行動経済学 用語集 社会厚生関数のための集合 写像
社会厚生関数(Social welfare function)
線形順序集合(linearly ordered set)を用いると定義することができる。その理解のための集合・写像用語のメモ。
順序(order):
集合Aの2項関係(すなわち、集合A×Aの部分集合)≦ について2以下の3条件すべてが成立するとき、この≦のことをA上の順序という。
(反射律)
1. Aのすべての要素aに対してa≦a
(反対称律)
2. a∊A かつ b∊A であり、a ≦ b かつ b ≦ a が成立するならば a=b
(推移律)
3. a∊A かつ b∊A かつc ∊A であり、
a≦b かつb≦c ならば a≦c
写像の分類(英語論文と対応がつけやすい和訳をもちいて分類する):
単射(入射)・全射(上射)・全単射(双射)(斎藤正彦 基礎数学14「数学の基礎」東京大学出版会 2002年 の邦訳に従った)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33065285/picture_pc_8fb17dfe1e12307a94ba84014e86bb90.png?width=1200)
関連記事(経済数学の講義資料):