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Headless ERP を提供するテイラーに Head of Platformが爆誕！？

テイラー(YC S22)

はじめに

皆様こんにちは！
テイラー株式会社のプロダクトエンジニア改め Head of Platform の Jack です。夏が終わったと思ったらいきなり寒くなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか？

私事ですが、テイラー株式会社に入社してちょうど6ヶ月が経ちました。新しい環境に慣れ、試用期間も無事終わり、徐々にではありますがテイラーのプロダクトに貢献できていると感じている最近です。
また、冒頭の挨拶にあるとおり10月から光栄なことに Head of Platform という役割をいただいたので、今回は過去6ヶ月間を振り返りつつ、今の私の思うところや今後の動きについて共有できたらなと思い執筆しています！

もし、まだでしたら今年4月の私の初々しい入社エントリーも合わせてご一読ください。

入社後6ヶ月間の振り返り

入社エントリーで書いたとおり、Tailor Platform（PF）はここ半年でいくつもの機能拡充から、プラットフォームをコマンドライン上で操作する “tailorctl” のリリース、お客様向けのドキュメンテーション https://docs.tailor.tech/ の公開など、ものすごい勢いで進化しています。

この勢いに圧倒されながら、入社直後は PoC チーム（現 Professional Service、PFを使いお客様のアプリの開発するチーム）で、今のプラットフォームに足りない機能はなんだろうというのを常に意識しながら開発を行っていました。そして、ある程度担当していた案件が落ち着いたことを機に、PFそのものの開発に次第に携わるようになり、自然とPFを開発する “Core” チームに移ることになったのです。

Professional Serviceを経験したことで、お客様に近い目線で「どうしたら、より簡単に・直感的に誰もが使えるプラットフォームになるのだろう」といくつか機能を提案したり、実装したり、PFの開発フローに新しい風を吹き込むができたのではないかと我ながら思ってます。（笑）

まだリリースされてないものも含みますが、実際にいくつか実装した機能も紹介したいと思います。

  • アプリ開発をローカルスタックで行うための “mini”tailor のベータ版の改良・実装

  • プラットフォームのもっとも重要なコンポーネントの一つである TailorDB に計算フィールドの追加

  • 認証・認可基盤のDirectoryを新しいサービスへリプレイス

  • プラットフォーム内部の抜本的なリファクタリング

  • などなど

PFの開発も楽しくあっという間に月日が過ぎていきました。

そしてとある日、弊社CTOとの 1on1 で…
「Jack、明後日に発表するんだけど、これから Head of Platform だからよろしく！」と言われました（続）


DALLE3にて生成してみた画像

Head of Platform ってなぁに？

さて、問題です。
「あなたなら Head of XXX という役割を任命されて、最初になにを思うでしょう？」

もし下のどれかだったらこのブログに ”いいね” ください！（切実）

  1. おぉ今までの実績が認められた！嬉しい😄

  2. 責任重大だな！これからもっと頑張ろう💪

  3. やっとこの俺の素質に気づいてくれたか😏

ここだけの話、私はというと「Headless ERP っていうプロダクト売ってるのに、なんで “Head” of Platform なんだよ！」とツッコんでしまいました（笑）

冗談はさておき、真面目な話に戻すと、今まで幾度も先人たちの「Head/VP of XXXとは」的な記事やブログなどを見てきて、様々な観点があるのは知っていましたが、いざ自分が任されると何をすればいいのか突然わからなくなってしまいます。
頭では組織作りや人材マネージメント・技術的な意思決定など責任範囲が増えるということはわかっているが、私はそれを噛み砕いてスッと実行に移せる天性の才能がある人ではないこともわかっています。

数週間たった今も、そしてこの記事を書いていても、Head of Platformとしての責務にまだそこまでピンときていないのが本音です。
ただ、ここ6ヶ月のチーム全体の動きとテイラーの成長を見ていて感じるのは、「私が任命されたから、これからはこうしよう」と変化を求めるのではなく、今までどおりチーム一丸となって課題に取り組み続け、チームがスケールしてもみんなが同じ方向を向き、フラットに話し合い、よりよいプラットフォームを開発していくことだと思っています。それこそ冗談抜きに “Head”less な組織にしたい。

皆様が求めていたであろう「ずばり Head of XXX になったらこれをやれ」という答えとは違った着地になってしまいましたが、そう思っている今日この頃です。
寒さにはお気をつけて。

それでは！Happy Tailoring！

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