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夢で何度も言えた言葉なのに

SUGAR BABY LOVE (3:48)

詞:WAYNE BICKERTON 曲:TONY WADDINGTON 編曲:鷺巣詩郎
日本語詞:JOE LEMON
<フジテレビ系ドラマ「熱っぽいの!」主題歌>
  C/W 風の前奏曲(プレリュード) (4:42)
  作詞:JOE LEMON 作曲:見岳章 編曲:鷺巣詩郎
  <フジテレビ系ドラマ「熱っぽいの!」挿入歌>

デビューシングル。ザ・ルーベッツ「SUGAR BABY LOVE」のカヴァー。
昭和63年4月27日発売。11週チャートイン。最高位20位。

デビュー曲からして洋楽のカヴァー。ということで最初からWinkの方向性は定っていたかのようにも思われるが、実はこの曲、有名なスタンダードで(たしか以前キャンディーズもカヴァーしていたはず)Winkにふさわしい曲を発掘してきたというわけではない。振り付け(今DVDで見ることのできるライヴの振り付けじゃありませんよ。オリジナルの振り付けです。わたしは一度だけテレビで観たことがある)やPVの作りを見ても、とにかく元気一杯、というありきたりのアイドルの作り方をしている。ドラマの主題歌という大きな仕事が取れたので、とりあえず急いでデビューさせてしまおうと作られた、というのが実態であったのではなかろうか。


アマリリス (3:53)

詞:森雪之丞 曲:佐藤健 編曲:鈴木茂
  C/W 迷子のロンリー・ハート (3:50)
  作詞:森雪之丞 作曲:木戸やすひろ 編曲:若草恵

昭和63年9月7日発売。4週チャートイン。最高位30位。

タイアップなし、オリジナルの楽曲。こうなると苦戦は目に見えているから、何とか特徵を出そうとアコースティック・フォークに挑戦。悪い曲ではないが、ジュンとネネとか、ベッツィー&クリスとか、往年の女性デュオをなぞったみたいで、Winkの特質にはあまり合っていない。どうやって売ろうかと試行錯誤する様子が伺い知れる。もっとも彼女ら自身にはお気に入りであったのか、平成4年の"Sapphire"ツアーでは翔子が「わたしたちの大事な曲」と紹介していた。
この曲はPVが作られていない。今日「WINK VISUAL MEMORIES」に收められている映像は、たぶん平成2年ころの屋外イベントの映像を合成したものだと思われる。


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