僕がこのギターを手にするまで〜番外編〜
前回に続きギターの話です。
本編はこちら↓
先に言っておきますが『ギターうんちく』的内容ですので興味の無い方は是非スルーして下さい。
いろいろあって記事を書く気が失せていましたが僕にとってのnoteとは『書きたい記事を書いて読みたい記事を読む場所』ですので誰になんと言われようと好き放題書いてやります。
というわけで今回はギター選びの変遷番外編で試奏してはまらなかったギターたちです。
①Martin D-45、D-28
ある人曰く『アコギ弾きなら一度はMartinのギターを手にとってみるべし!』とのことでしたので、例によって楽器屋でその代表的なモデルであるD-28とD-45を試奏させて頂きました。
温かみのあるサウンドはとてもいいと思ったのですが何故でしょう。初めてGibsonやTaylorのギターを弾いた時ほどの感動はありませんでした。
本編でもこんな感じの直感的な表現ばかりで大変恐縮ですが『あーないな』と思ったのです。
今思えばもしかして純正で張られているMartinの弦が合わなかったのかもしれません。
これからいろんなギターを弾いたり、いろんな曲を弾いて音の好みもかわっていくかもしれませんが今はこの音ではない感じがしています。
②HISTORYのギター
行きつけの島村楽器で今ではすっかり顔馴染みになったギターコーナーの店員が初対面の時に『私のオススメのギターがあるんです!』と鼻息荒く持ってきたのがHISTORYのギターでした。
この店員さんが持ってきたのがそれと分かった時の僕の表情は『苦虫を噛み潰す』どころか『仮歯の代わりに苦虫のソテー』くらいの表情だったと思います。
僕にはこのHISTORYのギターをあまり好まない明確な理由があったのです。
それは『島村楽器のオリジナルブランド』ということです。
僕はギターに限らずこの『販売店のオリジナルブランド』があまり好きではないです。
セブンの飲料コーナーにある炭酸水と言えば『セブンオリジナル炭酸水』しかなくセブンが嫌いになりかけたこともあるくらいです。
この店員は『島村楽器のギターコーナーの店員』なので自社のオリジナルブランドをオススメするのは当然といえば当然なのですが。。。
適当にちょろっと弾いてお返ししました。
店員さんも多分察したのかそれ以来HISTORYを話題に出すことはなくなりました。
③K.YAIRI YW-1000HQ
ある時店員に
『GibsonとかTaylorばっか弾いてるけど国産メーカーって、どうかな?』
と何気なく聞いたとき
『それなら昨日いいギターが入ってきたんです!』
と店の奥の倉庫から出してきたのがK.YAIRIのYW-1000HQでした。
初めて鳴らした時の感動はGibsonやTaylorを越えていました。
今まで体感したことのないキラキラ感。
試奏初心者だった僕が『箱鳴り』という言葉を覚えたのもこの時でした。
ギターとしては『とてもいい』のですが僕がメインの目的としている弾き語りにはちょっとどうだろうとよぎったのです。
加えてそのギターがこの店頭に並ぶのは1週間限定らしくそんなにすぐ即決できるほどの決断力を持ち合わせておらず購入を見送りました。
後々未練がましくこの子のことを思い出しては枕を濡らす夜が来るかもしれません。
このようにして購入するギターを決めた僕ですが実は未だに購入できておりません。
あとはどのようにして妻を納得させるか、これからが正念場なのです。
多くの日本企業と時を同じくして僕にもこれから過酷な『春闘』が待ち受けているのです。
誰か妻を納得させるのにいいアイデアがありましたら是非教えてください。