就活に失敗したらどうしたらいいのか -ファーストキャリアにこだわるべき理由と人生逆転のためのプランBを考える

1. はじめに

この記事は、様々な進路を検討した経験のある私が、就職に悩む学生向けにファーストキャリアにこだわるべき理由就活に失敗した場合の人生逆転のためのプランBについて考えていきます。

特に、以下のような方々の役に立てればと思い書いております。

・外資系などの早期選考を全落ちした

就職活動がうまくいかず不安

就職活動をやり直したい

旧帝・早慶卒(特に, 東大・京大 卒)だが就職に失敗学力を再利用したい

周りの就職先を聞いてどうしても引け目を感じる学生・新社会人

技術系の就職に興味がなくなった理系院生

・研究室の教授から就活を妨害された理系院生

2. プロフィール

読者の方が、私の体験談を読んで役に立つかを判断してもらえるように、私自身の簡単なプロフィールについて紹介します。

本年度の実績

TOEFL ibt 95 点

医学部学士編入 最終合格

東京大学 技術経営戦略学専攻 (大学院入試) 合格

学部3回生時に研究の傍ら外資系のインターンにも参加

経歴

偏差値67の中高一貫校 → 2浪 → 旧帝大理系です。 

3. ファーストキャリアにこだわるべき理由

ここでは, ファーストキャリアにこだわるべき理由について書いていきます.

A. 新卒で入った企業・業界で生涯年収がほぼ決まる

日本では難関企業ほど給与水準が高く、新卒で入った企業で勤め続ける場合はもちろん、転職の際にも前職の給与が参照され給与が決定されます

このことから新卒の就活の結果人生における最重要事項と言え、そのプロセス、すなわち新卒就活の結果にこだわること失敗した場合のプランBを考えるは理にかなっていると言えます

B. これまでにかけた教育投資とリターン (特に中高一貫校や東大・京大出身者)

教育投資に対するリターンという観点からファーストキャリアにこだわるべきと言えます。というのは、教育投資を行う主目的は有名・難関大学に入学し新卒での就活を有利に進めるためであるからです。

したがって、新卒で入った企業・業界で生涯年収がほぼ決まることと有名・難関大学に入学するために払ったコスト (受験対策のための通塾費用、中高の学費) などや大学入学や卒業のための機会費用を考えると、新卒就職が失敗すればすべて無駄になったというほかないでしょう。

C. 今後の人生があらゆる面で引け目を感じるものになる可能性が高まる

新卒就職の失敗は、今後の人生において、収入面以外でもあらゆる失敗につながる場合が多いです。以下に典型的なケースをいくつか挙げておきます。

結婚できない、または、子供に教育投資が十分に行えない

まず、就職の失敗のために親が自分にしてくれたような投資を子供にできないということがあります。例えば、中学受験の月謝を払った後、私立中高一貫校に通わせるためにはかなり高年収の職についている必要があります。

また、それどころか、結婚すら危うい状況になってしまうケースも多々あります。特に男性は、年収などのスペックと有配偶率が比例していることを考えれば、新卒就職失敗は致命的であると言えます。

このように自分の人生全体や子供の人生に影響することをを考えると、ファーストキャリア、特に若いころのスペックを上げることにこだわるべきと言えます。

周りと引け目を感じるため旧友と会いずらい

高校・大学時代の知人や友人が一般的に言うところの良い就職先に行っている中、自分だけが失敗してて周りと引け目を感じるため知人や友人と会いずらいというのはよく聞く話です。

また、有名中高一貫校出身者は周りに医学部進学者が多く、どうしても比べてしまうことがあります。民間就職の場合は学力が高いからといって稼げるわけではない一方で、医師の場合は例外なく一流のサラリーマンと同等かそれ以上の生活ができます。したがって、医学部に行っておけばと思い悩んで医師になった人と自分を比べてしまう人が多いです。

このように、自分だけが失敗してて周りと引け目を感じる人生を送り、人生全体の幸福度を低くする可能性が非常に高くなってしまうのをさけるために、ファーストキャリアにこだわるべきと言えます。

4.  人生逆転のためのプランB

ここからは、 就職に失敗した後に人生逆転するためのプランBをいくつか考えていきます。

よく言われる選択として就職留年がありますが、今回はそれ以外の選択肢についてのみ書きます。というのは、就職活動というのは総合評価で行われるもののため、もう1年やり直しても結果が良くなる保証がないという理由です。

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