見出し画像

PMSの治療をする

PMS(月経前症候群)で苦労している方も多いのではないでしょうか?私もその一人です。

正直、苦痛の度合いは違えど女性のほとんどはPMSだと思っています。

そしてこの度PMSの治療を開始するので、そのことを書いていきたいと思います。

PMSの疑いのきっかけ

PMSとかPMDD(月経前不快気分障害)という言葉はかなり前から知っていたのですが、自分が特段その度合いが酷いと自覚していませんでした。

しかし、一年前に「適応障害」と診断され会社を休職したことがきっかけでカウンセリングを行うようになり、そこで女性の先生だったので話したところ婦人科への通院を強くすすめられました。

私の症状

私の症状は

・始まる7日前から肌荒れ、倦怠感、全身の痺れ、過食、わずかな出血
・同じ時期に情緒不安定、イライラ、人との衝突が多くなる
・始まってからの下痢、腹痛、頭痛
・夏でもホッカイロをお腹に巻く

などです。

ただ、痛過ぎて、辛過ぎて動けないほどでもなく無理はできるので酷い部類ではないと思っていました。

ストレスによりおかしくなる

上記の症状は昔からあったのですが、適応障害と診断される半年前あたりから周期や出血の出方がおかしくなり始めました。

一週間早いなと思っていたら、すぐに出血がなくなり、またその一週間後に多めの出血がありおしまい。ということが続き、また倦怠感と全身の痺れがひどくなり、会社を休むことが多くなりました。職種柄会社は休みやすかったので良かったですが、おかしいと思い始めました。

診察でも話さなかった

当時はまだカウンセリングはしておらず心療内科の先生もおじさんだったため、なんとなく話しませんでした。

話しずらいというよりも、他の話すことが多くてしなかった印象です。
カンセリングを受けはじめて女性の先生だったので、なんとなく

「実は月経時がつらくて」

と一言話したところ

「それについてもっと詳しく話してください!」

とかなり強めに言われ、

そんなに大きな問題なのかと気がついたのです。

病院探しに難航

5年くらい前、月経痛がひどくて一度、産婦人科に行ったことがありました。
小さな町医者的な男性の先生の医院でしたが、そこでの対応が酷すぎて産婦人科がトラウマになってしまっていました。

「ピル飲む?飲みたいなら飲めば良いけど、飲み続けなきゃいけないよ?どうする?」

いやいや。ピルとか急に言われても。。。どうするとか言われても。。
それが分からないから来ているのに。

PMS外来の患者さんなどあまり来ないのかもしれません。周りは妊婦さんばかり。なんだか自分自身がとても惨めに思えてきてピルも処方せず帰ってきました。

それもあり、PMSが明記されたクリニックで女性の先生がいるところ、働く女性向けの婦人科がよいと思いいざ探しましたが、なかなかありません。

適応障害による休職に伴い、都内から実家のある千葉県のかなり奥の方に引っ越していました。クリニックに行くのに片道3時間もかけられませんし、県内で探してみてもなかなか予約が取れず。

また、心療内科によるPMS/PMDD治療もあったのですが治療法がうつ病薬の処方だったり。。うーーーむ。私、心療内科に通っているのに、なんか違うだろと思ったり。

なんとか、家の近くの大きな婦人科・産婦人科クリニックのHPに「PMS」と明記してあるところが見つかりました。

ただし、先生は選べなさそうですし「女性の先生です」との明記もありません。
多少の不安は抱えつつ行ってきました。

月経情報はスマートウォッチで管理

私はmi band5という3000円ほどの激安スマートウォッチを毎日つけています。

激安ですが評判はよく、こちらで月経管理をしてくれます。2ヶ月ほどその日を手動で入力していると、自動計算して排卵日や開始時期などアナウンスしてくれます。

「あと1日ではじまります!」

とアラートで教えてくれて、これが結構あたります。少しずれても手動でこの日から始まったと入力しなおせば、次の月に反映されます。

スマートウォッチの検証動画など見ますが、男性が多いですからね。この機能の素晴らしさ語っている動画はあまり無いですから、お勧めします。

これさえあれば、クリニックで聞かれる周期と日数などは記録されているので安心でした。

いよいよクリニックへ

昨日、ようやく行ってきました。感染症対策もしっかり行われたとても綺麗なクリニックでした。地元では結構有名みたいです。

もちろん、みんな妊婦さん。

先生は若い男性でした。正直嫌だなと思いましたがしょうがないです。

とりあえず、

・月経痛が酷いこと
・心療内科に通院しており、その先生から受診を勧められたこと

を伝えたところ、話もトントンいかないものでなぜか沈黙。

「では、どんな症状か具体的に」

といわれ、上の方に箇条書きした内容を説明。
「職業」の欄が無職となっていたので、

「つい最近まで働いていたんですが、月のほぼ半分こんな感じで適応障害にもなりそれで辞めてしまいました」

その言葉にようやく先生も少し真剣な表情になった感じでした。

腹部エコーをみながら

「仕事は何を?」と

「デザイン系です」

「それは結構ストレスな仕事でしたか?」

「はいそうです」

なんとなく心療内科では無いのでね。必要以上は言わないようにしました。

低容量ピルを飲むことに

治療方法は2種類あると言われました。

①ピルを飲む
②子宮に何か入れる

とりあえずは何が原因かもはっきりしないのでピルを飲むとのことでした。

できるだけフラットな状態で判断したいと連発してたので、おそらくホルモン状態を安定させて、PMSの原因がなんなのかを判断したいということなんだと思います。

処方されたのは「ヤーズフレックス」という薬で、血栓ができる可能性もあるため採血しながら服用するとのことでした。

今日から飲み始めるのですが、適応障害の原因もPMSが関連しているかもしれませんし、幾らかでも治るように頑張っていきたいと思います。




いいなと思ったら応援しよう!