【Java】型の変換【プログラム言語】
型の変換
演算子などは、原則として、左右の値が同じ型であることが前提です。
ただし、実際には、違う型に代入 や 違う型同士で計算 をさせてもエラーにならないことがあります。
たとえば、 double d = 20;
double型にint型の20を代入することができる。
String s = "あいうえお" + 10;
String型とint型を結合できてしまう。などです。
このような記述がエラーにならないのは、Javaが式を評価する過程で自動的に型を変換 しているからになります。
次回から3つの自動変換機能をお伝えします。
サンプルプログラム
public class j032 {
public static void main(String[] args) {
//double型にint型の20を代入する
double d = 20;
//String型とint型を結合できる
String s = "あいうえお" + 10;
System.out.println("double型にint型の20を代入:"+d); // double型にint型の20を代入:20
System.out.println("String型とint型を結合: " + s); // String型とint型を結合:10
}
}
実行結果
このように型を自動に変換処理して表示ができてしまいます。
プログラムダウンロード
サンプルプログラムをダウンロードしてテキストエディタで確認ができます。