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【種市勝覺著】怒らない習慣力【読んだまとめ】

イライラすることにいちいち振り回されていると、それが原因で仕事や人間関係のトラブルに繋がったりすることもあります。

怒る」とか「むかつく」といった反応はすべて、人間の受け取り方や考え方の習慣に原因があります。

だから自身の習慣を変えなければ、これから先もちょっとしたことにイライラし続けることになります。

自力と他力の違いを理解する

自分が関与できることを自力、自分には関与できないことを他力といいます。

自分の感情をうまくコントロールするには自力と他力の違いを明確にする必要があります。

自力タタ力は自分を中心とした輪の中に広がっています。

自分を中心に広がっているのが自力の輪

その外側に広がっているのが他力の輪になります。

自力の輪の中に含まれていてるのは、現在の自分の行動や考え方などです。

他力の輪の中に含まれることは、他人のことや自分の未来や過去です。

他力の範囲のことで怒ったりイライラしても自分にはなにもできないです。

だから、どうしようもないことに心を振り回されるよりも、私たちは自分がどうにかできる範囲である自力に集中すべきです。

人は心の枠からはみ出るとイライラする

人間は心の枠からはみ出るようなことが起こると怒りや悲しみなどの感情が生まれます。

心の枠とは・・・簡単にいえば「許容範囲」みたいなものです。

人間がイライラするのは、起こった出来事が心の許容範囲を飛び出したときに出るということです。

心の許容範囲は、自分の信念によって決まっています。

なので、人の信念で「こうあるべき」「こうでなければならない」という考え方で変わってきます。

この「絶対○○であるべき」の範囲が狭いほど、心の枠が狭くなります。

つまり、心の枠を広げるためには自分の考え方を変える必要があります。

想定外=面白いことが起こったと考える

心の狭い人は、完璧主義者的な傾向があります。

完璧主義者は、自分の信念から外れるようなことがあれば「ありえない!」と考えてしまいます。

だが、どんなに完璧な環境でも想定外のことは起こります。

完璧は存在しない、すべてのことが起こりえます。

想定外のことが起きたらそれに対して拒絶反応を示すのではなく、「面白いことが起こった」と考える癖をつけます。

起こったことは変えられないから、自分の考え方を変えてみることです。

意識のフォーカスを変えてみる

同じことでいつまでもイライラしている人は、意識がその出来事に向き続けている状態なんです。

嬉しいことなどに意識が向くようになると、嫌なことを忘れられるものです。

結果や他人に期待することをやめる

他人にイライラするという人というのは人に期待をしすぎることです。

どんなときでも、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもあります。

なのに、その結果をコントロールしようとするから、失敗した時にイライラするわけです。

こうやって他人にイライラしないようにするためには、この期待を捨てることが大事です。

結果は全て他力の範囲内にあり、全ては天が決めることです。

余計な期待は相手にも迷惑ですし、自分自身のためにもなrなあい、そんなモノは捨てましょう。

妄想という尾ひれをつけない

人は他人から何かをいわれて、イライラしたとき、主観で解釈しがちです。

そうすると、言われたわけでもないのに、勝手にいろいろ妄想して「あの人は自分に対してこう思っているからこんなひどいことを言ったんだ」とそれがあたかも本当のことのように思い込みます。

人はイラッとすると、つい相手のことを「悪意を持った敵」とみなしてしまいたくなります。

そうすると相手が言った言葉に妄想で余計な解釈をつけ足してしまいます。

人から何かを言われてイライラする経験が多い人は、相手の言葉をそのまま解釈できているかもう一度考え直してみましょう。

自分ファーストでわがままに生きる

自分が満たされていないと感じている人ほど、周りの人に嫉妬したり、周りの人がうまくいったりするとイライラするようになります。

余計なことに振り回されて、自分のやりたいことが優先できていないと、余裕がなくなってイライラしやすくなります。

やりたくない仕事を断れなかったり、他人のわがままを聞き続けたりなど、他人を優先して自分を二の次にし続けると、ストレスが貯まってどこかでムリが出ます。

そんな生活を辞めてもっとわがままに自分がやりたいことを優先して生きていけばいいのです。

自分のやりたいことをしっかりできていれば、心は満たされるようになるし、自分の自尊心も育っていきます。

常に正反対のことを考える癖をつける

何かを目にして、思考が浮かんできたら「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と考えみます。

人間は1つのことに目がいっているときに、他の部分に目を向けられなくなります。

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