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確率ウェイト関数の心理物理学的な導出(Takahashi, 2011)

「確率ウェイト関数って何?」という方は、

の練習問題
例:
Q1 この関数から、確実性効果(Certainty effect, Allais, 1953)の存在証明をせよ(存在可能条件を特定し、その条件ではこの効果が発生するということを論証せよ)。さらに、この確実性効果が存在する必要十分条件を演繹的に導出せよ。

などに解答してみてから下記をお読みください。


上記論文の解説です。


Takahashi2011(Physica A)が提案した上記(1)式を待ち回数odds-against Opの関数(←確率pの関数としてではなく)として、行動実験で測定した結果のグラフは以下の(b)の上に凸(concave)な曲線である。詳しくはこのPDFを参照。

"Psychophysical Neuroeconomics of Decision Making: Nonlinear Time Perception Commonly Explains Anomalies in Temporal and Probability Discounting"
written by Taiki Takahashi, Ruokang Han,
Applied Mathematics, Vol.4 No.11, 2013

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