男性の育児参加について考える
こんにちは。
たまには社会派の記事も書いておきたいと思います。
というのも男性で育休取得して本当に休んじゃってる不届き者がいると聞いたので。
これはいくら制度を整えても男性側の意識が変わらないことには根本的な問題解決にはなりそうもありません。
うちは子供が3人います。
5歳(男)、3歳(女)、0歳(女)でめちゃくちゃ手がかかります。
僕は職業柄1ヶ月休みなく働き1ヶ月丸々休みという少し特殊な職務体系です。
仕事中は1ヶ月家を空けます。
勘のいい人にはもう職業がバレているかもしれません。
休暇は丸々1ヶ月あるわけですが、毎日家事をやります。
朝
上の子供たちの幼稚園の準備(平日毎日)
朝食、着替え、お弁当作り(たまに)
下の子が起きたらオムツ替え
保湿剤を塗りたくる
掃除機をかける(毎日)
クイックルワイパーかける(毎日)
昼
昼飯つくる(7割)
夕食の買い物(たまに)
夜
子供たちお風呂✖︎3(毎日)
夕食つくり(半々)
夕食片付け(毎日)
寝かしつけ(共同作業)
以上が僕がやってる家事育児でしょうか。
仕事中は妻は完全にワンオペ育児になってしまうので休み中は出来るだけ僕がやろうと思ってます。
うちの妻は専業主婦です。世の中の男性には『専業主婦なのだからやって当然』って考える人も多いと思います。
僕に言わせれば『自分の子供なんだから育児をするのは当然』だと思うのです。
だから男性が育児を『手伝う』という意識を変えなければこの話は先に進まないような気がします。
僕がなぜこんだけ家事育児をやるのか。
理由はいくつかあります。
①家を空けている間に妻にワンオペ育児をさせている後ろめたさ
この思いは結構強いです。休みの間くらいは妻にもゆっくりしてもらいたいです。
②妻を温存しときたい
育児に於いては、いくらパパがいろいろスキルを身につけてもママでないとダメな局面が必ずでてきます。
なのでどっちがやってもいい家事はなるだけやろうと思ってます。
例えば授乳は絶対ママしかできないので、子供が夜泣きした時は、僕がまず起きてオムツを替え、ようやく起きてきたママにパス。授乳している間にすかさず授乳では足りない分のミルクを作ります。授乳を終えるとママからリターンパスをもらい、ミルクをあげて寝かしつけます。ママはリターンパスを出した後はすかさずフィニッシュを決めます(寝ます)。授乳ができない僕にはこのくらいのことしかできません。
③子供としっかり向き合う時間を作るため
理由としてはこれが一番だと思います。試しに子育てを卒業された諸先輩方に聞いてみてください。
『あなたは子育て中、子供としっかり向き合えていましたか?』と。
恐らく大半は『忙しくてそんな暇ありますかいな』と答えるでしょう。
例えば夕食を作って食べて、一人で洗い物して、食器を片付けて。
あっという間に寝る時間です。
二人でやると家族分の食器などすぐに片付きます。
早く終わった分みんなで子供の話を聞く時間ができたり、描いた絵を見てあげる時間ができたりします。
ちょっとしたことですがこんなことの積み重ねだと思います。
そのくらい育児の現場は壮絶です。
あと子供はどんどん成長していきます。
今の子供と向き合えるのは今しかありません。
あとで後悔していくら家事をやろうとも家族とのかけがえのない時間は取り戻せません。
④趣味
僕は休み中、家事、育児、家族サービス以外のことをほとんどしていません。もう趣味『家事育児』状態です。でも全く苦痛を感じません。
『家事も育児も実は楽しい』
これがこの記事で一番伝えたかったことです。
料理を作って美味しいと家族が喜んでくれるとめちゃめちゃうれしいのでまた作ろうと思うし、次はもっと美味しいのを作ろう、となります。
自然と洗い物の手も弾みます。
褒められたついでに掃除機かけようか、となります。
子供は三者三様で子育てに飽きることはありません。
めちゃめちゃ楽しいです。
この楽しさを独り占めするなんてずるいとさえ思います。
以上が僕の家事育児に対する考え方です。
最後に一つ、僕は妻に家事や育児を強要されたことはありません。
それでも僕が気持ちよく家事育児をできているのは、僕の性格を知り尽くした妻のマネジメントの為せる技なのではと書きながら思った次第です。