【昔話】高校時代の罰ゲーム

風が強く、少し肌寒く4月半ばとは思えぬ温度にどんな服装が適してるのか…悩みますね!

さて、本日は高校時代のお話

登場人物は
【シマ】【山口】【とっつぁん】

高校時代、休み時間にトランプゲームの「大富豪」が流行っていまして

授業が終わると5〜6人集まり大富豪スタート

がいつものルーティンになり飽きてきた 

ある日

シマ「大貧民で負けた人罰ゲームにしよう!」 

まあ最初は簡単なものだった。

例えば一発芸

例えば尻文字

簡単で笑えるものだった。

しかし

ある日、学校の先生から

「トランプ禁止令」がでた。

先生の判断は正しかったとおもう。

エスカレートする前に辞めさせる。まあ当たり前だと今なら思うけど

高校時代は

「なんでやねん!」

と思っていました。

担任の先生は優しい人で

本日、禁止令が発表されたけど。

急にやめろは可愛そうだと

今日までは許してくれた。

いい先生だ。

さて、最後の大富豪。

罰ゲームも考える。

最後だから思いきろう。と
 でもみんな根はいい人ばかりなので

僕たち2年で目の前の教室は1年生

なんか一年生の女の子は可愛く見えたものです。

よし!負けた人は

一年生の女の子をナンパしに行くと言うものになった。

ナンパと言っても可愛いもので話しかけるでオッケー!
それくらいウブの集まり…

さて勝負!

ここまで白熱した大富豪をしたことは今までもこれからもないでしょう

なんと…とっつぁん大富豪でゴール!

平民でシマがゴール

山口が大貧民に。

と言うことでナンパは山口に決定!

僕たちはワクワクしていた。

なぜかと言うと、
山口が行く→俺らがフォローにいく。
「ごめんなー。コイツが迷惑かけたなー」
とか言って女の子と仲良くなれるかもしれないと言う

ゲスい考え

特にとっつぁん、シマには溢れ出てたことでしょう。

キーンコーンカーンコーン

授業が始まるので、その場は解散

さて、次の休み時間かなーとワクワク。

ん?

んん?

んんん!?

山口は立ち上がり

目の前の1年教室に入っていく

「やばい!」

そう。大富豪やっていたメンバーは悟る

「山口はアホやった。」

後で

という言葉が無く、すぐ行ってしまう…

立ち上がる大富豪メンバー

ときすでに遅し

山口はタイプの女の子の前に行き、

目の前に立つ。

一言目

山口「なぁ…」

声ちっちゃ!

女の子はビックリして声が出ていない模様。

山口「なぁって…」

まだ行くか?笑

先生も近づいてきた。

女の子が声を出す前に

山口「じゃあな」

と言って

教室に戻ってくる。山口は

一年生のドアを、開けた瞬間

右手を高らかに上げて

山口「やったぞー!」

と言う。

大富豪メンバーはこう思う。

「なにを?」

一年生の教室からザワザワ聞こえる。

やばいと思い教室に戻ってきた山口を全員で

抱きしめる。

一人は
「よくやった!」

一人は
「なんでいまやねん。」

一人は
「たぶんなんにも伝わってないけどよくやった!」

山口は
「無視…された…」

とっつぁん
「たぶんなんにも聞こえてないだけや!」

と‥かれを称える。

すでに先生が来て出席をとっていたが

お構いなく抱き合ったことを思い出す

春の午後ですね。

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