
五十肩との闘い/鍼灸師
歳を重ねてくると、背中が丸くなり猫背、まき肩の姿勢になりやすい。
すると、胸が圧迫され呼吸は浅く、肩こりがひどくなっていきます。腕を上げるのがおっくうになります。動かさないと肩は固まってしまいます。そのため、腕が上がらない、動かすとポキポキ音が鳴るといった症状が現れ、同時に肩まわりの深層筋が弱くなり、炎症を起こしたりします。こうなると、五十肩つまり肩関節周囲炎になっていきます。
急性期の特徴は夜間痛です。就寝中寝返りを打ったときに痛みが起きます。けっこう、痛いです。痛みは落ち着いてきますが、腕を上げたときの痛みは残ります。
ほっとけば、痛みがおさまるからとおっしゃる方もおられますが、痛みがなくなっても可動域に制限が残り腕が上がらなくなります。また、再発しやすいのです。
では、どうしたら良いのでしょう?
ストレッチをおすすめします。予防のためのストレッチでもあるので日頃から実践しましょう。
痛みの強い時はストレッチをやらないでください。動かすと痛む時は寝転んで、痛む方の腕を上げたり下げたりします。肘を曲げておこなってください。→肩関節奥のストレッチ参照
ストレッチのやり方は↓

