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障がい児童向けラグビーイベント 〜初めての県外開催〜

みなさん、こんにちは!
先週、福岡のJapan Baseで1週間のラグビー合宿を行いました。その合宿中日を活用して、障がい児童向けのラグビー体験イベントを開催しましたので、今回はその様子についてお伝えします。

○浦安での経験から全国へ

僕はこの5年間、浦安で障がい児童向けのラグビーイベントを定期的に開催してきました(詳細は以前の記事をご参照ください)。

イベントを重ねる中で、試行錯誤を続け、徐々に形が整ってきた実感があります。そして、浦安にとどまらず、他県でもこうしたイベントを広めたいという思いを強く持つようになりました。

○福岡でラグビーイベントを開催した理由

約1ヶ月半前、私たち選手がJapan Baseで合宿を行うことを知りました。そのタイミングで「せっかく福岡で練習するなら、県外初のラグビーイベントをここで開催したい」と考え、準備を始めました。

○準備の流れ

1、グランドの確保
Japan Baseの関係者のご協力で、約1ヶ月前にグラウンドの使用許可をいただきました。

2、放課後デイサービス事業所への連絡
グラウンド近くの放課後デイサービス事業所をリストアップしていただき、練習後に手当たり次第電話をかけ、イベント開催の趣旨を説明しました。しかし、開催日が迫っていたこともあり、「既存のカリキュラムがあるため難しい」という回答が多く、正直なところ前向きに検討してくれる事業所は少数でした。

3、協力してくれた事業所の存在
それでも3つの事業所はカリキュラムを柔軟に調整してくださり、保護者の方々に連絡を取って了承を得た上で、イベントの実現にご協力いただきました。

こうして、多くの方々のご支援をいただいて無事イベントを開催することができました。改めて、Japan Baseの関係者の皆さま、事業所の職員の方々、そして児童・保護者の皆さまに心から感謝申し上げます。

○イベント当日の様子

イベントは大成功でした!
子どもたちがラグビーを本気で楽しみ、笑顔があふれる姿を見られたことで、「やってよかった」と心から思いました。あの笑顔で合宿の疲れも吹き飛びました!

○ラグビー体験プログラム

以下は当日のプログラムの内容です。
5分      挨拶、ラグビー説明
10分     ボールを使った遊び
10分     パスや走ってパス
30分     ラグビー体験(タックル、キック、トライ、ラインアウト)
5分       挨拶、写真撮影

パス体験
ラインアウト体験
タックル体験


日本人選手だけではなく外国人選手もオフ日にも関わらず快く参加してくださり、子どもたちにとって特別な思い出になったと思います。選手の皆さんにも心から感謝しています。

○今後の展望

今後は、全国各地でこのようなラグビーイベントを開催していきたいと考えています。また、子どもたちだけでなく、障がいのある子どもの育児に悩む保護者のメンタルケアを目的としたイベントも並行して実施していきたいです。

今回のイベントは、読売新聞西日本新聞にも取り上げていただきました。

このように少しずつ活動を広め、多くの子供達にラグビーの楽しさを届けられるよう、そしてラグビーを通して運動支援や発達支援に繋げていけるよう努力してまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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