No.8 大人になった猫と一緒に暮らすのも素敵なこと。

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花火：オス：13歳。

通称ハナちゃん。去勢済みのオスですがメスとして育てられました。2005年3月25日、港区西麻布で生まれ、その後、長らく東京で暮らしていたのですが・・・。

©︎2018 TAIKO MATSUO （無断転載・無断使用などはお断りします）

2016年11月に前の飼い主さんが亡くなられ、事務所の移転も控えていたこともあり、ハナちゃんは新しい住む場所を探していました。

でも、そのころ12歳で歳を取っている・嘔吐も激しい・肝臓が弱っている・他の猫と仲良くできない・壁で爪とぎをする・太っている・・・という悪条件あってか、行先がなかなか見つかりませんでした。

©︎2018 TAIKO MATSUO （無断転載・無断使用などはお断りします）

『前の飼い主はお仕事で私自身、大変お世話になっていた方。それで、私でよければということで譲り受けました。』

そして広島に来たハナちゃん。彼女にとって、家が変わり、飼い主が変わり、初めての新幹線でストレス絶頂だったようです。

今は13歳になりましたが、毛艶良く若々しく見られます。嘔吐も心配ないくらいになりました。お水をたくさん飲んで、壁の爪とぎもやらなくなりました。そして600グラム体重も減りました。（人間だと5～8キロくらい？）

『子猫の頃から一緒に過ごすことも喜びですが、すっかり大人になった猫と一緒に暮らすのも素敵なことだと思いました。いわゆる子供としての家族と、結婚相手としての家族の違いみたいなものでしょうか。笑。いろいろ乗り越えてくれて、我が家に来てくれてありがとう。可愛いハナちゃん、大好きです。』

※この記事はLet's be happy「ペットや元保護犬猫たちの絵と彼らの背景を紹介することで、彼らが大切な存在であるということを知ってもらいたい」というプロジェクトとして書いています。詳しくはこちら。

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