手織りの支度1
手織りはギッコンバッタンと織るところは、工程としてはほぼゴールです。
ギッコンバッタン織るところが一番楽しい時ではありますが、実は織る前の準備が色々とあります。
これが結構大変…。
手織りを始めたけど縦糸の準備が面倒で織り機が眠ったまま…というお話もよく聞きます。
だいたい縦糸は、1cmの幅に3本か5本の糸が入ります。
例えば20cmの幅で5mの長さを織るとすると、ざっくり5mの糸が100本必要になります。(厳密には結ぶ分などを入れて6mぐらい必要ですけど端折る)
この縦糸を取ることを、整経といいます。
整経台というのにかけながら糸を取っていきます。
細かな作業!と思われるかもしれませんが、ポイントさえ押さえておけば、少し切れたりしても問題ないのがさをり織りの良い所😊
この後、筬通し、ヘルド通し、巻き取り、といった工程があります。
つづく…