生きている
チルな気分になると変なことを考えたりします。
最近暑くなってきて蚊が増えてきました。田舎なので蚊が多い気がします。蚊って二酸化炭素であったりにおいとかからそこに動物がいることを認識して寄ってくるんだそうです。他にも犬と散歩していても、急に止まってにおいの方向を探り始めたりしますよね。においや自分から出てくるものって世界にいる証じゃないかと思うんです。またそれが誰かに認識されることで存在していると認知されているように考えます。
そういえば最近ようやく梅雨っぽくなってきました。風が強かったり、雨がざあざあと降ったりするようになってきましたね。そういう日って、なんだか自分のにおいや自分から出ている物質がかく乱されて彼らにというか、世界に届きにくい気がするんです。そういう日ってなんだか世界と自分が分断されていて、自分の存在に誰も気づいていないような気もするんです。
その誰も気が付いてくれていない気分がとても心地よくて。誰にも見られていない気がしてすごく楽に感じます。
TOEICの初めての受験のスコアが返って来ました。散々な結果で嘆いていたら院生の先輩にこれしろと言われアプリを紹介されてそれを始めました。めきめきとスコアが上がっていって、まあ予測のスコアなんですけど、一週間弱でもう100点くらい上がりました。先輩様様であります。次がラストの受験で、(僕は大学院に進むのですが、その受験にはTOEICのスコアがテストの点数として計上されます。その提出期限に間に合うのが次の受験)ここでなるべく高得点を取ってアドバンテージを稼ぐ必要があります。もう英語漬けですよ。
そういえばここでもよく話していた彼女と別れまして。昔彼女からもういらないともらったタバコが数箱あるんです。そんなタバコを時々ぼうっと吸うんです。そんな時は決まって雨が降っている日や風の強い日で。彼女といた証というか、うーん、別に特段タバコに思い出があるわけでもないんですが、もらったそれを吸うのが、世界に届くのがすごく嫌で。じゃあ吸うなという批判を受けてもしょうがないのですが、でもなんだか消費してやりたくなるんです。そういうとき僕はサカナクションの「ルーキー」だったり、フジファブリックの「Stockholm」であったり、andymoriの「誰にも見つけられない星になれたら」だったりを聴いてぼうっとしています。そんな今日この頃の僕であります。
さっき庭と家の間にあるすのこで体育すわりをしてぼうっとしてたんです。絆創膏が目に入って。というのも一昨日自転車で転んで右ひざをかなりすりむいちゃったんです。家にある一番デカい絆創膏でギリでした。絆創膏を貼ってから二日も取り換えずに放置してました。絶対痛いし取らない方がいいんだけどどうなってるのか気になってちょっとだけはがして中身を見てみたんです。そしたら思った通りにどろどろになった血がグロテスクにネバっとしてたんです。気持ち悪いなと思いました。でも自分でしようとも思っていないのに勝手に血がここに集まってきて、ばい菌と戦ったり傷を治そうとしているのが、すごく生を実感できて小さな神秘だなと感じました。
ちょっと修正しました。ではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?