「昼顔」が「闇金ウシジマくん」を観た後以上にズーンとくる。
ドラマの「昼顔」のダイジェスト版がやっていた。
リアルタイムでは最終回だけ見たことがあった僕は、
当時、最終回だけでもかなりズーンと来たが、ダイジェスト版を見たことで、より一層ズーンとなった。
そう、それは闇金ウシジマくんを見たとき以上にだ。
ウシジマくんはまだコミカルな点もある。
しかし、昼顔はそうではない。
ずっと、ズーンだ。
しかし、ダイジェスト版を見終えた後に、ものすごく気になったのが、
映画版「昼顔」。
映画館で見ることも、DVDで見ることもきっとないと思ったので、
ネタバレのあらすじを読んでしまった。
もう、更にズーンだ。
ネタバレになるので、それ以上は何も言わないが、
心がここまでズーンとなるということは、
それって感動させることができているモノなのだろう。
でも、最近凄く思う。
不倫系のドラマ、かなり多くないか?
ちょっと前には、倉科カナが主演のドラマがやっていた。
そして、今は波瑠が主演のドラマがやっている。
そして、共通していること、
主人公の男女が美しく、まるで悲劇のヒロインのように描かれており
不倫をされる側の立場の人たちが、心が壊れていく様が描かれている。
そして、その心が壊れていき、ヤバイ状態(特に倉科カナ主演のドラマは怖かった)になっていったいわゆる不倫された側が、ストーリーでは主人公の二人の美しい恋を邪魔する悪役のように描かれている。
どちらが被害者なのか、もはやわからなくなってくる。
見ていて思う。
なんか、よくわからないけど、凄いご時世だなと。
本当に愛しているから、それは不倫という障壁を飛び越えて、本能のままに進んでいく男女。
自分に嘘をつけないと、フラれていく妻、夫。
一体、どんなメッセージがあるのだろう。
そう考えると、ウシジマくんの泥沼感は凄く清々しく思えてくる。
人間、そうなると泥沼だよと。
ケースで教えてくれるわけだ。
清々しいズーンだ。
だから、ウシジマくんのズーンよりも、
昼顔のズーンの方が、ズーンとする。
東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。