京都芸術大学卒業展/京都市立芸術大学作品展へ行って来ました。【京都市・左京区/下京区】
京都にある芸術系の大学は何校かありますが、芸術系では日本最大の「京都芸術大学」と日本で最も歴史がある「京都市立芸術大学」の学部卒業生、大学院修了生らの卒業展・作品展が毎年2月に開催されます。古都京都で芸術活動に取り組む若手アーティスト達の感性に触れられる良い機会でもあり、強行軍でしたが2大学の卒業展・作品展へ行って来ました。🤘🙂
京都芸術大学と京都市立芸術大学
「京都芸術大学」は、京都市左京区に本部を置く日本の私立大学です(2020年3月31日までの大学名は京都造形芸術大学でした)。18歳から90歳代まで日本や世界から来た総学生数は2万1千名を超え、通学:12学科22コース、通信:4学科16コースを擁する日本で最も大きな芸術大学です。1977年に京都芸術短期大学を開設。1991年に4年制大学を開設し、2000年には短大を吸収合併。開学30年目となる2020年4月1日付けで、大学名を京都芸術大学に変更しました。この大学名変更については 通称・略称「京都芸大」「京芸」を使っていた京都市立芸術大学が通称・略称の混同を危惧し、名称変更差し止め訴訟を起こしました。裁判は高裁まで行って争われましたが 最終的には京都造形芸術大学側が譲歩し、京都市立芸術大学のみが通称・略称として「京都芸大」や「京芸」を使用できるとの内容で双方合意、和解に至りました。🤔
「京都市立芸術大学」は、京都市下京区崇仁地区に本部を置く日本の公立大学です。略称は、「京都芸大」「京芸」です。1880年に日本初の公立の絵画専門学校として開設された京都府画学校を母体とし、創立から140年以上を数える日本で最も歴史ある芸術系の学校です。1980年に美術学部と音楽学部を一つのキャンパスとして西京区大枝沓掛に移転しましたが、施設の老朽化等の課題解消のため、2023年10月に京都駅東部へ全面移転。今回は移転後初めての作品展であり、ここ数年は 京セラ美術館と京芸キャンパスの2会場開催を続けていましたが、今回は新キャンパスのみでの開催になりました。🙂
卒業展(作品展)の基本情報
「2023年度 京都芸術大学卒業展・大学院修了展」
会期:2024年2月3日(土) ~ 2024年2月11日(日)
時間:10:00~17:00
会場:京都芸術大学・瓜生山キャンパス(京都市・左京区)
入場:無料😊
「2023年度 京都市立芸術大学進級・卒業修了作品展」
会期:2024年2月7日(水) ~ 2024年2月11日(日)
時間:10:00~18:00
会場:京都市立芸術大学・崇仁キャンパス(京都市・下京区)
入場:無料😊
※以下に掲載した作品は展示会場で「撮影禁止」の掲示があった作品を除き 私個人の独断と偏見で選ばせていただいたものです。作品の本記事への掲載の有無や掲載の順番と作品の外部評価・表彰実績等は全く無関係です。特に他意はありませんので ご理解願います。😌
京都芸術大学・卒業展/展示作品
先ずは京都芸術大学の卒業展から行きます!🙂👉
京都芸術大学のキャンパスはとにかく立地が3D!(特に高さ方向)でも、心臓破りの階段を上り切ると京都で最高の眺めを独り占めできますよ!🫡
京都市立芸大・作品展/展示作品
ここからは、京都市立芸大の作品展・展示作品です。
京芸キャンパスの建屋はとても新しくてステキ。京都駅からも徒歩で数分と立地も最高。新キャンパスで創作意欲もグンと上がったことでしょうね。😊
・・・京都芸術大学卒業展/京都市立芸術大学作品展の記事はここまで。
感想
訪問したのは最終日の日曜日。両大学共、想像以上の人出の多さにビックリしました。大学関係者の方も多かったかとは思いますが、小さい子連れの家族や制服を着た女子高校生集団。更にはお洒落なコーディネイトのご年配の方々も結構いましたね。🙂きっと例年こんな感じなのでしょう。で、最初の京都芸術大学に辿り着いたのが12時ちょっと前。「おいおい 実質半日で2つの大学回るのって無理ゲーじゃね?」🤔との予感が走りました。実際、展示会場を回ってみると展示作品の数がまたハンパない量。「モ~絶対2つも回るの無理」😣と弱音を吐く自分を奮い立たせながら・・・できるだけ多くの作品を鑑賞。それを可能にしたのも 作品からほとばしる情熱の熱量。荒削りの中にも光る感性。まぁたまに「何これ?意味分かんね」😓みたいな作品があるのもご愛嬌で、そんなのも含めて 展示会全体から滲み出るポジティブなオーラに身を浸すことができたこと。・・・それと「来場者の皆さんみんなアートが好きなんだなぁ・・・」と言う共感、と言うか連帯感?🤗京都芸術大学が京都造形大学から名称を変更したことに伴い、通称・略称の件で京都市立芸大と法廷闘争にまで発展した両大学ですが最終的には和解に至り、今後は両大学互いに切磋琢磨し、京都から日本アートのうねりを全世界に発信するような人材を育むような学び舎、工房・アトリエになっていただければと、思った次第です。😊🫶😊
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。😌
おまけ
思いも寄らず心を動かされた件・・・