見出し画像

時間がない…小説が苦手…という方に是非

こちらはAmazonのKindleで読むことができる、
池井戸潤さんの超短編パロディー小説です。

どうやら、こちらの作品が世に出たのは1999年のようで、
当時、単行本としての発売はなかったようなのですが、
2015年にKindle版として再度発表した作品のようです。

小説の舞台は、いつも「準備中」の札しか出していない小さな寿司屋。
ここに月に一度、各界を代表する4人の専門家と
毎回ひとりのゲストを招いた集いが行われていました。

さて、この夜。いつものように集まった会員たちに、
招かれたゲストが自らの悩みを打ち明け、解けない謎を提示します。
その謎を解こうと、議論をする四人の専門家たち。
しかし、一向に謎は解けない…そこに思わぬところから謎を解く手がかりが…


短編小説に加え、話のテンポ感といい、
普段、小説を読まない方でもスラスラと読めてしまうそんな作品となっています。
以下、こちらの作品の感想をまとめてみました。
_____________________________________

「あっという間に読み終わるが、話の流れが秀逸で気持ちの良さが残ります」

Amazonレビュー

「あるあるなエピソードですが、辿り着くまでの人間模様に臨場感があり、
 登場人物たちと一緒に謎解きしているかのように楽しく読むことができました」

Amazonレビュー

「無駄な日本語がひとつも無かった。
 読んでる途中に引っかからないことって大事だ」

読書メーター

「多分に落語を意識して作られた一冊だと思う。1時間弱で終わる短さ」

読書メーター

_____________________________________

Kindle版の総ページ数は33ページ。
Amazonのオーディブルの1.2倍速で聴くと、46分で聴き終わる作品です。

普段、小説を読む時間のない方、小説そもそもを読まない方でも、
すんなりと読める作品となっていますので、是非、読んでみて頂きたい作品です。


いいなと思ったら応援しよう!