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20年坐禅を続けた わたし流の坐り方|深く入るマインドフルネス瞑想のコツ
こんにちは。大慈坊です。
人によりけり、合う合わないがありますが、
私、20年坐禅を続けておりまして、
本日は、私はどのようにしているのか…
という所を僭越ではございますが、書かせて頂きます。
ただ、瞑想などは人それぞれ、合う合わないがございます。
ですので、あくまでご参考程度に。
時間・夜
私が坐る時間は基本的には朝。
たまに夜。
空腹時の方が深く入れます。
まず、夜でございますが、
私の住まいは、地方でございます。
夜の8時ともなれば、人気はほとんど無くなり、
夜10時を過ぎれば、町は静まり返ります。
夜に坐る時はだいたいこの22時以降が多いです。
深い所まで入る時は基本的に夜が多いです。
そして、そのような時は小一時間は坐っています。
今晩坐りたいな~
という日は、ご飯を少なめにするか、もしくは食べません。
断食しているときは深く入ります。
お酒を飲んでいるときに深い所まで入ることはありません。
ということもあり、お酒やめましたw
さて、坐り方ですが、
坐り方は後半にまとめますので、朝と夜の違うところ一点だけ。
『ロウソク』に火を灯します。
ロウソクの種類はアロマの時もあれば、仏壇用の時もあります。
ロウソク自体にこだわりはなく、
灯の中に入っていくこともあるので、それ用に使います。
無音ですので、深く深く内に入ります。
火をガイドにすることもあれば、
サードアイから入って、丹田に下りていくような…
本当に深く入る時は、簡単に言語化すると、
いわゆる「無」の状態に入るのですが、
ここまでいけるようになったのは、この数年です。
時間・朝
夏とか日の出が早い時期は、
明けの前に新聞配達のバイクの音が聞こえます。
日の出とともにまずは鳥たちが鳴き始め、
次に虫が騒ぎ出します。
調子がいいと、私もその時間に起きます。
朝起きて、歯磨き、顔を洗い、身支度して、
神棚を拝んで、
犬の散歩をして、
家の前を掃き掃除、
家の前の道祖神と、お日様に手を合わせ、
軽い運動をして朝風呂、
ご先祖様に線香をともし、ご挨拶をして、
そこから坐禅
朝の場合は20~30分位で深く入るということよりも、
イメージとしてはデフラグ。
頭の中のいらないものを整理整頓していく感じです。
朝の坐禅は深く入ることよりも、
自然と一体になることを意識します。
ですので、鳥たちの声に意識を向けることが多いですね。
鳥たちの声だけが聞こえる。
というイメージをしていくと、どことどこに鳥がいるな~
なんてところから、その鳥たちがいる木が意識に入ってきます。
自然のものだけが空間に存在する感じと言いましょうか…
そうすると、時折聞こえる周りの車の音や電車の音などが、
違う感覚で聞こえるようになります。
おそらくは、鳥や木が聞いている音というのかな?
なんせ、普段耳に入る音と違う感覚で聞こえます。
話は変わりますが、
家の庭や、山の中で坐禅をしたりすると、鳥が寄ってきたりしますね。
さすがに体に乗ったりまではありませんが、
深く入っていると、かなり近くまで来ることもありますね。
セッティング
坐禅の際にはマイ坐布を使用しています。
無ければ、座布団を半分に折って使います。
山などの時は調子のいい岩に坐ったり、
お尻の下に靴や、タオルなどを置いたりします。
家の中で坐る時は、
目の前に、家の横の駐車場から出てきた水晶を置きます。
なぜか、本当に出てきましたw
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さて、話は戻りまして、
朝ならば水晶と、時によってOSHOタロットを置き、
夜ならば水晶とロウソク、時折OSHOタロットを置きます。
それぞれの下には龍体文字のフトマニ図を敷きます。
坐り方
姿勢
私は体が硬いというのと、大柄なものですから、結跏趺坐ができません。
ですので、坐り方は半伽趺坐
あぐらをかいて、片方の足だけを太ももの上に置き、
上に置いた足は天に向けます。
で、坐って、左に右に体を揺らし坐りをよくする。
坐る姿勢はまっすぐ。
上丹田(サードアイ・松果体)
中丹田(みぞおち付近、やや下?)
下丹田(へそ下指三本分下、もしくは仙骨内側)
この三丹田が真っすぐになるように坐る。
手の位置
手は股の上でおわん型に重ねるか
膝の上に手のひらを上に向けて置き、親指と薬指をくっつける。
そこは気分次第で変わる。
いわゆる坐禅では、
おわん型を組み、手を重ねて、
親指と親指はギリギリくっつかないようにする。
と教えられるが、
そこに気を取られ過ぎてしまうくらいなら、気にしなくてもいいと思う。
ただ、力を込めて親指同士を押しつけ合うのは違う。
目
目はほぼ閉じます。
これも親指と同じで、
「半畳先を見る」とか「膝上がギリギリ見えるくらい」とか教わりますが、
これも親指と同じで「見る」という行為には特に意味がないので、
「とじてるかな~とじてないかな~」くらいで、
「薄目開けなきゃいけない!」と思うくらいであれば、
どちらでもいい。気にしない。
要は寝なければいいので、
意識がはっきりしているのであれば目は閉じてしまっても構わないと思う。
舌
そして、呼吸に入る前に、
舌は上あごにくっつけます。
上の前歯の後ろ位。口は閉じます。
鼻が詰まっているときは口を少し開けます。
私の場合、舌はもう癖になっているかもしれません。
普段から上あごに舌先がついています。
呼吸
呼吸は実にいろいろな方法があります。
色々調べて、やってはみましたが、
結局のところ、呼吸はいたって単純に落ち着いています。
鼻でゆーーーっくり吸って、
同じく、ゆーーーっくり吐く、
細ーーーく、長ーーーーく
ただ、呼吸というのは
大変重要なポイントでありそうな感じがしますので
この点はもっと追求したいですね。
意識
意識は、最近は松果体に意識を向けています。
首の頸椎と頭蓋骨のつなぎ目、とサードアイの中間ってイメージ。
最初の頃はサードアイの位置を意識していましたが、
最近は松果体。という感じに落ち着いています。
重心はみぞおち付近、いわゆる中丹田に置く
完全にみぞおちというよりも、
肋骨と肋骨のつなぎ目の骨のやや下。
おそらくは胃の上部付近ではないか…
お尻は外にクイっと出すというよりも、
仙骨を内側に入れて座骨に背骨が乗っかる感じにしています。
で、おそらくは大腸と小腸が触れるところ辺りだと思うのですが、
下丹田にクっと軽く力を入れるというか、
いわゆる、腹を据える。というのだと思います。
瞑想に入る
スタンスが整ったら、体の力を抜いていきます。
上から徐々に
サードアイ、脳、顎、頬、首、肩、背骨、腕、
腰、腹、尻、腿、膝…と順に抜いていき
フーーーーーーっと息を吐く。
そして、朝であれば自然界の音に重ね、
夜であれば、火の中か、内に入っていく。
内に入っていくイメージは砂時計のくびれの所みたいなイメージ。
この点は、らせん階段を下っていくという人もいますし、
本当に人それぞれだと思います。
そして、
自分自身が地球と一体になる。
体の感覚があるわけでもなく、
思考があるわけでもなく、
ただ、在る。という感じ。
朝の場合は、大体この辺でおしまい。
夜の場合はここからさらに深く入ります。
が、その点はまた今度。
まとめ
坐禅の時間は地球と一体になる時間、
地球と調子を合わせるみたいな感じでしょうか。
というか、人間も動物で、地球の一部な訳ですから、
地球と共に在ることに意識を向けるというか…
とはいえ、坐禅を始めた頃などは
頭の中の声が聞こえてしまったりしますよね。
あれやこれやと考えてしまったり、いわゆる雑念ですね。
そうした場合はもっとじっくり鳥の声を聴きます。
が、それでも、ダメな時もあります。
ま、そん時はそん時です。
それでも、いったん気持ちを落ち着かせたい。
みたいな時もあると思います。
そういう時は誘導瞑想的なものをYoutubeで聞きます。
ま、そこら辺は、また今度。
そうそう、坐禅の時の時間の目安はお線香一本分くらいですね
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
瞑想に関しては、もう少し書いていきたいと思っております。
よろしければ、フォローいただけると嬉しいです。
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