今までの人生で泣いた曲を晒してみる
曲を聴いて涙が出るほど感動したことはありますか?
今まで数々の音楽を聴いてきた中で、好きな3曲を選ぶのは至難の業なので、聴きながら泣いてしまった3曲を語ってみたいと思います。
1.君が思い出になる前に/スピッツ
中1の時好きだった先輩が高校進学で地元から離れて行った時に、たまたま聴いていたカセットウォークマンから流れてきたのがこの曲でした。あまりにシチュエーションがかぶっていて部屋で一人泣いたのを覚えています。
歌詞の一節には
『明日の朝僕は船に乗り 離れ離れになる』
とありますが船に乗り離れて行ったのは『君』でした。結局想いは伝えられなかった青春の思い出です。
この曲を聴くと今でもその先輩を思い出します。スピッツの曲は最近ギターでよく弾くのですがコード進行がとても美しく、何度でも弾いていたいフレーズがたくさんあります。
2.犬のうた〜ありがとう〜/エイジアエンジニア
いきなりジャンル変わります笑。
エイジアエンジニアのボーカルSHUHEIが愛犬を亡くした時に書いた曲です。
『数え切れない愛をありがとう』
という愛犬へのストレートな感謝だけでなく
『本当にお前幸せだったかい?』
という問いかけが印象的でした。
恥ずかしながらエイジアエンジニアの曲はこの一曲しか知りません。
この曲が発表されたのは2009年でカウントダウンTVで特集されていたのを聴いて、サビしか聴いてないのに涙がボロボロ出てきたのを覚えています。
うちでも実家でトイプードルを飼っていて本当に家族そのものです。
この曲を聴いた当時まだ愛犬は2歳くらいでしたが勝手に亡くなった時を想像して泣いてしまいました。(ちなみにまだ健在です)
3.日々/吉田山田
とあるおじいさんとおばあさんのストーリーを描いた曲です。
この曲の一節です。
おじいさんは体を壊しておばあさんは一人泣いた
伝えなくちゃ大切な気持ち いつも毎日本当に‥
僕は去年義理のお父さんを病で亡くしました。訳あって小さい頃から私を我が子のように可愛がってくれた義父でした。
妻や義理の妹、義母(叔母)と一緒に最後を看取りましたが義母と義父の最後の言葉はお互いに『ありがとう』でした。
この曲を聴くと大好きで憧れだった義父と義母の二人のストーリーを思い出して今でも泣いてしまいます。
この曲では先に書いた一節のように『ありがとう』を言い切らずに最後の大サビに入ります。
そこが1番泣けるのですが大切な人にはしっかりと『ありがとう』を伝えなければと考えさせられます。
僕が人生で泣いた曲を3曲挙げましたが、僕の拙い文章ではとてもこれらの曲の素晴らしさを伝え切れたとは到底思えないので是非実際聴いてみて下さい。