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No.4 引越しで捨てられたノラだったけど、ヒモのように居着き大往生。

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アカトラ:雑種茶トラ:オス:享年19〜21歳。

『ノラ猫だったので誕生日がわからないので、2月22日、にゃんにゃんにゃんの猫の日を誕生日としました。』

チャームポイントは、耳が切れてるところ。これは、ノラ猫時代の戦いの勲章。鼻の黒ポチもかわいい。好きなことは、靴の匂いを嗅ぐことと食べ終わった納豆のネバネバを舐める。どうやら臭いのが好き・・?嫌いなことは、爪切り。

©︎2018 TAIKO MATSUO (無断転載・無断使用などはお断りします)

出会いは目白に住んでる時だったそう。隣の軒先に住みついてたノラ猫を部屋に招き入れたところ、いつの間にかヒモのように居つく。でもまだ当時は通い猫。年齢は不明だが、5~7歳と犬猫病院の先生から言われました。

目白から引っ越す時にアカトラくんを引き取りウチ猫として迎え入れることに。ご近所さんも喜んでくれ、引っ越し祝いに「アカトラくんに」と、かつお節を貰ったのがいい思い出。その後、目白→納戸町→五反田と一緒にお引っ越し。

『名前は、目白ノラ猫時代に近所の小学生がつけたものです。小学生の話だと、私のアパートの前のマンションでアカトラを飼ってた家族が引っ越し、そのまま捨てられたという悲しい境遇。』

近所のおばさんはアカトラのことを太郎と呼んでいました(ノラ猫あるある、みんな好き勝手な名前をつけます)。

©︎2018 TAIKO MATSUO (無断転載・無断使用などはお断りします)

ウチ猫時代は、髪結い亭主のごとく、まったく働かず(笑)家の中で一番日当たりのいい場所でひたすら惰眠を貪りゴロゴロ。ノラ猫時代を生き抜いただけあって、性格は人懐っこくおおらか。

『大病もせず老衰。最後は私のお腹の上で眠るように……腹上死(笑)』

引越しで捨てられた・・・って悲しすぎるけれど、大往生&飼い主のお腹の上で最期を迎えられてよかったです。(よかったですっていうのも変ですかね?)

※この記事はLet's be happy「ペットや元保護犬猫たちの絵と彼らの背景を紹介することで、彼らが大切な存在であるということを知ってもらいたい」というプロジェクトとして書いています。詳しくはこちら

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