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Le Mois de Juillet et Août 2024

割引あり

すいません、毎月更新のつもりが7月は珍しくバタバタしていたのと目新しい外食も無かったので8月半ばまでと抱合せにさせてもらいました。


今月の高音質レコード

カルヴィン・ハリスの「Funk Wav Bounces Vol.1」
EDMの終焉からいち早くディスコ路線に切り替えた名作中の名作。
客演も豪華、旬の素材てんこ盛りな
2枚組の重量盤、去年新品で購入。

ダイナミックレンジが高く、アナログ特有の倍音の広がりと抜けの良さは快感すぎる!
スペックの数値的には高くないかもしれないけどカルヴィン・ハリスはあえてレトロなアナログ臨場感な録音にこだわったのではないかと思う。
このズラシがセンスの良さであり、トップDJに君臨し続ける所以なのだろう。
Vol.2も良いんだけどレコード買うまでにには至らない。



やたら煽ってるタイトルの本が出てましたね。

『美食の教養 世界一の美食家が知っていること』浜田岳文

自ら、世界一の美食家と名乗るとは、、、どんだけ自分好きなのでしょうか。この人見かけるようになったのごく最近ですよね。山本益博先生のご意見をお聞きしたい。この手の人であのヤンキーでギラギラした人の名前なんやったけ。。。
読んでみたかったのに、図書館になくて。(→ありました、予約中)
買うまでのものでは無いのは間違いないのでネットで拾ってきました。
そしてやっぱりいまどきライターと同じくワインが語れない人のようですね。
教養とは何なんでしょうね?

↑ネット上で公開していたのを読んでリビューしてみた。


【世界127カ国を食べ歩く美食家が教える】「美味しい国」「まずい国」の決定的な違い

とか、煽りタイトル書いといて決定的な違いについては述べられていないのは残念。ま、この本に限ったことじゃないが。


また、金銭感覚も同じです。お金があるなしにかかわらず、最高の食事体験には1食5万円払ってもいいという人もいれば、どれだけ素晴らしい食事でも2万円以上はあり得ないという人(数年前、ある大手ホテルグループの社長の口から聞いて、驚愕しました)もいます。

えっ、5万円とかありえへんやろと思う人のほうが圧倒的に多いハズ。
今後、インフレでどうなるか分かりませんが、5万円毎週食べてたら1ヶ月外食20万円超えます。てか、ワイン代抜きで5万円?食事のみで5万円やったらそれに見合うワインとなると5万円クラスだから10万円になるんでは?


【迷惑? 歓迎?】一人客に対して、レストランが思っている本音


日本のイキった店ではカウンターあるのに、一人予約を拒否されるので気になったけど、レストランの本音は書かれてなくて著者の主観が述べられているのみ。海外で一人で行ったらサービスの人がよく話しかけてくれるとか、どーでもいい情報。
中華は大人数が良いとか当たり前のこと。→丸焼きとか言いたいんだろう。

また、日本人向けのガイドブックに必ず載っているくらい有名な香港の某レストランは、少人数の場合、大人数向けのコースの残り物を温め直して提供するということを普通に行っています。

美味しけりゃ別にいいんじゃない?
フランス料理だってソースはつくりおきですしね。
その某レストランってどこだよ??そっちが気になる。

ただ、それ以外の圧倒的多数の伝統的中国料理においては、まずは人数を集めないと話にならない。わざわざ行く意味がない、ということになりかねないので、要注意です。

圧倒的多数の伝統的中国料理ってなに?
七福とかか?
具体例を示して欲しい。

で、レストランの本音は書かれてません。


【料理人は見ている】いい客なら絶対しないNG行動・ワースト3


その3つとはノーショー、ドタキャン、遅刻だって。
えええ、これ教養以前の問題!
こんなことわざわざ本にすることすら、世界一の美食家が書いてはいけないワースト3に入ると思います。


【マナー違反】「無断キャンセル」の次に、飲食店が困り果てている客の行動・ワースト3


香水、酔っ払って絡む、他店の話をする、だそうです。
これも一般常識であって、世界一の美食家の視点としては視座が低いですね。
もっとあまり知られてないこと書かないとね。
例えば、ヨーロッパの高級レストランでは大きな声で喋らないとかは、日本人にとってあまり知られていないマナー。(ボクもフランスで怒られたことあり恥)


「どれがおいしいですか?」と聞いた瞬間、客のレベルが一瞬で見抜かれる理由

日本で聞いてもあまり意味がないのは、「どれがおいしいですか」という質問です。
 優しいお店なら、その質問をされたときの答えをすでに用意していて、これが当店のおすすめです、とすんなり教えてくれますが、頑固なサービスやご主人のお店だと、「全部おいしいです」といわれて気まずい思いをすることがあります。海外ではまずそういうやりとりはありませんが、日本では要注意です。

これは日本ではたしかにな。
全部っていう料理人さんたしかに多いけど、聞かれていやな料理人は露骨に嫌な表情出さずに、うまく導いてあげるのがプロの接客と思うよ。
てか、レベル見抜かれるって。。。
別にどうでも良い気がしますが。知らないことは知らない、
知ったかするのが一番かっこわるい。
てか、こっちもワインとかならソムリエのレベル一瞬で見抜けるよ。


【世界127カ国を食べ歩く美食家が教える】「美味しい国」「まずい国」の決定的な違い


そういうカジュアルレストランの多くは、世界のさまざまな国の料理を提供しています。移民が自分の食文化を反映した料理をやっていたり、日本や最近だと韓国の影響を取り入れた料理をやってみたり。なかでも、メキシコ料理の充実度合いは特筆すべきものがあります。よって、アメリカ人で国外に行く機会のない人にとっては、アメリカのレストランシーンは世界一だ、といえるかもしれません。

最後の文章は何が言いたいのか良くわからないな。
国外に行かないアメリカ人は、国外のレストランシーンのことが分からないからアメリカが一番である。ということか?
それは日本でも他の国でも同じことでは。
何の教養??どこで使うんだよ。

【なぜ悪者扱い?】美食家が考える「化学調味料」の是非


ただ、海外では使っていることを公言しているファインダイニングもシェフもいますし、ヨーロッパでミシュランの星を複数獲得するレストランで働いたらうま味調味料がキッチンにあった、という話もときどき聞こえてきます。また、日本を代表する料亭においても、少なくとも過去、うま味調味料を使っていたのは、有名な話です。

このテーマはずいぶん昔から結論は定まってるので今さら、美食家のみなさんに教養として語るのは古すぎるネタですね。
料亭は吉兆って書けばいいのに。


世界一の美食家が明かす】料理もサービスも一流なのに、台無し…残念なレストランの特徴

五感で感じる食体験を重視するなら、聴覚への気配りは重要です。特にBGM(バックグラウンドミュージック)は、食体験をより豊かにすることがあります。しかし、日本のレストランでは、BGMに気を配っていないお店が非常に多いのが現実です。

ないならないでいいと思うのですが、個人的には百貨店やスーパーで流れるようなどうでもいい音楽だったり、ヒット曲や映画音楽を和楽器で演奏したようなものを流すのは、音楽にこだわっていないと宣言しているようなものなので、残念に思います。

これはそうですね。
ダサい音楽なら無音で良いというのはアグリーです。
だから、オレに選曲させてくれーっていつも思う。
絶対いい感じに仕上げます!!って言っても音楽好きって少ないよなあ。。


以下ランダムに。

中でも、日本のジビエの充実度は世界一だと断言できます。ジビエを目当てに冬にフランスに行ったのですが、三つ星でジビエに力を入れているのは「ピエール・ガニェール(PIERRE GAGNAIRE)」一軒のみ。ジビエ料理がリストアップされたメニューを見ると、「昔は国産のさまざまなジビエを楽しむことができたが、今は多くが禁漁になってしまった。それでも、できるだけ国産で揃える」という悲しくなる前書きが添えられていました。

フランス禁猟、マジか!
まさかガニェールだけってことは絶対無い。
それはそうとして、日本が世界一ってウソだろ。
日本産でペルドロー、野鳩とか見たことないけどないぞ。
ベカスは一度食べたことあるけど、雷鳥は禁猟だしな。
ジビエ世界一は中国じゃない?
犬やら猿とかなんでも食べそう(笑)

日常会話で友達とレストランの話をしているだけなら、「この店はおいしい」でいい。しかし、僕はメディアでお店を紹介したり、自分の所感を述べたりする機会があります。そのときに、深く考えず自分の好みで「この店はおいしい」もしくは「おいしくない」といってしまってよいのでしょうか?

そんなん知らんがな。
自分で考えて!てか、別にええんちゃう?
ボクら一般人が知りたいのは、その店が美味しいかどうかということは重要であるのは間違いない。
なんでもかんでも褒める、どっちつかずなのか分からないのは困る。
日本には一切批判しないグルメライターしかいないもんな。
これも何の教養なのか意味不明。


僕の好みに合うからおいしい、合わないからおいしくない、となってしまっては、僕が発信する情報は僕とたまたま好みが合う人にしか役に立たないということになりますし、評価という意味では何の意味も持ちません。

ぜんぜんそれでいい。
我々一般消費者は、好みに合う人、媒体などを探してるのだから。
好みに合う人の推し店(またはその逆)ほど有効な情報はない。
あなた達がやってるのは評価じゃなくて店の宣伝でしょう。
有名シェフと仲良くなってその店の提灯記事書くのが仕事でしょう?
みんな、仲良し、チーム友達料理人。


自分の口に合わないからおいしくない、とすぐに結論づける前に、こういった好みの違いがあることを勘案し、なぜ自分は違和感を感じたのか考えてみてはどうでしょうか。

他人がどう思うか気になるじつに日本人的思考。
なんでそんなこと考える必要あるかな???
色んな好みの人がいて当たり前、自分の舌を信じること、それでいいと思います。


日本語やし、絶対読んでへんやろーー!
どこに驚きべき歴史と文化があるの??
また、noma京都やるんですってね。
半額でも行きたくない。
京都某予約困難居酒屋店主もボロカス行ってましたね。。(笑)

この本、世界のベストレストラン載ってる(今から狙う)日本人シェフは全員買うんだろうな。
みんなお友達だもんねー。
ダサっ。

また、本借りれたらリビューは改めて。
ツッコミどころ満載なので楽しみ(わるっ)

そう言えばあの方は今?
かつて「美食の王様」と言われてバズった来栖けいをググってみると、
あの本出す前に宝くじ当たって食べまくったんですってね。
そして今はレストランやってはるんですね。

“食”の世界に疑問が出てきたからです。メディアで、やたらと料理人が持てはやされることも、それをめちゃくちゃ浅いレベルで評論する風潮もなんか違うなと。で、誰にやれって言われたわけじゃないけど、勝手な使命感で食べ手をやめて作り手に回り、食の本質を伝える料理を出していこうと思ったんです。

──そんな来栖さんから見て、現在の日本の食文化はどうですか?
まだ遅れているかなと。例えば高級品だからってウニとキャビアとサーロインをあわせて「すごい」って持てはやすとか意味がわからない。だって全部濃厚な食材なのにあわせて出す時点でおかしいって普通はわかるじゃないですか。でも、それを「美味しい」と思ってしまう。

さすがだね。
その通り!!


2024サマープレイリスト

オバマ元大統領にならって(笑)

1.Made For Me/Muni Long
2.Flower/Yo-Sea
3.Please Dont Fall In Love With Me/Khalid
4.Reality/Xin Liu
5.A24 ft.3House/Bunny Bags
6.Places To Be Ft.Anderson.Paak/Fred Again..
7.Espresso/Sabrina Carpenter
8.Lucky/Raveena
9.Luv Stuck/Salute
10.Maybe One Day/Mina Okabe
11.Supernatural/New Jeans
12.Wanna Be Down/Beyond Dis World
13.ICU/Coco Jones
14.Lucky/Erica de Casier
15.You and Me / Vedo
16.L.I.P.S.T.I.C.K. / Ralph Myerz And The Jack Herren Band
17.Art / Tyla

今月は音楽コーナーお休みします。


すいません長すぎました。
では、本編どうぞー!
翠大屋、エチョラ(お得ランチ大阪No.1)、イップク、なにわ料理有、コガネヤ、一碗水、なにわ料理有、淡路島ツアー、88回目の食堂おがわなどなど、2万字弱の長尺になってしまいました。

よろしくお願いします。
早く夏終わってほしいーーー!


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