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ため息が出るほど圧巻だったジャパンカップの回顧
*縦軸は逆になっています。
ジャパンカップはアーモンドアイの有終の美だった。
このレースが終わった時は圧倒されため息しかつけなかった。
3冠馬三頭による争いの中女王、王者としての座を譲らないという硬い意思がアーモンドアイから感じた。
さっそくレース回顧に入ると上の図は過去と今年のラップタイム比較です。
過去に良でフラットな馬場の時との比較。
当たり前だが圧倒的に前半速かった。57秒台ですから直線止まるのは当たり前として、最後の2Fグローリーヴェイズが抜け出そうとしたあたり
ここでルメールJの手腕が光ったと思います。
3~4角あたりで上昇したグローリーヴェイズは追い出しが早かった分最後に脚が止まった。しかしアーモンドアイは追い出しを遅らせ最後まで持たせることができたのは鞍上の手腕だと思いました。
能力の差は歴然で前目に付けた馬は軒並み後方へ下がっていく中アーモンドアイだけが一番いい位置で競馬できた3冠馬達の追撃を凌いだ。
着差以上に強い競馬だったのは言うまでもないと思います。
△コントレイルについて▼
正直パドックや当日の馬体を見たとき惨敗もあると思っていました。
ディープ産駒の細見がより細見に見えて菊花賞の反動がもろに出ているな
と、
返し馬も落ち着いているより覇気に欠けるといった感じでとても走る気配ではなかった印象でした。
この馬はレースがわかっておりゲートに入るとやる気を魅せるのか
レース内容はパワフルでした。
直線は他馬相手にどけどけと言わんばかりなコース取り
直線の大外一気。
馬場の一番いいところを突いて伸びてきて3冠馬の中では1番有利な進め方
だった印象です。
△デアリングタクトについて▼
このレース1番評価しているのがこの馬です。
レースでは最後の直線コントレイルに進路を塞がれ荒れた内側を鋭く伸びて3着は素直に評価できます。
また、エピファネイア産駒はよくソトファネイアともいわれており
外枠の好走が多かったことから初年度産駒が出た昨年からそう言われていました。
なぜ外かというととにかく揉まれ弱いということです。馬郡に入ると
もろさを出す産駒が多く今回もそんな懸念をしていた人も多いと思います
ですが、この馬に関しては逆に勝負根性を出すタイプだと今回思いました。
その勝負根性がこの馬の強さであり今回古馬相手に3着に持ってこれた要因なのではないかと思います。
次走でも積極的に買いたい馬でもあるのですが、エピファネイア産駒が
どこまで古馬になっても成長できるのかここも気になるところです。