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「高源寺」参詣録 & 紅葉狩り【兵庫県・丹波市】

高源寺こうげんじ兵庫県丹波市にある臨済宗の禅寺です。1325年遠谿祖雄えんけいそゆう禅師が創建しました。遠谿禅師中国杭州の天目山から持ち帰えり境内に植えた天目楓テンモクカエデの紅葉が境内を鮮やかに染め上げる光景は絶景としか言いようがなく・・・三丹さんたん(丹波、丹後、但馬)随一の紅葉の名所として知られています。・・と言うことで 今回は「高源寺」紅葉狩り&参詣レポです。



高源寺

高源寺こうげんじは鎌倉時代に遠谿祖雄えんけいそゆう禅師が開創した臨済宗(禅宗)のお寺です。遠谿禅師(中国)に渡り杭州天目山てんもくざんで10年の修行の後に帰国。1325年に佐治郷さじごう小倉(現兵庫県丹波市)に堂宇どううを建立したのが起源とされています。🙂

1326年に後醍醐天皇より「高源寺」の社号を賜ります。戦国時代には信長命にて明智軍兵火により伽藍は焼失するも江戸時代には天岩明啓てんがんめいけい禅師が再興、1790年代には弘巌玄猊こうがんげんげい禅師多宝塔(三重塔)を建立しています。🤓

境内には、惣門、山門、仏殿、方丈、鐘楼、多宝塔などの伽藍があり、秋には境内に植えられた200本の楓が鮮やかに染まり、三丹(丹波、丹後、但馬)随一の紅葉の名所と言われています。🤩

特に遠谿禅師杭州天目山より持ち帰って植えた天目楓高源寺でしか鑑賞できず・・・葉が小さく 切れ目が深く 枝が垂れる天目楓の紅葉が鮮やかに境内を埋め尽くす景色はまさに絶景そのもの。「天目楓のお寺」として有名になったほどです。😀👍


高源寺へのアクセス

■所在地
 〒669-3821 兵庫県丹波市青垣町桧倉514

■入山料
 大人:300円

交通アクセス

高源寺までのルートマップ
お車/一般交通機関での参詣の方へ

※上記内容は、高源寺公式HP>アクセスMAPより引用しました。

高源寺の所在地


参拝マップ

高源寺境内の散策には;
以下のURL
高源寺公式HP>境内参拝
から参照できる「境内参拝順路」が便利です。


参詣録

境内の外なのですが・・かなり立派なお地蔵さん参道へ続く道の傍らに鎮座しています。このお地蔵さんからスタートしましょう😑👉🏯

このお地蔵さん紅葉もみじの左に鎮座)の右の道へ進みます!🙂👉☝️🙂
入山券うりば/大人300円、子供100円・・・良心的お値段です。🙂👌
最初の石段を上ります
おっと、いきなり真っ赤な紅葉と紅葉の絨毯ジュータン
お地蔵様が並んでいます😌
惣門/額にある丹丘勝処たんきゅうしょうしょはお寺再建に尽力された弘巌玄猊こうがんげんげい禅師の筆によります😌
惣門~山門の間の石段が最初の紅葉の見どころ!
石段はきれいな紅葉の絨毯が敷き詰められています🤩
どこまでも続く紅葉の絨毯
おぉ、石段の頂上付近に山門らしき建物が見えるぞ!🫡
山門/白い塀に注目!横方向の五本の線・・勅願寺(天皇発願で建立したお寺)の印です🥸
山門横に見える紅葉もキレイ!
山門をくぐりま~す!🙄
山門/山門を内側から見たビュー
山門をくぐってすぐ左!粗末な板塀の奥には・・・👈🙂
天満宮菅原道真すがわらのみちざねを祀る神社です😌
山門くぐってすぐ右!(天満宮の真向い)🙂👉
戦没者慰霊碑旌忠碑せいちゅうひ(国家に忠義を顕すと言う意味)とあります😌
仏殿/別名灋王殿ほうおうでん。24年4月29日に落慶法要されたばかりのピッカピカの仏殿。建立後300年経つ仏殿の修復費用はなんと1億円🤑!ところが ほとんどを紅葉見物客の入山料を貯めたお金(寺会計)で賄えたそうな・・・😮24.5.10付丹波新聞より
釈迦如来坐像(仏殿)/・・・キンピカの如来様にお参り!😌
仏殿向かって左側にある心字池しんじいけ(『心』という字の形の池)😀
心字池畔に建つ石碑と石塔
心字池に隣接した奥側にあります🫡
から落ちる水が心字池へ流れ込んでいます(上から見た滝全体の様子)😮
心字池/滝の流れ落ちる心字池の池底にも紅葉がびっしり!😮
方丈ほうじょうへ続く石段/かなり急です🤔
石段にへばり付いてるもみじ😑
方丈/庫裏を兼ねたご住職のお住まいです。弘巌禅師が建立しました😌
方丈/お賽銭を入れてお参りしましょう!😌
方丈遠谿祖雄禅師天岩明啓禅師ほか歴代住職が祀られています😌
方丈に臨む景色
方丈向いのゴツゴツ岩と天目楓の木ごしに見える真っ赤な世界🫡
紅葉と紅葉の絨毯!🤩makkaっka~
紅葉のジューターン♡🤩
鐘楼しょうろう/浄財をBOXに入れると参拝客でも鐘を打てます(左)😮
大瘦嶺たいゆれい/画僧雪舟が造築したと伝えられている築山。中国にある同名の山をかたどって樹木岩石が配置されているそうです😮
石像の頭部に注目!苔が頭髪のようです!🤯
鐘楼の横・三笑橋さんしょうきょうを渡ったところに多宝塔が見えます
三笑橋橋名の由来が書いてありました・・・あれ??🤔
橋渡りまーす!🙂👉
三笑橋から見える小滝の連続のような渓流は「虎谿泉こけいせん」、谿中の巨石を「虎石」と言うそうな・・・😮中国の故事「虎渓三笑」から来ているらしい・・・🤔
橋を渡った所にも紅葉から生えたような石碑が・・・🤔
多宝塔(三重塔)/中は輪蔵りんぞう造で経典が納めてあります。ご本尊は開運・毘沙門天です😀
ご本尊は三国伝来(印→中→朝→日)の金佛印度昆須鳩摩作と言われています😌
紅葉の中の多宝塔(三重塔)😀(多宝塔の周辺も紅葉の鑑賞スポットです)
多宝塔のところから下り坂になります👈🙂
緩い坂の道沿いの紅葉もキレイ!😀
紅葉と紅葉の絨毯!🤩
紅葉のジューターン♡😊
少しオレンジ色がかかった紅葉・・これもきれい!😀
橋のところまで下りてきました→橋を渡ります🙂
橋付近から見た山側の風景🫡
多宝塔が紅葉に包み込まれているように見えます🤩
境内には色々な色の楓やもみじが共演しています!🤩
猿回し高源寺境内では 例年11月頃「日本伝統芸能 猿回し」が催さています🐵
無縁仏?の山の頂上に立つお地蔵さん😌
~帰り道も赤い絨毯~🤩
さらば~高源寺!🫡
「またお会いしましたね お地蔵さん!こんにちは・・・そしてさらば~!🫡」

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・・・高源寺紅葉狩り&参詣録はここまで。


感想

さすが「三丹随一の紅葉の名所」と言われるだけあって境内を赤々と染め上げた天目楓をはじめとする200本の紅葉の眺めは壮観としか言いようがなく・・・

散った紅葉で埋め尽くされた参道あいまった景色は息を呑むほどの美しさ ・・・思わず紅葉に高揚してしまいました。😁👍

11月だけで数万人の紅葉狩り観光客が訪れるこのお寺。当日も某大手旅行会社と分る大型観光バスがなんと10台も狭~い駐車場にひしめき合った状態に。

おそらく普段は閑静な山の中のお寺なのでしょうが、境内にはアジア系観光客と見られる団体客の歓声やしゃべり声も響いていました。🚌🚌🚌🚌🚌

でもまぁ・・・そのお陰で仏殿も綺麗に修復されたとのことですし、これから何年もこの文化遺産を良い状態で保存していただければ良いかなと・・・。🤔

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の紅葉狩り&参詣ルート


おまけ

・・・鐘楼から多宝塔へ行く途中にある橋「三笑橋さんしょうきょう」の由来を説明する看板に潜む謎とは・・・🤔


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