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原曲、聴いてる?--練習の考え方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

音楽の記憶

さて、いきなりですがクイズです。
ギターを始めたらおそらく多くの方が練習するであろうスピッツの「チェリー」という曲ですが、あの曲で1番最初に鳴る楽器は何でしょうか。ここで頭の中で曲が再現できていたらなかなかイケております。

少し思い出してみましょう。













正解は、ドラムです。

実際に聴いて確かめてください。ついでにそのあとのイントロのフレーズもしっかり聴き直してみましょう。余談ですが、再生回数1億回いってます。13年前の投稿なのにここ数日もコメントがついています。素晴らしいですね。

練習の初動について

もし、最初のドラムの音やイントロのフレーズが思い出せなかった方でも、「きみをわすれないー」でCとかGが弾ける方は多いと思います。これ何でこういう事が起きるかというと、曲を聞く前に何となくの記憶とコード表の情報で楽器を弾き始めるからなのですね。

これ、個人的にはあまり宜しくないと思っていまして、まずコード表、まずコード表ってなってしまうと、頭の中に音楽が一生流れません。つまり、コード進行は覚えられても、曲を覚えることはできないのです。世に出ているコードの流れが記載されたものは、明らかに情報が少ないです。五線譜の楽譜ならまだしも、そこにはメロディの情報すらありません。

この曲弾いてみたいなー、と思い立っていざコードを調べて弾いてみたとき、「あれ、実際どんな感じだったっけ?」ってなったことはありませんか?もしそういった経験があれば、明らかにその曲を聴く量が足りていません。音楽の情報が何より1番詰まっているのは、音源です。頭の中で鮮明に曲が流れるまで、繰り返し聴いてみてください。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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