「書きたいこと」と「言いたいこと」
※全文公開、投げ銭方式
こんばんは、駆け出し眼鏡です。
突然ですが、今日も文章が書けません。書いているじゃないか、というツッコミもありそうですが、この記事の前にはすでに2本のボツ原稿が積まれていて、このネタも最後まで書ききれるかわからない状態です。
じゃあ書かなければいいわけですが、今は毎日更新するというルールを自分に課しているので、そういうわけにもいきません。
実は以前にも、同じように文章が書けない状態がありました。毎日更新を始めて、ちょうど10日目のことでした。そのときの文章を少し引用します。
なぜこんなにも筆が進まないのか。理由は二つある。一つには、今日の仕事が何だか疲労が溜まるものだったことだ。(中略)もう一つには、インプットが上手くいかなかったことがあげられる。
今回の書けない原因はなにか
では今改めて自分を見直してみると、不思議なことにどちらも当てはまらないような気がします。疲労が溜まっているのは仕事終わりですし、もちろんなんですが、インプットが足りないから書けないというのとは少し違う気がするのです。
ではなぜ書けないのか。それはひとえに、メッセージが無いからです。丁寧に書くならば、「書きたいこと」はあるけれど、それを「言いたいこと」までは落とし込めていないからです。
【書きたいこと=テーマ】と【言いたいこと=主張】の違い
ぼくの場合、何となく「これについて書きたいな」と思うこと(=「書きたいこと」)はたくさんあります。
例えば、上司のMさんがFacebookで問いかけている「あなたはどんなモードで動いていますか?」という質問に答えを書いてみたいし、今日参加したセミナーで下手くそな自己紹介をしてしまったため「自己PRの難しさ」についても書いてみたいわけです。
しかしこれらは「書きたいこと」であって、「言いたいこと」はまだないんです。
基本的に「書きたいこと」が出てきたとき、それはまだテーマであって主張ではありません。テーマを深掘って、自分なりの主張が出てきて始めて文章が書けるわけです。そして今はテーマばかり頭に浮かんできて、主張が浮かばないので「書けない」わけです。
昔の文章を少し読み返すと「書きたいこと」で書いている文章が多く、「言いたいこと」が伝わってこないなと感じました。一方で「我々は皆、すでに老害である」や「就活生は幻想を捨てて勝てるレースで戦うべき」などの最近の文章には、質はさておきぼくの主張が明確にあります。
始めたばかりのころと、今を比較すると、この割合が少しずつ増えてきたような気がします。量を追求しながらも質が少しずつ上ってきた感じがします。あくまで実感ですが。あとの課題はその主張をどう料理するのかですが、まだまだそこは甘く、言いたいことの半分くらいしか伝わってない気がします。日々精進ですね。
今日は文章が書けないなりに、書けない理由を追求してみました。また数日後には違う発見があるかもしれません。書き始めなければわからなかった発見は面白いですね。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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