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ウマ娘から入る競馬初心者に何故か嫌悪感を抱いた話
みなさん、こんばんは太寿と申します。
今日はずっと抱いていたモヤモヤが晴れたので、その話をしたいと思います
本題に入る前にウマ娘を知らない人に向けて簡単に説明したいと思います。
ウマ娘とは、スマホ向けのアプリゲームで競馬を擬人化させたゲームで
中身が大変濃く競馬に詳しい人は実在馬はもちろん細かい小ネタがゲーム内
で再現されているのでより深く楽しめる設計となっている一方で初心者は
擬人化された名馬がレース場を走るという斬新な設定ながらクオリティが
高いので違和感なく楽しめて競馬の知識がなくてもゲームをクリアする事が
できるので親しみやすくできている。
その影響で昨今の競馬は大変にウマ娘フィーバー状態で地方競馬では
売り上げがレコードをバンバンたたき出し、先週行われた桜花賞も
ウマ娘効果で売り上げが前年比の30%UPしTwitterでも#ウマ娘の影響
など、競馬界にもたらした恩恵は計り知れないものになっている。
それがウマ娘です。
簡単にウマ娘を説明したので本題に入ります。
私はウマ娘から入った初心者に嫌悪感を抱いていました
私は初めて競馬の存在を知ったのが中学時代でした。
詳しく書くと年齢がばれるので言えませんが、その年はオルフェーヴルが
三冠を取り大変にぎわっていました。
私は家族が競馬をするわけでも親戚に馬をやっている人がいるわけでもなく
当時メダル競馬ゲームにはまっていたのでそこから競馬を観るようになった
のが始まりで、その年にオルフェの三冠だったのでのめり込むのに時間は
掛かりませんでした。
それ以降中学校に競馬の本や雑誌を持ち込んで読むようになりました。
それはもう休み時間から授業の合間の休憩時間、給食で食べ終わると同時に
読む。そんな友達が出来なそうなムーブをずっとしていました笑
競馬にはまらなくてはいけなくなったあるゲームの存在
その時代は大変に某パズドラが滅茶苦茶ブームでクラスで某パズドラを
やっていない男子はいませんでした。
当時はスマホは今のような各家庭子供でも一台といった時代ではなかったの
ですが、なぜか私のクラスでは普及率が100%(自分を除く)でした。
まぁそうなると居心地は悪いですよね笑
学校に行くとみんなパズドラのキャラの話とかイベントがどうとか
なにがなんだかさっぱりでした
私は家庭環境が悪いという訳ではなく比較的他と比べても裕福だった方
だったとは思います。が、スマホだけは持たせてもらえませんでした
なぜか、家の人がみな機械音痴と機械は信用できないという家柄だった事と
厳しい家だったのでなかなか学校でパズドラ孤立している事を打ち明ける事
ができませんでした。(結局スマホを持つのは高校から)
パズドラ孤立と無慈悲ないじめ
当時パズドラがスクールカーストを生き抜く上でマストでしたので
常最下位にいました。そしてプラスで趣味が競馬だったのでより
浮く結果となりました。
構図としてはチャイムがなるとカーストトップの席にみんなが集結し
私は一人席につき競馬の本を読むというお決まりパターンでした。
ただ、当時運が悪くカーストトップの席がクラス奥ドアと逆側で黒板そば
そして私がクラスのドアの真正面にあたる席でした。
この図が最悪でした、なぜなら他クラスからもパズドラの話をする人が
いたり、借り物や普通に話をしに来る人もいました。
そうすると自分のクラスに入る際私が必ず視界の中に入る形になるのです
まぁ、ほかのクラスからボッチだ可哀そうだとか競馬マニアとか笑い半分に噂立っていました
なので当時はそれの現実を逃避するために競馬の本を読み漁りました。
「自分は孤立している訳ではない、自分から孤立しているのだ」
そう自分に言い聞かせるように本を読み読み終わったら何事もなかったかの
ように1ページ目に戻る。
まだ、それで済めばよかったのですが、次に地味な攻撃がチクチクとくる
ようになりました。
この世は民主主義ですがスクールカーストにおいては違います。
多数意見が善で少数意見が悪となります。
私はここまで書いていますがすごくいじめられていたわけではなく
ただ、孤立し耳に痛い噂をちょくちょく聞く程度でした(け、決して強がっている訳ではありませんよ!💦)
あれは委員会を決める時間で私は前もって図書委員会を希望していました
本来であれば先に立候補している私がなるはずなのですが
直前になって別の人が立候補してきました。
その時の担任も若い先生だったのでイケイケのグループのメンバーは
優遇するというなんとも日陰者には厳しいクラスで私が先に立候補
したという事実がかき消されてしまい多数決で決めようとなりました。
もちろん、私はその多数決に10:0で負けました。
その後からでしょうか私に色々飛び火し始めたのは
ある日いつも通り本を読んでいると、明らかに聞こえる声で
「競馬とか時代遅れだよな、なんかおっさんくさい」
と喧嘩腰で吐き捨てられたのを皮切りに色々競馬の悪口を言われるように
なりました。なにか発表する場でも競馬について話すと「ただの馬じゃん」
とか、ディープとナリタブライアンの違いについて説明した時も
「しょせん馬は一緒じゃん、走るだけじゃん」と
「そんなことよりお前もパズドラしようぜ始めたら仲間に入れてやる」
みたいな事をいつも言われていた記憶があります
なんか、涙がでますね昔の私はよく耐えました(´;ω;`)
でも、話の結末がもうわかったと思います。
そんなやつらも今では立派なウマ娘ユーザー
長々語ってきて何が言いたいのか!!!!!!!!
そんな人がだよそんだけ当時競馬を馬鹿にしていた人がですよ
今ではトウカイテイオー最強!とか、ソダシすげー!かっけー
ってLineのトップがソダシにして一言をウマ娘にしているの見て
こいつ、一体何様なんだ、当時の所業を忘れたとは言わせんぞ!笑
ほんとには言ってないけど思い立ったのでここに書くことにしました
結論
最初に書いた嫌悪感はなんなんだろうかと思っていました。
散々好きなものが流行っているのに認められない自分はなぜなのだろう
それは当時の競馬を馬鹿にされた記憶が勝手によみがえり
どうせみんな前は競馬のこと馬鹿にしていたんでしょ
という発想に至っていたからなんだと思いました。
もやもや吐き出せた感覚で書いていて大変心地よくなっています
前半は鬱憤が溜まっていて気合い入れて書いていましたが
後半からだんだんイライラが晴れてきていまではガンジーのような
気分です。
これからもウマ娘から競馬をはじめる人はいるでしょう
その際は当時我慢に我慢を重ねた競馬の知識を活かし
色々教えていきたいと思います!
これから競馬がもっと流行る手助けができる人になりたい
そう決意を固く誓いました。