終わり…

告別式前日、母の湯灌の儀を行いました。父、兄、兄嫁、叔母、そして私…5人で母の眠る遺体安置所に行き、母の身体等を清めました。

湯灌を行ったのは初めてで、とても良い経験が出来ました。母もきっと気持ち良かったと思います。お風呂が好きな母だったから…。
亡くなる一週間前までシャワー浴をしていた母。湯灌の時にシャワーを使い身体を清めます。私はシャワー音を聴いていたら、最期のシャワー浴の時の事を思い出し、涙が止まらなくなりました。

「気持ち良いー!」あの嬉しそうな母の声が耳に残っています。この日、母は最初シャワー浴を拒否しました。しかし、気が変わってシャワー浴したいって言ってくれた時、私は嬉しくなって、「やろう!綺麗にするよ!」

今考えると、母はもう自分の命がそんなに長くないと悟り、気持ちを変えてくれたのかな…と思う様になりました。私はまさかこの日が最期のシャワー浴になるとは思ってもみませんでした。

告別式の前日は全く眠れませんでした。哀しさと恐怖といろいろな気持ちが混在していました。

告別式当日、お天気は快晴でした。晴れ女の母が晴れにしてくれたのでしょう。

このご時世なので、葬儀は家族葬で営みました。

泣きました…生きてきたなかで一番泣きました。涙は枯れない事がよく分かりました。泣きすぎて目が痛くなりました。

暖かい空気と母の好きな音楽が流れる時間は穏やかでした。母もその場にいる気がしました。

お骨になった母と実家に帰りました。 この日から未だにですが、時々母が亡くなった事が信じられないでいます。まだ病院に入院してるのでは?って思ったりします。

先月末に納骨も済ませました。母の病気が分かった5月から今日まで、本当にあっという間でした。

今日は喪中はがきの注文書を書いたりします。切ないですね…。

この先の暮らし…人生にもう母がいないと思うと寂しいです。でも、母は太陽になり、星になり、月になったのです。心のなかでずっと生きています。

お母さん…本当にありがとう。これからも元気がない時はお母さんの笑顔を思い出すね…大好きだよ✨

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